津和野スクールで高校生たちがつくった「つわーきんぐスペース」で、後輩の中学生たちがクリスマスパーティーに使ってくれました。中学生チームの中に魚を捌く達人がいるとのことで、なんとメインは舟盛り!津和野のまちのなかに、毎日ではありませんが一つ灯りを灯すことができました。その灯りは物理的な光だけでなく、中高校生たちや大人たちが集まれる場所を自らがつくり、自分たちで運営してくれるという、このプロジェクトを行なっている私たちの心の中も灯してくれます。この嬉しいシーンは、ここが市民たちによる市民たちのためのボトムアップな津和野まちづくりの未来へのライトハウスになれることを妄想させてくれます。ともあれここは、先輩達がつくった共創の場として、来年の津和野スクールの拠点として稼働していくことでしょう。クラウドファンドは残すところあと2日になりました。津和野や地域のことを考えて頂き、我々の活動にご支援頂きました皆様、心より感謝申し上げます。
今年もあとわずかになりました。今日は12月24日、クリスマスイブ。年末に向けてお忙しくされていると思います。いかがお過ごしでしょうか。皆様のご支援にて無事に初回となる津和野会議を終えることが出来ました。ありがとうございました。そして、本クラウドファンドも残すところ4日になりました。何卒よろしくお願いします。昨日、津和野チームと振り返りと来年に向けた協議をさせて頂きました。高校生たちとの津和野スクールは2月に実施します。今回のTago House Annexプロジェクトを通して、高校生たちはそれぞれの立場から想いを描き、それぞれで得たものは異なると思います。津和野の町の中で、とても重要な場所にあるTago House Annexが、高校生たちが中心となり、いろいろな試みを行うことで、より津和野高校生たちが町の中で見える化され、町の人たちも、あそこがどうなるのだろう、という変化に気がつき始めました。明日はクリスマスですが、津和野高校HANKO中等部の生徒たちが、ここでクリスマス会をするそうです。自分たちがつくった場所で、自分たちの集まりをすること。とても小さなことかもしれませんが、そこには自分たちの場は自分たちでつくり、そこを守る、という心が芽生えることがとても大事だと思います。環境と社会が人ごとになり、維持できなくなるというのが今の社会課題の正体ではないでしょうか。それらの社会課題は、人ごとである限り、いかなる科学技術を持ってしても解決はできないと思います。一人一人が社会に様々な形でコミットしていくことを持って、科学技術はツールとして機能するのではないでしょうか。津和野会議や津和野スクールは、そのような想いを持って始めました。来年も新しい高校生が入学し、新しい2年生と一緒にこのことを考えていきます。そして、来年の津和野会議も新しいゲストもお迎えし、地域社会を考える様々な議論を行える場にさらにアップデートさせていきたいと思います。年末年始から津和野会議2019の報告書作成を開始します。1月中に参加者の内容確認を経て、ご支援頂いた皆様には3月に、津和野会議2019実施報告書を配信させて頂きます。その時に津和野会議2020の概要をお伝えすることができると思います。来年も何卒よろしくお願いいたします。それでは皆様、良いお年をお迎えください。ご支援ありがとうございました。
津和野会議、記念すべき初回の集合写真です。中村政人さんの声がけでみんなで写真を撮りました。朝から9時間、がっつり議論して仲間となった「私たち」です。多様な世代、背景を持った参加者の皆さんの充実した様子が写真から伺えるでしょうか。また、来年に会いましょう。来年はもっと多様で多くの仲間が増えることを期待して!
12月14日、ついに津和野会議2019が開催!東京、大阪、四国、沖縄、隠岐等、津和野以外からの参加者も30名以上となり、76名の多様な参加者が集まり、主会場となった養老館剣術教場は満杯状態となりました。朝9時から18時まで、様々な切り口で、津和野、地域における文化、経済、生活のあり方を議論しました。午後には英国TotnesのJay Tompt氏もオンラインで会議に参加して、市民参加による地域経済の新たな試みの紹介をして頂きました。Tago House Annexギャラリーでは、12月15日まで、「川底に住まう魚」写真家 齋藤彰英 の作品展示が行われます。会議の様子や、高校生プログラムはまた後ほどレポートします。
津和野で「ゲーム」センターをつくる?!高校生たちがいきなり、そんなアイデアを出してきました。彼らから見ると「津和野」はどうやら外向きにいい顔しすぎて、また静かすぎるようで、大人たちも含めてみんなが「遊べる」場所をつくろう!ということらしい。その真面目に不真面目をおこなうことをとてもおもしろく感じて、ここはアーティストとの協働の場にしました。アーティストは、ここで何度か紹介してる写真家の齋藤彰英さん。水をテーマに多くの作品を創作していきた作家は、ここ津和野でも「水」を発見し、それを表現する映像インスタレーションを行います。津和野の根底にあるものを見ようとする齋藤さんと、高校生たちの「ゲイムラボ」と命名した、ここもみんなが集まる場所をつくります。最初は、ゲーム映像を上映しますが、午後からは、映像インスタレーションのアート作品のギャラリーとなります。「場所」というのは、使う人によって様々に変化します。そうしたものを受け入れることができる場所が津和野に一つあると、きっとそこは市民運営の新しい公民館のような役割を担うのかもしれません。