2019/11/26 00:48
震災後、市内避難所は、12月27日をもって閉鎖することがてきました。
このことは、避難しているみなさんが、全国各地そして市内に建築された仮設住宅、借り上げ住宅等に居を構えることができたからです。原発事故のため、南相馬市の仮設住宅は当初市内鹿島区(原発から30キロ圏外)にしか建設ができませんでした。このことから、鹿島区に31か所の仮設住宅が建築されました。
容易でない仮設住宅での生活、そして、被災者のみなさんのコミニュテイーが大切だとして、新潟県小千谷市のNPO法人おぢや元気プロジェクトのみなさんが、5か所に「心の駅」を設置してくれました。おぢや元気プロジェクトのみなさんとは、私が避難所運営をしていた時から現在まで何かとご支援をいただいている団体です。
仮設住宅が閉鎖された現在、この「心の駅」は、鹿島区1か所、小高区2か所、原町区2か所に移転され、地域のコミュニティーづくりの場として利用されています。ちなみに、内1か所は、「里山いちばん星」で活用されています。