2020/02/16 20:24

こんばんは。日曜の夜をいかがお過ごしでしょうか。
UNSCENE magazine編集部の半田です。
今回も僕がレポートを(書ける人が書いていこう制度ゆえ)。

今回は写真をテーマに小話をお届けしようと思います。

UNSCENE magazineは編集長の北原くんを含め4人のメンバーで制作を進めています。
役割もだいたい決まっていて取材・執筆は全員がしつつ、北原くんがカメラマン、窪田さんがデザイン、倉本さんと半田で校正や文字面に関わることを担っています。

基本的にはこの分担に沿って作業を進めていますが、プロジェクトというもの、スムーズに事が運ぶということはなかなかありえず。なのでスケジュールやお互いのタスクを確認しつつ、助け合える部分は助けあっていこうの精神で仕事を進めております。

たとえば雑誌に必須なものである写真。UNSCENE magazineでは写真撮影を北原くんが担っていますが、彼自身いつもスケジュールが空いているわけではありません。また、屋外や自然光を必要としている撮影の場合、個人の予定だけでなく天候にも左右されてしまいます。リスケに次ぐリスケ…迫りくる〆切…。それゆえ、他のメンバーが取材も兼ねて撮影することもあります。

先日、僕も一日カメラマンになりました。写真撮るのすっごい苦手なんですが。
僕、メンバーの中で一番写真を撮ってきたことのない人間なんですよ。写真なんてNIKONのコンデジが壊れてからiPhoneでしか撮らない。あまり意識してものを撮るなんてことを普段からしないので。しかし、スケジュールもありますしそこは腹をくくってパシャパシャとシャッターを切ってきました。

一日やって気付いたんですが、写真撮影ってすごく疲れますね。誌面の構成に合う写真、揃えておきたい写真、今の一瞬しか取れない写真。それをどうカメラの画角の中に収めるか。これはトリミング前提か否か、写真の中に文字が入る隙間を用意しないと…と考えることがいっぱい。それらを一瞬で判断しながら目の前のシーンを切り取っていく。あらかじめ構図を考えて臨むとはいえ、実際の撮影に臨むと思い通りにいかないことの連続。自分でも気付かないほどの集中っぷりゆえ路地の段差につまづいたり。

「カメラマンすげー!」と世のカメラマンへの尊敬が止まない一日でした。

それとともに写真撮るの楽しいなって思ったんです。偶然にも意図しない「これだ!」という画が撮れたときの喜び。撮影目的のものでなくとも、このシーンはカメラに記憶しておきたいという気持ち。自分なら目の前のシーンをこう切り取るというこだわり。

また、カメラによっても撮影される画が異なること。同じシーンを見ている(撮っている)はずなのに、結果として写真として再現されるシーンはカメラによって違う。今回は北原くんからFUJIFILMのミラーレスを借りて撮影しましたが、これを違う人の違うカメラを使ったらまったく異なる画になる。撮影者の個性×カメラの個性で浮き上がる現実の像は変わってくる。そう考えたら楽しくて。

僕らの目に移る現実が個々人によって違うように、ファインダー越しの現実も個々人によって違う。

「リアリティ(現実らしさ)」の迫り来る強度は、個々人の抱いている「リアリティ」というイメージを反映する。撮影をしていてそんなことを感じました。

自分で撮影して以来、カメラ買いたい欲が湧いてきました。
目の前の一瞬のシーンを記憶しておきたい、それを文章以外の方法で。そんな風に思っていた矢先に気付いた写真を撮るおもしろさ。それに、今後もライター/エディター的な仕事をする場合、「撮影もできます」って自信持って言えるのは強みになりますしね。

ケチな僕がついに財布の紐を緩めるときが来たか…。

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半田孝輔 Editor/Writer
31歳、本と映画と音楽が好きなランニング男子。
Web・紙媒体問わず取材・記事作成、イベント企画・運営を行う。
instagram:@kosuke_hanchan
note:https://note.com/kounosuken
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