ガーナで屋台を始めると・・・
予想外のことがたくさん発生します!!!
例えば、、
テントを建てたスペースは土地を契約し、契約書も受け取っていました。にも関わらず、なんと後日、同じ土地の契約書を持っている靴屋さんが現れたのです。
警察の友人と土地登録機関に足を運んだのですが、結局政府のスタッフ側に問題があったらしく、靴屋さんとからあげ屋さんが1つ屋根の下で仲良く営業することに・・・笑
さらに、少し気を抜くと、隣の人形屋さんに侵食され始めたりもしました。
その対策として、テーブルを置いたり。
途中からは靴屋さんとも人形屋さんともとっても仲良くなっていったのですが、最初数日は必死にスペースのせめぎ合いをしておりました。笑
さらには、土地ダブルブッキングの一悶着から2,3週間経ったころに、久しぶりに土地登録機関のスタッフがやってきたと思ったら、「2店舗分のスペースにテント建ててるから追加でお金を支払え。」と言ってきたり。
口論の末、支払いはせずに済みましたが、こんな不思議なやり取りが何度もありました。一難去ってまた一難の無限ループをRPG気分で楽しんでいました。笑
他にも、初めて雇ったスタッフが出勤2日目に失踪してしまったり、仲良くなった子供にお金を盗まれてしまったり、他にもいろいろハードシングスがありました。笑
(この時は、盗める状況を作ってしまったことを反省しつつ、初体験だったので対応の仕方に悩みました。早速盗んだお金でエアガンを3つ購入したらしく、お金は返ってこないけれど、反省してたのでとりあえず許すことに。二度目は母親に言うよと固く約束しておきました。)
異国の地で屋台をやるのは、すごく楽しい。けど大変。けどやっぱり最高に楽しい。そんなことを感じながら、少しずつガーナへの理解や学びを深めていく日々。
そしてもちろん、トラブルだけではなく、お客さんとたくさん話したり、気になることを試したりする中で、毎日のように新しい発見がありました。
いろいろな学びがありましたが、ガーナでローカルな屋台をやって得た一番大きなものは、現地の方の感覚かと思います。
未知の国の人たちは、何が好きで何に喜びどんな金銭感覚でどんな考え方なのか。日本だったらある程度イメージできることでも、ガーナのことは最初は全くわからなかった。金銭が発生するリアルなやり取りに日々向き合ってきたからこそ、現地の感覚を肌で感じることができたのかなと思います。
そして、いよいよ店舗レストランへと、次のステージに進んでいきます。屋台での学びを生かして、全力で楽しみながら一歩ずつ進んでいきたいと思います。
小さな屋台から、アフリカを代表する「おいしい会社」へ。
温かく見守っていてくれたら嬉しいです。まずはクラウドファンディング最終日まであと4日間、どうぞよろしくお願いいたします!