皆さんこんばんは。ご無沙汰しています。倉本です。突然のウィスキーの写真はMAPページでお伺いしたお店でのアザーカット。少しだけ撮影もさせてもらったのですが、やっぱり写真って楽しいですね。難しいからハマると楽しい。というやつかもしれない。サーフィンなんかもそうらしいですね。奥が深いものです。さて、ちまちまとした校正作業やらグッズの制作段取りやらをようやく終え、いよいよ入稿前夜となりました。そわそわして眠れずにレポートを書いています。予定通り明日には入稿できるのかしらん?何事もなく納品されることを祈りつつ…少しだけ、編集後記に寄せた文章を紹介させていただこうと思います(自分が書いたやつ…)。表現について。『私、高校の時、めちゃめちゃ頭がいい友達がいて。「俺、AKBに会いたいから東大行くわ」って言って本当にストレートで東大行っちゃったんだけど、(中略)何かを表現することは、その人が生きる上で「必要なこと」でないと、面白くもなんともないんだなって思う。推しがいないと死んじゃうとか、歌わないと死んじゃうとか、書かないと死んじゃうとか、ね。それでいいっていうか、「それがいい」んだなって。(中略)で、結局なに? って言われるかもしれないし、どこにどう届くかわからない。でも何かを表現したいという欲求って、結局そんなもんでいいのかもしれないな。…なんてことをここまで書きながら考えていました。』 とまあ高校の時に出会った変態の話を引き合いに出して今自分が感じていることについて話をしました。それっぽいもの、とかじゃなくて、その人にとってどうしても必要なもの。それが一番大事。(大事マンブラザーズ) この雑誌、私と半田くんがいるので、文字文字しいものになっていることは、知っている人には想像に易いことかもしれませんが…なかなか読み応えのあるものになったんじゃないかなと思っています。と、言いつつお気に入りなのはSNAPページとかです。(マジです)書くことより削ることの方が難しいんだよなぁ写真は全然関係ないCAMP FIREで担当してくれた宮下さんと安心雑誌の半田くん@夜booza しかし発送作業のため改めて支援者リストを確認していると、もう本当にお世話になった方々ばかりすぎて…「届けるのが楽しみ!…いやまじで不安ほんと無理!」と気持ちのジェットコースターが大変なことになっています。そんなてんやわんやの私たちの手元から…みなさんへこの雑誌が届くまで。もうしばらく、もうしばらくお待ちくださいませ…! 倉本亜里沙 Editor/Writer29歳、大学進学で福岡へ、就職で U ターン。書店で働く傍ら、みやざき一箱古本市(過去7回開催)・読書会 bibliothequeなどの読書文化普及のためのイベントを主宰。現在は宮崎を拠点にEditor/Writerとして活動中。Instagram:@ kuramoto_honten
宮崎 の付いた活動報告
『UNSCENE magazine』編集長の北原です。いよいよこのプロジェクトも最終日。たくさんの方々にご支援をいただき本当に嬉しいです。現在39名の方々に賛同いただいてます。ご支援いただき本当にありがとうございます。今回は僕がインタビューをしたMiho Kozumaさんを紹介します。彼女は僕と同い年の23歳。初めて彼女を知ったのは2018年に開催していた個展がキッカケです。とてもキラキラした写真やタトゥーシールを並べていてすっごく綺麗で洗練されつつも、どこか色気を感じられるような展示風景から「今までこんな子が何処にいたんだ!」と驚き、その後から元々美容師で東京から宮崎に帰ってきたばっかりで開催をしたという話をきいてまた驚きました。行動力!!そんな彼女のNUIT(ニュイ)というブランドは、宮崎のとってもキラキラした光を取り込む独特な世界観を表現した、オリジナルのタトゥーシールやアクセサリーをオンラインで販売し、様々なところでPOPUPを開催しています。今年はほとんど毎月東京と宮崎を行ったり来たりだったとか。来年ももうすでにPOPUPを予定しているところがあるとか…ほんとすごいな。23歳でここまでの独自の感性や行動力を持つ人はなかなかいないと思います。彼女の審美眼がどこからインスパイアされたのか、これからNUITというブランドで、Tiyokiちゃんと同じ「フリーランスで働く女性」としてどうなっていきたいのか。そんなお話を聞かせてもらいました。とってもたくさんのことを考えていて、もっと自分もしっかりしなきゃと身を引き締められました。実はインタビューを進めるうちに同じ高校出身だったことが判明。もしかしたら廊下ですれ違ったりしていたのかもしれません。もっと早くお友達になっていたかったな…残り1日ですがまだまだ紹介したいことが! たくさんあるのでもう少しお付き合いください。もうクラウドファンディングの終了まで24時間切ってしまいました。まだまだご支援を受け付けています。僕らの活動に共感していただける皆様のご支援をお待ちしております。ProfileMiho Kouzuma/コウヅマミホ宮崎出身 日本美容専門学校 卒業。現在は宮崎を拠点にNUITというブランドを立ち上げタトゥーシールやアクセサリーをオンラインで販売。NUITは原宿ラフォーレwhite gallery・福岡wichme selct shop・天神コア・など様々な都市でPOPUPを開催。
こんにちは。『UNSCENE magazine』編集部の半田です。前回の倉本さんのレポートにもありましたが、クラウドファンディングのプロジェクトも今日を合わせて残り2日。30名以上の方にご支援いただいています。頭が上がりません、本当にありがとうございます。パトロンさんのコメントも4人で読んでますよ〜。励みになるんですよ、これが。引き続き応援とご支援のほどよろしくお願いいたします。さて、僕がインタビューした方の中からお一人紹介。柏田日向子(かしわだひなこ)さん。18歳の現役高校生です。お菓子作りが好きで「Hinasweets」という屋号&アカウント名で活動。インスタグラムアカウントのほかにクックパッドにてレシピを公開しています。お菓子好きもそうでない方も、一見の価値あり。知り合ったのは僕がよく行くコーヒー屋の一つ、GARAGE COFFEE。容姿に幼さは残るものの、その話す内容の大人びていること。まだ高校生だと知ったときには驚きました(高校生を舐めているようでちょっと失礼ですが)。たまにお店で会うたびに「お菓子作ってきたんですよ〜」とパッケージまでこだわったお菓子をくれたりして。それがまたおいしいんですよ、ほんと。いつか深堀して話を聞けないだろうかと思っていた矢先にこんな機会をいただいて。改めて話を聞いてみると、日向子さんの感性や考えていることの凄さに気づきました。え!? 高校生でこんなに物事ちゃんと考えられて、しかも言語化できて自分のやっていることや好きなことの理由を語れる子っているんだな〜と。高校生のころの自分を思い返してみてちょっと悔しかったです笑「大人」や「高校生」って肩書きをなくして、お互い一人の人として話をできた時間でした。教えられることが多かったなあ。って書いていますけど、僕はべつに彼女の「よいしょ」をしたいわけではなくて。話を聞いた人間として彼女をリスペクトしています。そして幸運にも僕は彼女の存在を知っていましたが、たぶん見えていないだけで彼女のように物事をしっかり考えられて自分の言葉を持っていて、自分の好きを追求している10代はいるはず。 彼女がどんなことを語っているのか、それは『UNSCENE magazine』の完成をお楽しみに!柏田日向子Instagram:@hina__sweetscookpad:https://cookpad.com/kitchen/17394218-----------------------------------------------------------------半田孝輔 Editor/Writer1988年生まれ。東洋大学文学部哲学科卒。宮崎に帰郷後、NPO法人にて若者支援活動を経験。現在は地域起こし系の仕事で企画・編集・ライティングを行う。ほか、映画や本など文化系イベントの企画・運営に携わる。Instagram:@kosuke_hanchannote:https://note.mu/kounosuken
こんばんは。『UNSCENE magazine』編集部の窪田です。昨日はクリスマスでしたね~!我が家では娘に初めてのサンタさんが来てくれましたよ。ありがとう~サンタさん…来年は私にもプレゼントを忘れないでね(笑)って、ふざけてないで早速、本題へ今回は雑誌で取材させていただいている方をご紹介したいとおもいます。本誌でインタビューしているのは、現役の高校生から20代後半の方々。私たちと同じ若者たちです。これからの様々なシーンの担い手になる上で、どういった考えや視点を持っているのか、そして少し先の未来である「これから」をどうを捉えているのか様々なシーンで活躍する若者にインタビューや対談が紙面を彩る予定です。そして今回の対談ページは、20代後半の2組の若者たちにインタビュー。まず1組目は東京に住む2人、takuros__さんとkunt.handlethisさん。とにかくセンスとかっこよさの塊のようなお二人のお話。ただただ地元(宮崎)がつまらないから東京にいるんだ!ってそんな簡単な理由ではなく、彼らが求めるモノやコトが東京にある、ただそれだけなのです。そう誰もが人生で成し遂げたいことが生まれ育った場所でできるとは限りません。それを追い求めて実現していける人って、本当にすごい。お二人の対談は必見です!(ちなみにこのお部屋はtakuros__さんのらしいです。私もこんな部屋に住んでみたい…羨ましい)彼らの他にも、・「sayonarablue」浮遊感ただよう温度の低いアンビエントを感じさせる独特なサウンドのsayonarablue「feel a faint your mind」というミニアルバムを全国リリースし、拠点を東京に移し、全国区での活動を控えている彼らの「これまで」と「これから」についてインタビューしています。みなさん魅力的でこれからを担う若者たちばかりです。ただ真っ直ぐに好きなものを追求し楽しむ人、悩みながらもがきながら自分の将来にぶつかっていく人…どのページも読み応え満載です(紹介下手くそか…語彙力のなさが出てしまっている…泣)また今回は私は記事に加えて雑誌のデザイン制作も担当することになっております。(ちょっぴりプレッシャーですが…いや結構プレッシャー笑)私ができる最大限のパフォーマンスで、ページをめくるたびにワクワクできる1冊になるように作らせていただきます!倉本さんと半田さんの記事と、北原編集長の写真がより魅力的になるように娘を横目にパソコンカタカタする毎日。この雑誌がみなさんの本棚の一軍選手になれますうに。。PS:宮崎市の様々なお店にて、このプロジェクトのポスター(北原編集長渾身のデザイン!)を貼っていただいております。ご協力ありがとうございます。またチラシも配布中です!見かけましたら手にとっていただけると嬉しいです。さてプロジェクトも残り4日!最後まで走り切りますよ〜。
こんばんは。『UNSCENE magazine』編集部の半田孝輔です。12月25日。世はクリスマスですね。これを読んでいる皆さんは昨夜を含め、どんな夜をお過ごしですか?僕はとくにパートナーもいないので、仕事が終わったらロンリーでアローンです。もうね、オンリーでロンリーでグローリーって感じのヒトリノ夜を過ごしています。雨は夜更け過ぎに雪へと変わる気配のない、土砂降りの宮崎からレポートをお届けします。閑話休題。さて、今回は「街をふらつく」ということをテーマに書いていこうと思います。前回、僕のレポートで街をふらつくということについて少し触れました。僕は人が歩きまわること(流れていくこと)とカルチャーの成熟度は相関すると考えています。東京で学生生活を謳歌していたとき、僕は街をぶらぶらとふらつくことを覚えました。東京って宮崎と違って電車やバスといった公共交通機関がとても便利です。そして宮崎に比べ運賃が安い。なので車ではなく基本は電車やバス移動、そして徒歩。習慣的に歩くことが多くなります。また、街と街との距離が電車に乗るほど離れていなかったりするため運賃をケチって歩くことも多い。僕はよく電車賃をケチってどこまでも歩いていました。そうやって歩くことが多くなるといろいろな発見があることに気付くんです。街と街とをつなぐ道。大きな建物もなく土地の名前だって聞いたことのない一見地味な場所。だけれど、次の街へと着くまでにユニークなお店がいっぱいある。毎日そこを通れば人の顔も覚えてきて「あそこのおばちゃん今日も元気だな〜」とか「あ、今日も民族衣装着てストリートライブやってる〜」とかストリートの出来事にいちいち反応したり、どこかノスタルジックなものを覚えたり。街の中を歩けば、大きく人がいっぱい歩いているメインストリートではなく「裏路地」の存在を知って、探検するようになりました。そのうち裏路地の魅力にどっぷり浸かるんです。だって裏路地ってめちゃくちゃおもしろいし、それこそカッコいいお店があったりするんですよ。目に入るものは何もいいものばかりではありませんが、不穏な空気も含めてそこには人々の生活があって、何か得体のしれないゾワゾワとワクワクが混ざった、今にも何かが生まれそうな(起きそうな)パワーが宿っている。そういうところには間違いなく、おもしろい人がいて、おもしろい場所があって、僕はそれらに不意打ちのように出会って驚かされて、ワクワクを覚えてその場を去っていくのでした。僕はこのような体験を街をふらつくことなしにはできませんでした。だって、車でもなんでもいいんですが乗り物に乗っているときの速度や視線の高さでは発見できないことがたくさんあったんです。ふらつく・歩くというスピード感、自分の目の高さで景色が映り込む感じ、自分の足を使っているからこそくる体感と疲労感。予期せぬ出会いの連続から街の魅力を体に吸収していくのでした。ふらつくことの味をしめてからは、宮崎に帰ってきてからも徒歩で街を右往左往するように。その結果として、僕は素敵な人や場所とたくさん出会うことができて、「何もない!」と言われるこの宮崎にいることを肯定的に捉えらるようになりました。古本屋、ミニシアター、服屋、コーヒー屋、バー、ご飯屋、お菓子屋…etc。枚挙にいとまがない。その一つ一つの濃ゆい〜こと。なんだ、おもしろい人や場所は存在するじゃんって。別の視点や目線が入ってきたというか。あ、田舎でもいいじゃんって。変に都市化する必要もない。変に発展していく必要もない。ちゃんとこの場所にもカルチャーの息吹がある。街に限らず人々が毎日を過ごす「まち」に大切なことは変に外見が発展していくことじゃないんだって。実は大都会東京を経験していたためか、戻ってきて2年くらいは宮崎や宮崎にいる人を低く見ていた時期がありました。今考えるとだいぶ奢りがそこにはあった。出会いを通して、マウントを取るような態度が少しずつ溶けてきました。2020年には宮崎駅前に大型商業施設ができますが、それが街に人の流れをもたらすものであることを切に願います。街に人がくるのであればその場所で完結せずに歩きまわることを。そこでいっぱい出会って不意打ち食らってカルチャーショックがどこそこで起きてほしい。車を乗り捨てよ、街をふらつこう。あ、ちょっと雨が上がってきたみたいだ。P.S.UNSECNE magazineのインスタグラムアカウントができました。これから制作過程を随時アップする予定です。みなさんフォローよろしくお願いします。@unscenemagazine