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みんなの叡智を集めて地域問題、社会問題を考える「津和野会議」を開催したい!

日本が直面する様々な地域課題の解決に向けて、関心をもち、行動している人たちが集まり、次世代の高校生たちも参加して、津和野のまち全体を議論と対話の場となる、みんなの叡智を結集する全員参加型カンファレンス「津和野会議2019」開催!ここから地域過疎化大国 日本を変えよう!社会課題に立ち向かおう!

現在の支援総額

150,000

18%

目標金額は800,000円

支援者数

18

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/10/31に募集を開始し、 18人の支援により 150,000円の資金を集め、 2019/12/27に募集を終了しました

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みんなの叡智を集めて地域問題、社会問題を考える「津和野会議」を開催したい!

現在の支援総額

150,000

18%達成

終了

目標金額800,000

支援者数18

このプロジェクトは、2019/10/31に募集を開始し、 18人の支援により 150,000円の資金を集め、 2019/12/27に募集を終了しました

日本が直面する様々な地域課題の解決に向けて、関心をもち、行動している人たちが集まり、次世代の高校生たちも参加して、津和野のまち全体を議論と対話の場となる、みんなの叡智を結集する全員参加型カンファレンス「津和野会議2019」開催!ここから地域過疎化大国 日本を変えよう!社会課題に立ち向かおう!

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<こんにちは!>

私たち、津和野スクール実行委員会は、2015年に外資系建設マネジメント会社に勤める多胡真宏とアートプロジェクトのプロデューサー中西忍が共同で設立し、津和野を学び合いの場として、地域を元気にする活動「津和野スクール」を行っています。

この度、その一環として、地域問題をみんなで考えるサミット「津和野会議」を開催することにしました。会議にはホストタウンである津和野で活動している人たちをはじめ、国内外で地域問題に取り組んでいる色んな人たちに集まってもらい、みんながスピーカー、みんながオーディエンスになって、地域課題に協働で取り組む場にしたいと考えています。

この活動は私たちの自発的な活動で、公的資金を得て始めたものではありません。自分たちの自己資金と趣旨に賛同して頂いているプロジェクトメンバーの厚意によって支えられてます。

今回、今までの活動からより広がりをもった「津和野会議」を開催するにあたり、本事業へのご支援をクラウドファンドを通じてお願いしたいと考え、その目的と内容をご紹介させて頂きます。クラウドファンドは全く初めての経験なので、何卒宜しくお願い致します。


<ここまでの経緯>

【それは津和野藩主筆頭家老屋敷の危機からはじまった】
少し長くなりますが、ここまでの経緯を説明します。是非お伝えしたいことなので、なんとか我慢して読んで下さい!

この事業はとても個人的な相談から始まりました。津和野藩主筆頭家老多胡家第十九代目となる多胡真宏さんから、江戸期から伝わる多胡家屋敷の保存修復や活用方法について、地域で文化事業を行ってきた私、中西が相談を受けた、というところからです。

津和野は「山陰の小京都」とも呼ばれる古い街並みを残していることで知られています。町の中心である殿町通りの筆頭に、歴史的建造物として県重要文化財に指定されている多胡家家老門は位置しています。

多胡家家老門

しかし戦後、家老門と本家との間に分断するように駅につながる産業道路(高岡通り)がつくられました。大正時代、すでに本家屋敷のすぐ後ろには鉄道が建設されており、江戸由来の多胡家屋敷は、文明を象徴する自動車道路と鉄道に分断されたかたちになりました。また屋敷自身も老朽化が進み、このまま何の手立てを講じなければ数年後には倒壊する危機に瀕しています。

家老門と本家を分断する産業道路(本家から門を望む)

多胡家庭園 数年前の地震の影響で池の水が枯渇、徐々に荒廃が進行(2018年8月)

 

多胡家本家屋敷の様子(2019年10月)

江戸期の津和野を伝える武家屋敷多胡家は、近代化の経済的な恩恵の影に、その光を失いつつあり、地元でも多胡家屋敷の存在を知らない人がいるような状態になってしまいました。

僕は、2001年から瀬戸内の直島でベネッセアートサイト直島のブランディングの仕事に携わっていました。その後も断続的に関わり、2013年に瀬戸内国際芸術祭が開催する直前に、パリとヴェネツィアで開催した「直島ーアートと建築の島嶼」展を担当した十年余の間、この地域がアートによって大きく変化していく様を見てきましたが、正直、ここ津和野で何ができるのか全く見当もつきませんでした。色々と悩むうちに、この多胡家本家がおかれた状況は、津和野がいま直面している社会的、経済的、文化的諸問題を象徴しているように思え、そこで多胡家屋敷の未来を考えることは、津和野の未来を考えることのアナロジーであると考えることにしました。


【過疎化する津和野に如何に立ち向かうか】

津和野町は全国各地で深刻化する過疎地域の一つです。
1980年の13000人以上だった人口は、2015年には8000人を切り、その流れは今も止まりません。また、山陰の小京都と謳われた古い町並みも近年、早急に破壊が進行しています。このままでは津和野は消滅してしまうのではないか、という危機的状況にも関わらず、根本的な問題解決につながる有効な手立てを中々打つことができていません。

このような状況に対して、如何に立ち向かうのか、そもそも立ち向かう必要があるのか、過疎化する津和野の中で、多胡家のあり方、役割について仲間と熱い議論を重ねるうちに、その修復保存が目的ではなく、地域のために、社会のために、如何に多胡家を活用できるのか、という視点にたつことになったのです。

その議論の中心的な役割を担ってきたのが、地域で様々なクリエイティブ活動を行っているオンデザインパートナーズ代表の建築家西田司さんと世界の様々な地域問題に取り組んでいる大阪大学COデザインセンター教授のブレンダン・バレットさんです。友人でもある彼らと様々な議論を重ね、到達したコンセプトは、「学び合いの場」としての津和野の可能性を追求することでした。

西田司 建築家、オンデザイン パートナーズ代表、東京理科大学理工学部准教授

 
 
 

Brendan Barrett, 大阪大学Co*DesignCente教授

【「津和野スクール」始動!まちの武家屋敷を、地域をつくる学び合いの場に】
津和野は古来より教育を通した人材育成の町として、西周、森鴎外という偉大な思想家を輩出してきました。こうした偉人が生まれ育ってきた環境とはなんでしょうか。青々とした山に囲まれ、凛とした清流高津川を据え、滋味溢れる農産物を育む豊かな里山、学問、文化を大切にする気風、美しい歴史的町並み。私たちは、こうした環境そのものが、他者に見せる観光資源である以上に、お互いが学び合い思考するの場として最良の地域資源である、と再認識しました。

津和野里山の風景

 

「山陰の小京都」とも呼ばれる津和野の豊かな自然と美しい街並み

そこで、この地で未来を担う次世代と共に、様々な専門家、達人、そして国籍、年齢など、バックグランドが異なる人との対話と協働の場をつくり、「未来」に向けた自らの価値観を育てる「学び合い」を実践する「津和野スクール」を始めました。次世代が元気なまちは、未来への力を持ちます。また、この活動を通して、様々な課題に取り組む地域同士をつなげていくプラットフォームになりたいと考えました。

【新しい出会い。地元の教育に携わる人たちや、高校生とともに】
活動を開始して間もなく、私たちは素晴らしい仲間と出会いました。津和野高校を拠点に、教育とまちづくりに活躍している中村純二さん牛木力さん玉木愛実さん達です。彼らと共に、津和野高校に新しい学び合いの場をどのようにつくることができるかを議論し、思い悩み、試行を繰り返してきました。

そして津和野スクール活動を始めて三年目を迎えた2019年、高校との協働で、生徒達と共に1年間かけて、「私の津和野」を考え、調査、思考、表現を繰り返しながら地域と自分を見つめ直す総合学習プログラムを開始しました。同時にスクール事業と連動するプログラムとして、今回クラウドファンドで支援をお願いする、国内外の様々な地域の知見の共有、議論と対話の場を提供する「津和野会議」の開催にむけた準備も開始しました。


2018年6月、多胡家で行われた「津和野スクール」の様子。津和野スクール2018夏に向けた大人と高校生とのフラットな議論。

 

【「津和野会議」ー地域の問題を考えることは同時に地球規模課題、社会問題を考えることに通じる】
地域の問題は決して日本特有のものではなりません。近代化による都市集中の現象は世界中で見られ、様々な都市問題と地域問題を引き起こしています。都市には多くの資金と人材が投じられる中、地域の問題は中々有効な手立てが見つかっていません。

僕が経験した直島は稀なケースです。その直島でも人口減少を止められていません。また近年、注目を集めている国連による2030年に達成を目指すSDGsも、一見グローバルな問題に見えますが、実は地域にこそ、その現場があります。地域の問題を考えることは同時に地球規模課題、社会問題を考えることに通じるのです。地域の問題は、日本全国の、広く世界の未来に大きく関わっています。


<何故、津和野で会議を行うのか>

【地域の問題は、地域の現場で】
何故、「津和野会議」なのでしょうか?
地方都市であり、決して交通の便が良いわけでもない津和野で、全国から人が集まる会議を何故行う価値があるのでしょうか。理由は簡単です。

「地域の問題は地域で議論したほうが良い」

インターネット社会においても、人と人が実際に会って話すこと以上のコミュニケーションはありません。ネット配信の時代となってもミュージシャンのライブが活況を見せていることと同様です。また、地域の問題を都会に集まって議論してもリアリティはありません。地域の問題はアクセスにも時間がかかる地域で議論してこそ、初めてリアリティをもつと思います。

地域の問題を解決するためには人の繋がりは重要です。私たちは危機に瀕しているこの町を、微力ながら「学び」をキーワードに活性化を取り組んでいますが、その仲間は津和野高校、そしてこの地で教育、食、農業等の様々な領域で活躍している人たちです。

そして、この私たちにとって宝のようなつながりを、津和野だけに閉じずに、大きく全国へ、世界につなげたいと考えています。何故ならば、他の地域で同じ思いをもった人たち沢山いて、その人たちとの繋がりは、地域で活動している人たちにとって、何よりも力になると信じているからです。

東京に拠点をもつ私たちができることは、東京の文脈に巻き込むのではなく、私たちがメディアとなり、志を同様にもつ様々な領域の人たちや世界や結節点になることです

個人的なご縁があり、この地で「津和野スクール」と「津和野会議」を開始しましたが、他の地域にも喜んで繋がっていきます。日本全国に地域問題・地球規模課題の解決に取り組む「◯◯スクール」や「〇〇会議」が数多く広がっていくことが私たちの夢です。

多胡家で地域のことを話し合いました(津和野スクール2018夏 新津和野会所・多胡家庭園にて)

<実施概要>

タイトル:津和野会議2019
主催:津和野スクール実行委員会
日時:2019年12月14日(土)
参加者数 約40名(全招待制)

プログラム構成
(1)キーノートセッション
国内外の地域で活躍する専門家、活動家達が集まり、現在の地域の状況の情報共有、地域共通の問題を議論し、地域ネットワークを構築する場です。

(2)分科会1ー津和野トーク「空き家をひらく」(仮)
国内外の地域で活躍する専門家、活動家達が集まり、いま全国で大きな課題となっている「空き家」について、事例と共に議論を行います。

(3)分科会2−多胡キャンプ「津和野・多胡家を考える」(仮)
津和野・多胡家の未来を考えるアイデアソン。歴史文化財的見地、都市計画、建築、産業デザイン等による新しいまちづくりと文化財修復、及び文化遺産の利活用の可能性を探求します。

(4)津和野高校プログラム
津和野高校生、国内外の様々な専門家との1年間の共創によって「私の津和野」の探求をおこない、空き家を活用して「未来の私たちの津和野」への提案を行います。

(5)アートプログラム
津和野を写真家齋藤彰英の目によって観察し、表現することを通して、潜在するアイデンティティを現出し、新たな気づき、インスピレーションを生み出し、発信するプログラム。

(津和野スクール2018冬は12月に開催しましたが、雪が降っていました。天候次第では予定変更の可能性もあります。予めご了承下さい。)

<これまでの活動記録>

「津和野スクール」は、2017年に始動し、3年間、地域の方々と対話を繰り返し、学びながら進めてきました。その内容をちょっとだけ紹介させて下さい。

2017年8月 津和野スクール2017夏「里山ワークショップ/まちワークショップ」
初回となる2017年夏の津和野スクールのテーマは「コミュニティ」。里山、町、食を見て歩き、地域と外部の人たちとの語り合いを通して、私たちの津和野への理解の深化とプロジェクトの仲間づくり~コミュニティの生成を行いました。
2017年8月 津和野スクールの「里山ワークショップ」の様子。農家の方から循環型の米づくりについて教えて頂く。

 

2017年8月 津和野スクールの「食ワークショップ」の様子。津和野在住の料理研究家國方あやさんによるレクチャー。

 

2018年8月「新津和野会所・多胡家庭園」 津和野高校・オンデザインパートナーズ協働
二年目となった2018年夏は、津和野のこれからを考える知の交流、交換が行われる「みんなの場」をつくりました。会場は、多胡家主屋及び庭園。普段は閉じているこの場所を公開し、高校生たちが竹でつくった舞台で納涼空間をつくり、みんなが邦楽や食を楽しめるパブリックな場づくりを行いました。

特別ゲストに龍笛奏者の太田豊さん、笙奏者の森川道弘さんをお迎えしました。太田さんは偶然にも、多胡家に関わると言われている群馬県高崎市にある8世紀後半に建碑され、日本三大古碑の一つに数えられる多胡碑がユネスコ「世界の記憶」に登録されたことを記念し、演奏されることが予定されていました。余りの偶然に何かのご縁を感じざるを得なかった出来事でした。

オンデザイン パートナーズによる多胡家庭園プロジェクトの模型

 

津和野スクール2018夏 新津和野会所・多胡家庭園 地元の竹でつくられた舞台。津和野高校生とオンデザインパートナーズとの協働で完成!

 


2018年12月、「マッピングプロジェクト」 津和野高校・Google Earth Outreach協働
夏に続き、津和野高校総合学習プログラムとして、Google Earth Outreachと協働で、「私の津和野」をテーマに高校生たちとマッピングプロジェクトを行いました。「みんなでつくるマッピングプロジェクト」は、高校生やまちの人たちが参加して、観光的視点ではない、自分たちが感じる本当の津和野を調べ、そして、その今あるものから、私たちが本当にほしいもの、必要なものにゆっくりと考えていくプログラムです。

津和野スクール2018冬 Google Earth Outrearchとの協働で、「私の津和野」マッピングプロジェクトを実施

 

2019年度前期(6月~9月)「私の津和野」 津和野高校・大阪大学COデザインセンター・メルボルン工科大学協働
津和野高校総合学習プログラム第二弾として、前年度に引き行き続き「私の津和野」をテーマに高校生たちとスタディを行いました。大阪大学COデザインセンターの協力を得て、講師にオーストラリアのRMIT(メルボルン工科大学)のアーティストLarissa Hjorth教授、慶應義塾大学SFCの加藤文俊教授を迎え、両教授が専門としている、地域と自分との関係への洞察と表現の研究を高校生たちと試行しました。

【2019夏ワークショップ写真】


この経験を活かし、後期(10月~12月)は、いよいよ本格的な活動に移ります。活動の場は、津和野の要所、殿町通りと太皷谷稲成神社参道の起点にあるTAGO HOUSE ANNEXと命名した「空き家」です。この空き家を半年間かけて、どのように活用すべきか、高校生たちが思いを巡らし、12月の津和野会議でその成果をプレゼンテーションする予定です。期待しましょう!

ここで何ができるか? TAGO HOUSE ANNEXからの眺めを確認する高校生

<主要メンバー紹介>

【微力ながら推進している津和野スクール実行委員会】
多胡真宏
津和野藩主筆頭家老多胡家第十九代目
レンドリース・ジャパン株式会社 シニアプロジェクトマネジャー

中西忍
建築家、プロデューサー
東京ビエンナーレ2020プロジェクトプロデューサー

【ご厚意で協力頂いている専門家の方々】
西田司
建築家、オンデザイン パートナーズ代表、東京理科大学理工学部准教授

谷明洋
科学コミュニケーター、オンデザイン パートナーズ

加藤文俊
慶応義塾大学SFC教授

ブレンダン・バレット
大阪大学CO デザインセンター教授

ラリッサ・ヨース
メルボルン工科大学RMIT教授

ジャズ・へジョン・チョイ
メルボルン工科大学RMIT  Vice-Chancellor’s Fellow

イステッキ・ジハンギル
大阪大学 COデザインセンター教授
国際デザイン評議会副会長・執行役員

マルコ・アマーティ
メルボルン工科大学RMIT教授

【ご厚意で協力頂いている企業チーム】
Google Earth Outreach

この場を借りて皆様に心より御礼申し上げさせて頂きます。

<資金の使い道>

「津和野会議2019」でクラウドファンディングで集めたい資金は、合計で800,000円です。

遠来の方々にも多く参加頂きたいので、主催者による全招待制で参加費無料とします。会場費などは津和野町、津和野高校、多胡家の皆様のご厚意で無償で使用可能となっています。クラウドファンディングで資金を集める対象は、以下の通り、特別招聘スピーカー宿泊・交通費、及び移動費、高校プログラムインスタレーション設置費、アートプロジェクト制作費などの実費に対するものです。


<クラウドファンドでご支援頂きたいコスト>

1)招聘スピーカー関連費 : 220,000円

  【単価内訳】
  航空チケット費(東京~萩・石見空港往復) 一式 50,000円/往復×2名=100,000円
  空港~津和野移動費(レンタカー代) 一式 10,000円/台×2日間=20,000円
  津和野宿泊費 一式 10,000円/泊×2泊×2名=40,000円
  謝礼・諸経費 一式 30,000円/人×2名=60,000円

2)高校プログラム活動費(インスタレーション設置費等) : 一式 100,000円

3)アートプロジェクト展示制作費他 : 一式 290,000円

 【単価内訳】
  航空チケット費(東京~萩・石見空港往復) 一式 50,000円/往復×1名×2回=100,000円
  空港~津和野移動費(レンタカー代) 一式 10,000円/台×3日間=30,000円
  津和野宿泊費 一式 10,000円/泊×2泊×3名=60,000円
  謝礼・諸経費 一式 100,000円

4)事務局雑費 一式 約50,000円

5)CAMPFIRE手数料+税

====================================
合計  800,000円(税込)

その他、事務局費、会議経費で経費はかかりますが、上記の金額について、クラウドファンドでご支援頂けると幸甚です。


<リターンについて>

自己資金を基金に実施しているので、僕たちの活動を報告したり、参加して頂く機会を提供するような、他のプロジェクトに比べて見劣りがするかもしれませんが、報告書はこれからの地域活性化への提言含めてのものになると思います。期待して下さい。

1)2000円のご支援
・津和野スクール実行委員会からのメールでの御礼
・津和野スクールHP(2019年12月開設予定)
・年次報告書へのお名前(個人・団体・企業名)の掲載
(ご注意)支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。

2)5000円のご支援
・津和野スクール実行委員会からのメールでの御礼
・津和野スクールHP(2019年12月開設予定)
・年次報告書へのお名前(個人・団体・企業名)の掲載
(ご注意)支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
・津和野スクール主催イベント(シンポジウムなど)への参加権
(2019年の予定:11月12日(火)第5回津和野スクール、12月13日(金)第6回津和野スクール)

3)1万円のご支援
・津和野スクール実行委員会からのメールでの御礼
・津和野スクールHP(2019年12月開設予定)
・年次報告書へのお名前(個人・団体・企業名)の掲載
(ご注意)支援時、必ず備考欄にご希望のお名前をご記入ください。
・津和野スクール主催イベント(シンポジウムなど)への参加権
(2019年の予定:11月12日(火)第5回津和野スクール、12月13日(金)第6回津和野スクール)
・津和野会議2019への参加権
(日時:2019年12月14日土曜日、会場:島根県津和野町藩校養老館ほか)

上記の津和野スクール、津和野会議は、基本的に全て島根県津和野町内で開催します。「参加権」は、各イベントへの参加権のご提供となります。誠に恐縮ですが、津和野までの交通費、並びに宿泊される場合は自己負担となリます。

仮に80万円満額の支援を手にした場合に、プロジェクトの実際の受け取り額はCAMPFIREの手数料を除くと、60万円強となり、招聘スピーカー、高校プログラム、アーティスト関連の経費をほぼカバーできます。しかし、あくまで会議全体の一部の経費なので、更なる支援を期待しています。


<今後のスケジュール>

2019年11月12日 津和野高校総合学習プログラム「第5回津和野スクール2019」実施
2019年12月13日 津和野高校総合学習プログラム「第6回津和野スクール2019」実施
2019年12月14日 「津和野会議2019」開催


<最後に>

地域活性に「高校」の存在は鍵です。「次世代が元気なまちは未来への力を持つ」と書きましたが、それは高校生との学び合いの場の大切さだけではありません。高校生の親の世代は働き盛りの世代です。彼らが安心して自分たちの子供たちが成長する地域が必要です。津和野スクールは、地域や領域などの横の繋がりだけでなく、連綿とした世代の縦の繋がりも不可欠なものとして、まず高校との協働を重視してきました。

もちろん、個人を主体とした小さな任意団体である津和野スクールで、複雑で巨大とも言える地域問題に挑むことは一言で言えば無謀です。しかし、もとより私たちは自分たちだけの力でことを成せるとは考えていません。この問題にみんなが参加できる取り組む場をつくれば、多くの人たちが繋がるはずだと信じています。なぜならば地域課題に関心を抱き、活動を行っている人たちが数多く存在し、問題意識を共有していることを知っているからです。これらの活動が横に繋がりをもつと、大きなムーブメントがつくれるのではないか、と静かに予感しています。

近代化は多くの経済的な恩恵を私たちにもたらしました。その反面、私たちは多くのものを失いました。それもかけがえのないものを。現代社会では、安全も食も水もエネルギーも一人で賄えているように思い、一人で生きていけるような気になる時代となり、以前は生きるために必要であった人の繋がりは曖昧なものになりました。

「私たち」で生きてきた社会は、「私」という個人に分断され、みんなで守るべき社会的共有物が自分事ではなくなり、責任持って守る人が不在になってしまいました。それが自然、歴史的街並み、文化破壊の背景にあるものではないでしょうか。分断された多胡家はそれを如実に語っているのです。

より良い未来をつくるためには、もう一度、「私たち」の繋がりをつくり直し、私たちが守るべきものは、私たちが守る社会にしなければなりません。地域は、国や自治が、大きな組織や企業が、無条件に守ってくれるものではないのです。地域の問題とはそういったものだと思います。「津和野会議」は、地域に大きな危機感を持ちながらも、大きな夢を持って、強い思いで動く個人個人の集まりにしたいと思います。

津和野会議2019のメイン会場となる藩校養老館

本プロジェクトはAll-in方式で実施します。目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。この事業に関わって頂き、皆さんも日本の地域の未来の可能性を拓く活動を一緒に行って頂けるよう、心よりお願い申し上げます。

最新の活動報告

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  • クリスマス

    2019/12/26 08:33

    津和野スクールで高校生たちがつくった「つわーきんぐスペース」で、後輩の中学生たちがクリスマスパーティーに使ってくれました。中学生チームの中に魚を捌く達人がいるとのことで、なんとメインは舟盛り!津和野のまちのなかに、毎日ではありませんが一つ灯りを灯すことができました。その灯りは物理的な光だけでなく、中高校生たちや大人たちが集まれる場所を自らがつくり、自分たちで運営してくれるという、このプロジェクトを行なっている私たちの心の中も灯してくれます。この嬉しいシーンは、ここが市民たちによる市民たちのためのボトムアップな津和野まちづくりの未来へのライトハウスになれることを妄想させてくれます。ともあれここは、先輩達がつくった共創の場として、来年の津和野スクールの拠点として稼働していくことでしょう。クラウドファンドは残すところあと2日になりました。津和野や地域のことを考えて頂き、我々の活動にご支援頂きました皆様、心より感謝申し上げます。 もっと見る

  • 今年もあとわずかになりました。今日は12月24日、クリスマスイブ。年末に向けてお忙しくされていると思います。いかがお過ごしでしょうか。皆様のご支援にて無事に初回となる津和野会議を終えることが出来ました。ありがとうございました。そして、本クラウドファンドも残すところ4日になりました。何卒よろしくお願いします。昨日、津和野チームと振り返りと来年に向けた協議をさせて頂きました。高校生たちとの津和野スクールは2月に実施します。今回のTago House Annexプロジェクトを通して、高校生たちはそれぞれの立場から想いを描き、それぞれで得たものは異なると思います。津和野の町の中で、とても重要な場所にあるTago House Annexが、高校生たちが中心となり、いろいろな試みを行うことで、より津和野高校生たちが町の中で見える化され、町の人たちも、あそこがどうなるのだろう、という変化に気がつき始めました。明日はクリスマスですが、津和野高校HANKO中等部の生徒たちが、ここでクリスマス会をするそうです。自分たちがつくった場所で、自分たちの集まりをすること。とても小さなことかもしれませんが、そこには自分たちの場は自分たちでつくり、そこを守る、という心が芽生えることがとても大事だと思います。環境と社会が人ごとになり、維持できなくなるというのが今の社会課題の正体ではないでしょうか。それらの社会課題は、人ごとである限り、いかなる科学技術を持ってしても解決はできないと思います。一人一人が社会に様々な形でコミットしていくことを持って、科学技術はツールとして機能するのではないでしょうか。津和野会議や津和野スクールは、そのような想いを持って始めました。来年も新しい高校生が入学し、新しい2年生と一緒にこのことを考えていきます。そして、来年の津和野会議も新しいゲストもお迎えし、地域社会を考える様々な議論を行える場にさらにアップデートさせていきたいと思います。年末年始から津和野会議2019の報告書作成を開始します。1月中に参加者の内容確認を経て、ご支援頂いた皆様には3月に、津和野会議2019実施報告書を配信させて頂きます。その時に津和野会議2020の概要をお伝えすることができると思います。来年も何卒よろしくお願いいたします。それでは皆様、良いお年をお迎えください。ご支援ありがとうございました。 もっと見る

  • 津和野会議、記念すべき初回の集合写真です。中村政人さんの声がけでみんなで写真を撮りました。朝から9時間、がっつり議論して仲間となった「私たち」です。多様な世代、背景を持った参加者の皆さんの充実した様子が写真から伺えるでしょうか。また、来年に会いましょう。来年はもっと多様で多くの仲間が増えることを期待して! もっと見る

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