こんばんは。京都府更生保護女性連盟です。
風が冷たくなり、冬が近づくのを感じますね。クラウドファンディングも残り5日と、終了が近づいてまいりました。
さて、少し間が空いてしまいましたが、本日の記事紹介は前回に引き続き、
京更女じかん 第8号(2019年3月発行)
特集:地域力と更生保護―イマリビの活動をとおして― から、P.3,4の内容を紹介します。
本日掲載するものは、上に載せている写真の記事です。
冊子にはたくさんの写真ややわらかいイラストがたくさん。
京更女じかんの記事を読んで、あったかい気持ちになっていただければ幸いです。
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実践の場となるバザールカフェは、カフェとしての機能とは別に、「多様性を受け入れる場」として活動しています。HIV感染者や在日外国人、依存症、人間不信、ひきこもりなどの社会的マイノリティと呼ばれる方々に雇用や居場所を提供し、昨年オープンから20年を迎えました。
バザールカフェが目標とするのは「多様性を受け入れる社会」「支援ではない関係性」です。ここで私たちはひとりひとりに寄り添う伴走型支援を学び、「いつでも受け入れてくれる空間」とは、どういうものかを体感し、地域の中でできる支援を模索していくこととなりました。
イマリビ!ごはん部 ―毎週1回のランチを提供。おかあさんの手作りランチは、大好評で毎回30食はあっという間に完売。―
当初は、しぶしぶ参加していたメンバーも、回を重ねるにつれ、料理の腕があがり、いつのまにか誰もが自主的に活動しはじめた。お互いを認め合い、時に失敗するときも全員でカバーしながらやっている。振り返りのミーティングでは、次のメニューの提案や、運営の改善案などが次々と出てくる。70歳にして初めてのウエイトレスを経験したと嬉しそうに話す。「お客さんの『美味しかった』との声が何よりの励みになった」という。「他人にお世話になりながら、今まで生きてきた。そのお礼として、イマリビ!の活動を続けていきたい」と話す人もいた。
いつの頃からか、夜にお腹をすかしてくる人のために、残り物でお惣菜とおにぎりを作って、そっと置いていてくれるようになった。
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