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”親を頼れない子どもたち”の自立支援を全国に広げるプラットフォームをつくりたい

キャンプファイヤー 寄付型のバッヂ

全国すべての“親を頼れない”子どもたちが、人とのつながりを通じて自立への道を歩めるよう、支援をもっと広げたい。2020年春、社会へ巣立つ子どもたちに贈る生活必需品購入と、支援拡大のためのプラットフォーム開発に、力を貸してください!

現在の支援総額

6,190,000

123%

目標金額は5,000,000円

支援者数

309

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/09/13に募集を開始し、 309人の支援により 6,190,000円の資金を集め、 2019/11/28に募集を終了しました

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現在の支援総額

6,190,000

123%達成

終了

目標金額5,000,000

支援者数309

このプロジェクトは、2019/09/13に募集を開始し、 309人の支援により 6,190,000円の資金を集め、 2019/11/28に募集を終了しました

全国すべての“親を頼れない”子どもたちが、人とのつながりを通じて自立への道を歩めるよう、支援をもっと広げたい。2020年春、社会へ巣立つ子どもたちに贈る生活必需品購入と、支援拡大のためのプラットフォーム開発に、力を貸してください!

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巣立ちプロジェクト2019~第2回「しっかりさんの健康管理」@埼玉ブランチ

児童養護施設を来年の春に退所予定の高校3年生、4年生を対象にした『巣立ちセミナー』第2回が開催されました!ひとり暮らしになったら、自炊も必要だよね。睡眠やストレスとの向き合い方も上手にしないと、心と身体の健康は維持できません。というわけで、第2回は「しっかりさんの健康管理」調理実習とその他健康管理の豆知識を一緒に勉強します!

◆まずは、自分が何を作るかを確認!

おはよう!という挨拶とともに一番に確認するのは、席順と今回自分が何を作るかです。巣立ちの第1回で第3希望まで出しましたが、果たして自分の作りたい料理になっていたかな?

今回、埼玉ブランチでは、「そぼろ親子丼」、「チキンソテー」「鮭のホイル焼き」の3種類に班が分かれました。

◆お買い物前の作戦会議

調理実習前には衛生管理もしっかりとします。体調に異常は無いですか?
手に傷は無いですか?
しっかりとした手洗いはできますか?
を講師のキュリー夫人から手首までしっかり洗うのよと教わりました。

そして、いよいよ予算の範囲で料理に何が必要かを検討する作成会議の始まりです。
レシピを確認して、必要な材料と個数を計算します。もしも予算があまったら、果物はOK!お菓子はダメ~というわけで、三々五々作戦会議が終わった班から近所のスーパーへ買い物に出発!車には気をつけていってらっしゃい!

◆お買い物タイム & 調理実習

自炊のための買い物はしたことない子もいたりして、みんなでワイワイお買い物です。
卵がこんな値段なんて知らなかった~、予算あまったからリンゴにする?バナナにする?
施設は違えど、お買い物の目的は一緒。すっかり子どもたちは打ち解けて仲良くなっています。
緊張して予算分の封筒だけしっかり握って出てきた付き添いの大人サポーターは、財布を忘れてしまい予算を超えないかレジ前で内心ドキドキだったり。

いよいよ調理実習の始まりです!エプロンとバンダナ、マスクを装着して、しっかりと手を洗ったら調理開始。大人サポーターの分も作るから責任は重大です。包丁気をつけてね、火傷しないでね、大人の心配をよそに子どもたちはテキパキと食材を切ったり、炒めたり、ホイルに包んだりと作業を進めます。

え?やったことあるの?っていうくらいのプロっぽい包丁さばきを見せてくれる子、余った食材でチャチャっともう1品作ってくれる子、デザート用のリンゴをウサギにしてくれたり、しばし調理室は笑い声にあふれていました。

◆お待ちかね、実食タイム♪♪

付け合わせのサラダとお味噌汁がそろって、立派なランチが完成!鮭のホイル焼きなんか最初玉ねぎしかレシピに書いてなかったけど、予算内でうまくやりくりしたらエノキもシメジもキャベツもてんこ盛りに入りました。フライパンの蓋閉まらなかったもんね。チキンソテーの鶏肉は1枚1枚が大きかったから、がっつりと食べられたよね。そぼろ親子丼もちょっと砂糖を入れすぎたかな?甘めのそぼろだったけどおいしく食べました。

各テーブルからはおいしいね、うまくいったね、あーここをもう少し工夫すればよかったね~などなど、高校生も大人サポーターも和気あいあいの雰囲気。リンゴの1/4切れじゃ、太ったウサギになっちゃったけど、耳も半分取れちゃってたけど、すべては結果オーライの大成功!でした。

◆睡魔との闘い

午後はひたすら座学。
午後最初の講義は「睡眠の話」。
そりゃね、散々騒いで、笑って、お腹いっぱいになったらもう寝るしかないでしょう?
ご飯もどんぶりいっぱい食べたし、なんだったらおかわりもしちゃったもんね。
だって、講師のキュリー夫人も睡眠は大事って講義してるもんね。いいよ、気持ち良かったら寝ちゃっても。こういうカリキュラムにした大人が悪いんだから。

しかし、子どもたちはひたすら耐えました。「医者の話」では虫歯とか放っておいちゃいけないよとか、「酒、たばこ、ドラッグの話」もたぶん、してた気がする・・・zzz

◆ストレスタイプ診断、ポジティブシンキング&ストレス発散

休憩をはさんでストレスタイプ診断をしました。「ミスをすると、ずっと気にしている」「人の世話を熱心にするほうだ」など28の質問に、いつもそう、たまにはそうなどに分けて点数をつけていきます。みんな宿題だったからちゃんと忘れずにやってきてくれていました。エライ!点数を集計シートに書き移すと自分がどんなタイプで、どういったストレスをためやすいかがわかります。クヨクヨ型さんは過去に起きたことを、いつまでもクヨクヨと後悔してストレスをため込んでしまうから、気をつけようという具合です。自分のストレスタイプがあらかじめわかっていたら、日常の生活でストレスをためないようにストレスと上手く付き合うことができるようになります。また、日常でちょっと嫌なことがあった時には、出来事の中にプラスの要素を見つけてみようねという、ポジティブシンキングについてもワークをしました。ストレス発散はグループ内でどんなストレス発散をしているかを話し合いました。お風呂に入ってリラックスする、好きな音楽を聴く、友人とハグするなんていうのもおもしろいリラックス法だよね。

このセッションは高校生にはのちのち退所後に役に立ったという感想が出てくる実践的なセッションらしいです。高校生も眠気が飛んで、積極的に話し合いやワークに参加してくれました。

◆社会人の話(心が折れたとき)

今回は社会人のジロマールが、自身の転職の話や仕事やプライベートで起こったアクシデントで心が折れた時の話をしてくれました。大事なのは日常で予期しない出来事があっても、どうやってそこから復活(回復)したのか経験談を聞くことです。これから進学や就職をして社会に出ると、心が折れる場面はあるかもしれない。そこからどのようにして自分を奮い立たせるか、時には誰かに相談してもいいんだよというメッセージは、高校生にとってとても参考になったと思います。

◆振り返りと、サンキューカード作成

今回みんなサンキューカードはいっぱい書いていたね。巣立ちも2回目、調理実習を通して友達も増えたんじゃないかなあ。
秋の気配が近づいて、チラホラと進学のための入試や就職のための面接の日程も聞こえてきました。第3回の巣立ちでも元気で明るい顔が見られますように。

本当に一日お疲れさまでした。気をつけて帰ってね。

レポート:バーボン(ブリッジフォースマイルボランティア)

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