聴覚障害の体験用に購入したヘッドホンが届きました!
奥に見える小さい四角いものはMP3プレーヤーです。
耳が不自由な状態を再現するのはとても難しく、
市販されている耳栓やイヤーマフでは減音は出来ても完全な無音状態にはなりません。
我々のイベントは「魚釣り」がプログラムのメインになりますが、実は聴覚に障害があっても
「釣り」自体にはそれほど大きく影響はしないようです。
しかしながら、釣りというのは単に魚を釣るだけではなく、周りの方とワイワイ話しながら、
たまに釣り場に居合わせた見知らぬ人と釣果を尋ね合ったり会話をするのが楽しみだったりします。
せっかく話しかけたのに無視されたら、どう思うでしょうか。
せっかく話しかけてくれたのに、耳が聴こえないために無視したと思われたら、どうでしょうか。
このような状態を体験してもらうために、我々のイベントでは完全に聞こえない状態を再現する必要があると考えました。
そこで、MP3プレーヤーでノイズを流すことにしました。
どのようなノイズを流せばよいか、公益社団法人兵庫県聴覚情報者協会に相談したところ、協会では学校等の講習の際には「ロック」を流すとのこと。
聴かせていただいたところ、洋楽ロックミュージックがかかっていました。
「音のマスキング」としてホワイトノイズ(テレビの砂嵐のような音)を流す案もあるのですが、長時間の釣りとなるとちょっとしんどいかもしれません。
ここは試行錯誤しながら最適な方法を探っていきたいと思います。
そして、この聴覚障害の体験は、イベント後のバーベキューでも引き続き行います。
引き続き、ご支援のほう宜しくお願い致します。
応援メッセージなどいただけましたら本当にうれしいです。
アングラーズアクセシビリティプロジェクト実行委員