津和野で「ゲーム」センターをつくる?!高校生たちがいきなり、そんなアイデアを出してきました。彼らから見ると「津和野」はどうやら外向きにいい顔しすぎて、また静かすぎるようで、大人たちも含めてみんなが「遊べる」場所をつくろう!ということらしい。その真面目に不真面目をおこなうことをとてもおもしろく感じて、ここはアーティストとの協働の場にしました。アーティストは、ここで何度か紹介してる写真家の齋藤彰英さん。水をテーマに多くの作品を創作していきた作家は、ここ津和野でも「水」を発見し、それを表現する映像インスタレーションを行います。津和野の根底にあるものを見ようとする齋藤さんと、高校生たちの「ゲイムラボ」と命名した、ここもみんなが集まる場所をつくります。最初は、ゲーム映像を上映しますが、午後からは、映像インスタレーションのアート作品のギャラリーとなります。「場所」というのは、使う人によって様々に変化します。そうしたものを受け入れることができる場所が津和野に一つあると、きっとそこは市民運営の新しい公民館のような役割を担うのかもしれません。