仮設住宅建設前にニーズ調査を踏まえて行ったインタビューに応じてくれた、ジアムリンさん一家の仮設住宅が、今週完成しました。
ジアムリンさん一家は震災が起きた直後、家族12人が一緒に避難民キャンプでテントを立てて暮らしていました。発災から1か月後に、息子さんのお嫁さんが赤ちゃんを産んだため、お嫁さんと赤ちゃんを含めた家族半分は親戚の家に住まわせてもらい、残りの半分はテント暮らしを続けました。
12人の大家族の大黒柱であるジアムリンさんは、仮設住宅ができたら、家族みんなで一緒に暮らす事ができると、嬉しそうに話してくれました。
ジアムリンさんからお話を聞いてから数か月・・・
念願の仮設住宅が完成しました!
12人が一緒に暮らしても十分な大きさの仮設住宅です。
「こんなに大きくて頑丈な家に、家族みんなで住む事ができるなんて、とても嬉しいです。今までのテントと違って風通しも良く、暑苦しくないので快適に過ごせます。これから一週間くらいかけて電気を引き入れ、徐々に荷物も運び入れようと思っています。全部の荷物を運び入れ、生活も落ち着いたら、震災前の暮らしに少しでも戻れるような気がしています。」
とジアムリンさんは希望に満ちた目で語ってくれました。
ジアムリンさん一家のような方々が一日でも早く、安全な仮設住宅に入居する事ができるよう、現地の作業員は懸命に働いています。
どうか、引き続き応援をよろしくお願いいたします。