今回、クラウドファンディング挑戦に当たって冨士山アネット代表であり、作家・演出家・振付家・パフォーマーの長谷川寧さんより応援メッセージを頂きました!
【長谷川寧さんのプロフィール】
身体表現やパフォーマンスを軸とした演出と大胆な空間構成により創造的なヴィジュアルを奇妙に表現するボーダーレスな作品作りを意識し、国内外にて活動中。
2017年5月ベルリン/Theatertreffen・International Forum選出。
2018年10月横浜/急な坂スタジオ・サポートアーティスト選出。
2019年7月台北/台北国際藝術村・レジデントアーティスト選出。
冨士山アネット 公式HPより(http://www.fannette.net/index.html)
またSCRAPさんのリアル脱出ゲーム「アンドロイド工場からの脱出」の共同演出も担当されています。
長谷川寧さんとの出会いは、2018年異言語Lab.を立ち上げたばかりの頃でした。「異言語脱出ゲームは、手話や視覚言語、ろう者の世界に没入できる。これまで自身が知らなかった世界を知るきっかけになり、面白い試みだ」とおっしゃってくださり、大きな勇気と励みを頂いたのを覚えています。異言語脱出ゲームの「5ミリの恋物語」「うしなわれたこころさがし」等で演出面において、大変貴重なアドバイスを頂きました。
長谷川寧さんからのメッセージをご覧ください。
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何事も「異なるもの」は面白い。
今回の場合、異なるのはカルチャーだ。
彼等のカルチャーの中に初めて触れた時、まるで自分が酷く矮小な動物になった
かの様に感じた。
音声言語に頼っている者がマジョリティとは呼べなくなったその場で彼等が使う
異言語(今回は敢えてこう言おう)は雄弁で、誤解を恐れずに言えば、それはあ
る種の美しい生き物の様だ。
美しい生き物は躍動する。
それは良く出来た振付のダンス作品を観ているかの様に。
しかしそんな美しい生き物の横で、無防備な小動物の様な私を彼等は邪険にしな
い。
何故なら美しい生き物もまた、無防備な小動物を「異」と感じ、興味を持ってい
るからだ。
そこでは「異」は決してマイナスの要素では無いし、
そこでは「異」は均等な関係で両者がお互いの眼差しに飢えている。
その「異」が混じり合うカルチャーの在る場所が、この異言語脱出ゲームだと思
っている。
そこにはまだまだ可能性が存在し得ると考えている。
長谷川寧(冨士山アネット/作家・演出家・振付家・パフォーマー)
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異言語Lab.は2020年に向けて異言語脱出ゲームを定期的に開催し、多くの皆様に体験していただきたく、クラウドファンディングに挑戦しております。
https://camp-fire.jp/projects/view/201002
引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします。