スタッフの齊藤です。たくさんのご支援ありがとうございます。
私自身9年前に第1子の長女を新生児死で生後2時間後に亡くした経験・初期流産の経験があり、天使ママとして感情移入しながら活動に取り組んでいます。
2013年に「天使パパ・ママのお話し会」が初開催された時は参加者の1人でしたが、お話し会で他の経験者の方達と交流したり普段の生活では語ることの無い悲しい気持ちを打ち明けることで自分自身の苦しい気持ちが救われたように感じたので途中からスタッフとして私の他にも同じように苦しい気持ちでいる方に何かできないかと係わっています。
今回、秋田朝日放送さんがここはぐの活動を通したドキュメンタリー番組を制作し放送となります。地域によってはもうご覧になってくださった方もいるようでありがたいです。
テレメンタリー2019 「天使ちゃんの服~誕生死だったあなたへ」
(番組内容)
この世に灯った小さな命は、時にお母さんのお腹の中で、あるいは生まれてまもなく亡くなってしまうことがあります。
流産や死産、新生児死は、一度は命が宿ったとして「誕生死」とも呼ばれます。
秋田市のNPO法人ここはぐが作る「天使ちゃんの服」は、市販の新生児服では大きすぎる誕生死の赤ちゃんのためのちいさな服です。誕生死を経験した家族の声を聞いて工夫をこらし「天使ちゃんのちくちく会」を開いて手縫いで作っています。
ここはぐでは産着の他に新に「おくりばこ」という棺を作ることにしました。
誕生死の経験者や医療関係者から意見を集め、秋田県内に留まらない展開を目指すことにしたのです。赤ちゃんとのお別れは悲しいけれど、せめてやさしい想いを込めた服や棺で送り出してあげたい。
つらい経験をしたみんなの想いを形にしたいと奮闘するここはぐスタッフの姿を追いました。
彼女たちも、誕生死の経験者です。
各地域で放送時間が異なるようなのでテレメンタリー2019のサイトでご確認ください。