Check our Terms and Privacy Policy.

【27才人生をかけた挑戦】沖縄でトロピカルフルーツを作り,最高の食と知を届けたい

大学院をやめて,故郷の沖縄に戻り,熱帯果物や野菜を作りたいです!最高の食材を作り,それに関する知識発信をして,農の魅力を伝えていきたい!自分の口に入れるものを自分の手で作りたい!そういった思いが強すぎて,農業に全力でチャレンジすることを決めました!ぜひご支援・応援の方,よろしくお願いいたします!!

現在の支援総額

356,500

64%

目標金額は550,000円

支援者数

42

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/10/09に募集を開始し、 42人の支援により 356,500円の資金を集め、 2019/11/11に募集を終了しました

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

【27才人生をかけた挑戦】沖縄でトロピカルフルーツを作り,最高の食と知を届けたい

現在の支援総額

356,500

64%達成

終了

目標金額550,000

支援者数42

このプロジェクトは、2019/10/09に募集を開始し、 42人の支援により 356,500円の資金を集め、 2019/11/11に募集を終了しました

大学院をやめて,故郷の沖縄に戻り,熱帯果物や野菜を作りたいです!最高の食材を作り,それに関する知識発信をして,農の魅力を伝えていきたい!自分の口に入れるものを自分の手で作りたい!そういった思いが強すぎて,農業に全力でチャレンジすることを決めました!ぜひご支援・応援の方,よろしくお願いいたします!!

このプロジェクトを見た人はこちらもチェックしています

フルーツ の付いた活動報告


thumbnail

こんにちは.けんゆーです.7回目の活動報告を行いたいと思います.先日(2019.11.18)の沖縄は,午後から結構な雨が降りました.けんゆー観測史上,初の雨ですね.ありがたいです雨が降ると仕事が捗るということは,5回目の報告書に書きましたので,そちらをご覧くださいませ!(農業は,雨が降ると仕事が捗るのです.)さてさて,一昨日(2019.11.17)はマルシェと言われるものに出品させていただきました!最近,市民権を得たような気がする「マルシェ」という言葉は「市場」という意味です.もともとはフランス語ですね.マルシェの簡単なイメージは,フリーマーケットでしょうか.かつて「フリマ」と言われていた言葉が「マルシェ」になったような気もします.なんちゃらマルシェで果物や創作パンなどを買って食べた際には,「セボーン(美味しー)」や「トレビアーン(素晴らしー)」などと言っておいたら,よりそれっぽくなるのでオススメです.話がフランス語に引っ張られましたが,マルシェに出品した時に感じたことや,経験したことなどを活動報告とさせていただきます!Sango マルシェSangoさんが企画したこちらのマルシェに飛び入りで参加させてもらいました!実は,チラシを見たのがマルシェ前日16日の夜8時くらいで,全くもって自分を知らない方々でしたが,担当のソブエ・ユリさんに電話をして直談判,出店の許可をいただきました!出店の仕方も,フルーツの見せ方も全く分かりませんでしたが,勢いと熱意をかけ,状況を説明し,快諾をいただけました!ビギナーズラックなのです.徹夜でマルシェの出し方・商品の用意・準備などをドタバタで行い,根気で仕上げました!笑(前日は農作業を夕方6時までやっていたのでフラフラしてましたが,,,なんとか!!)研究論文を書いているときのあの締め切りに追われる日々のおかげで徹夜の底力が付いてます!笑あーでもない,こーでもないと,身内間で作戦を練りながら,ポップや会場での売り出し方を議論してはドン・キホーテに走りました.朝5時まで空いているのは助かります.笑ビギナーズラックですね.(使いたいだけ...)現場の様子など↑現場の写真です.日当たりがよくトレビアンな一日になりました!Sangoファームさんの畑の前でやるマルシェは最高でした.↑接客中はこれの10倍笑顔で頑張っていました!笑夜中作ったポップです.ちゃっかり,自分の宣伝もしております.マルシェで出品したメンバーさんたち!↑素敵な出会いをありがとうございました.↑東村にて森のパン工房 Sangoを運営されているまりえさん.スターフルーツ食べていただいて,ありがとうございます!↑フルーツを二つもお買い上げしていただき,母とかなり仲良くなっておりました!ありがとうございます.セボーンのようでした!農業をやると決めた当初から,生産と販売に同じくらい力を入れて活動をしていかないといけない!ということは常に頭にありました.つまり,作り方を工夫することと,売り方を考えることですね.お百姓さんは毎日夏休みみたいなものですが,作りっぱなしでは,夏休みの自由研究です.自分が作ったものを対価を払って人に買ってもらわなければいけません.そのため,作ると売るを同時進行で行う!そして,どちらも改善してより良いものを作り,より良い方法で売る!ということをしないとダメなのです.今回のマルシェでは,スターフルーツ1袋(1個か2個)で100円で販売しました.39袋,持ってきたものほとんどすべてが売れました.Sangoさんの集客のおかげさまです.そして,市場のおかげさまさまなのです.喜び楽しみを担保しつつ収益最大化の工夫が足りないし,自分はまだまだ認知度が低いのです.それでも売れたのは,スターフルーツの認知度が低いためです.物珍しいのはスターフルーツだけにしたいところです.また,始めから1つ100円という安売りに逃げて,精神的安定を図っていたのかもしれません.楽しいことも多くあって,つながりも増えたと感じましたが,まだまだ自分は甘いです.甘いのは作っているスターフルーツだけにしたいところです.つまり,「ブランディング力」の大事さを深く痛感しました.あまり反省ばかり書いていると,日が暮れる量になってしまうので,ここらでマルシェで感じた面白さを書いてみたいと思います.マルシェで感じたface to faceの面白さは,野生のメダカを見つけた感じ!対面販売での面白さ,つまりface to faceの面白さを実感しましたが,今日はそこで感じた面白さをおいらなりに言語化していきたいと思います.わーいわーい(言語化能力が乏しい).インターネットが発達して便利になってきた世の中でありますが,この便利さは,Electronic Commerce (EC),Live Commerce を通してより一層便利になっていきます.情報や物流コストも,日進月歩のテクノロジやあらゆる仕組みの最適化によって,かなり低コストになりました.そしてこの先,まだまだそうなります.今では私たちの頭の中の知識ですら共有財産なのです.このような現代社会における野菜やフルーツの売買というものの新しい価値創出というものは,一周回って face to face にあったりするのかなと感じました.そこではお金とモノの移動だけではなく,喜びや楽しみという感情の上で売買できる高濃度の思い出・経験,仕事をしているようで実は遊んでいるような不思議な感覚です.発達しすぎた便利なEC形式の売買や室内設計が最適化されたスーパーマーケットには無い「新しい」形式の売買です.実はこれは昔から「フリマ」としてあることなのですが,現代ではかなり珍しいのです.珍しいから新しいと感じ,そして価値を感じるからわざわざ足を運びたくなるのです.人間は新しいものが好きな生き物なのですね.新しいモノや出会い,新しい感覚がそこにはあると思うのです.これは例えると「野生のメダカ」を見つけたときみたいな感覚です.メダカは特に高価なものではないのですが,いま,そこでメダカを見つけたということに価値があったりするのです.心が動きます.子供だったら持って帰ります.別にこれはメダカでなくてもカブトムシでも良いのです.ふらっと広場で開催されているマルシェで買う葉野菜は新しい価値なのですね.それはスーパーで買うものと同じものかもしれないのですが,やっぱり何か違うのです.そしてついついマルシェで何か買ってしまうのは,子供がメダカを拾ってくる感覚と似ていると思いませんか?懐かしくも新しい価値ですね.まとめます.生産者と消費者が直接やりとりをするという機会は,もっと多くなっても良いと感じますが,それだとやっぱり上手く経済が回りません.というかここまで大きく発展した現代社会を支えることができないと感じます.多くの人の食が崩れます.慣行農法を取り入れているすべて農家さんが手売りで消費者に野菜を渡すなんてものすごく非効率だし,これは有機・自然農法を実践している方も同じです.しかしながら,生産者と消費者のface to faceに,「野生のメダカ的価値がある」と感じるのも確かです.この世の中,やり方はいくらでもあると思います.新しいフルーツや野菜作り・販売方法を考え,自分なりの行動に返していきます.1日1日を無駄にせず,今日も頑張りますです!ではー!また次回!(本当は多品目少量栽培について書いていきたかったのですが,また今度です!)


thumbnail

おはようございます.けんゆーです.6回目の活動報告を行います.11月も中旬になりましたね.沖縄では圃場(ほじょう)以外の場所では,相変わらず半袖で生活をしていますが,皆様はいかがお過ごしでしょうか.冷え込んでいると思うので,お身体にお気をつけください.さてさて,おいらは徐々に農作業もこなれてきたと思います.畑も畑っぽくなってきまして,管理が非常に大変になってきました.活動報告が中5日空いてしまって申し訳ありません.ここで,皆さんのお口に野菜が運ばれる際,少しでも美味しさを感じさせるために,大変さをシェアしておきたいと思います.畑を耕し,土を作り,マルチを張り,野菜の苗を植える.という作業の繰り返しの傍,水やりや,植える野菜についての勉強,フルーツ栽培の勉強,剪定,毛虫との格闘,フルーツのプチ出荷,情報の発信活動(SNS),動画撮影,そして大きくなったトマト達の支柱を作っていたりと,鬼作業です.おかげでインスタグラムのフォロワーが300人近く増えました.猫の手も借りたいところですが,おいらが声をかけられる実家の猫2匹は16歳になりましたので,人間換算で例えるところの80歳になります.そんなところから,猫の手すらも借りられない現状です.実は,沖縄に来て,一番初めに植えたトマトは,千果(ちか)とアイコという,名前も可愛い2種類のミニトマトなのですが,次の日あたりに植えたフルティカという名前のトマトに背が抜かれました.↑フルティカという中玉トマトです.フルティカは,中玉トマトの中でも非常に糖度が高くて,リコピンを豊富に含みます.リコピンというのは,抗酸化作用があるので美容に良いと言われていますね.沖縄の強い紫外線を浴びて農作業をするおいらにぴったりのトマトなのです.植えた野菜達が大きくなる姿をみているとほっこりしますね.中々の見応えです.かつては草だらけだった場所に,畝(うね)があり,そこに野菜達が規則正しく並ぶ列を見ていると,なんとなく,全体集会の校長先生になったようですが,実際は彼ら(野菜)に水を運ぶというパシリ業をしている毎日なのです.しかし,それはそれで,ほっこりします.植えた野菜の種類をご報告実は,かなりの種類の野菜を植えています.・トマト3種類・ズッキーニ2種類・レタス・キャベツ・人参・小松菜(条(すじ)撒き)・ほうれん草(条(すじ)撒き)・ブロッコリー・茎ブロッコリー・カリフラワー・茎カリフラワー・ロマネスコ・玉ねぎ・ニンニク・スイートバジル・パセリ・セロリ・春菊すでに21種類!!!まだまだ畝は半分以上余っているので,さらに倍になると予想しています.とりあえず色々と多品目の野菜を試してます.ここで,小松菜とほうれん草,人参の3種類は条撒きという方法で種を撒きました.条撒きというのは,畝に苗を定植するものではなく,畝に直線的に作った溝に種をパラパラーとまいていきます.後は土を被せておしまいです.4日くらいたったら,芽が出てきました.↑小松菜です.大きい土の間から顔を出してますね.↑ほうれん草です.細長くて可愛いですね.間引きが必要ですが,またそのくらいになったらご報告します.そして今回は,スーパーではあまり並ばない「ロマネスコ」についてちょっと取り上げます.タイトルの回収です.フラクタルってなんぞや!?ってなっていた方,遅くなってごめんなさい.ロマネスコとは,イタリアのお野菜ですね.カリフラワーの一種という紹介がされることが多い野菜です.日本では馴染みがないかもしれませんが,ヨーロッパではかなり頻繁に食卓に並び,パスタやスープなどに使われています.また,ロマネスコの構造はかなり面白いのです.自己相似という言葉をご存知ですか.ちょっとかっこよくいうとフラクタルと言います.かっこいいので,タイトルに使いました.自己相似というのは,拡大しても拡大しても同じ形が見えてくるものですね.つまり,全体と部分が同じ構造になっていることで,「シェルピンスキーのギャスケット」などが有名ですね.pythonというプログラミング言語を使って,「シェルピンスキーのギャスケット」を一度作ったことがありますので,お時間のあるひとはこちらへ→(セルオートマトンでシェルピンスキーのギャスケットを作る)ちゃっかりブログの宣伝をしておきました.自己相似は海岸線の例の方がわかりやすかったですかね?笑何はともあれ,ロマネスコに神秘を感じる瞬間です.ほんとは,「多品目栽培についての生存戦略」というカッコいいタイトルで記事を書きたかったのですが,また次回にお預けです.ではー!おまけ!おまけです.色々と,お野菜の苗や写真を貼っていきますー!↑左側はブロッコリー,右側がパセリ,セロリ,スイートバジル,春菊です.↑玉ねぎとニンニクですー!↑小松菜です.↑ほうれん草です.赤い種なのです.↑人参の種は赤くないのですよ!シャカシャカしてます.↑ブロッコリーの定植後ですね.左側のネットが貼ってあるとことは,人参を条撒きしてます.人参はたっぷりと水が必要らしいので,乾燥しないようにネットで覆ってます.↑人参はたくさん水がいるのですね.


thumbnail

こんにちは.けんゆーです.5回目の活動報告をします.机上の勉強と,実際に取り組むのでは大きく違うと実感している今日この頃ですが,机上の勉強を怠ると,実際に取り組む際に改良・改善ができないのです.どっちも大事だということですね.例えば,トマトを畝に定植する際には,1cmくらい深く植えた方が良いとよく聞きますが,では,1cmとはどこから?とか,何を基準に?とか,2cmにしたらどうなるの?とか,基本の野菜を育てるというだけでも,現場では色々と考えてしますのです.こういう疑問も,机上の勉強があるからこそおき,現場でその都度考えて最適な方法を模索していけるのです.晴耕雨読とはよくできた言葉です.お百姓さんは畑をより上手に耕すために,よく本を読むのです.↑定植したミニトマトです.定植に関しては,慣れるとポンポンと作業ができてしまうのですが,そのほかにも机上と現場とのギャップは多々あるのです.また,おいら達の圃場(ほじょう)のある糸満市(沖縄県南部)は,クチャと言われる粘土質の土で,水を含むと硬くなり,野菜の根が張りにくいという特徴があります.扱いにくい土だと言われていますが,養分が豊富なようです.そこで,土作りの工夫を凝らせば良いようなのですが,多くの本に書かれている情報とはギャップがあったりします.トマト1cm問題をはじめ,多くの農作業に悩む所以はこういった土の性質が教科書と違うところにあったりします.ちなみに,美ら海水族館がある沖縄県北部の土は,主に赤土が多いようですね(知人談).ホロホロして扱いやすいですが,養分が比較的少ないのです.地域によって一長一短ありますが,そういった現場の特徴を理解するというところも大事だなーと思っていたりします.さてさて,ちょっと余談ですが,土界の大研究者,藤井一室さんが書かれた著書「土 地球最後のナゾ」という本はものすごく面白いのです.藤井さん曰く,世界にはたった12種類の土しかないようです.子供達が風景画で土を描くとき,日本人なら「黒か,こげ茶あたり」で土を描くようです.甲子園球児のユニフォームが真っ黒になるのは,「The 日本の土」だからなのですね.しかし,沖縄や小笠原諸島では「赤色」が多く,中国の黄土高原に住む人は「黄色」,スウェーデン人に至っては「白色」を使うようです.それぞれの質も見た目も違うようで関心です.一緒くたに考えてはいけない土の余談でした.雨を待っている!!さてさて,前振りが長くなって,かつ,タイトルの「雨」に関して繋がりがなく申し訳ないのですが,本題に行きたいと思います.実は,おいら,沖縄に来てそろそろ2週間になりそうですが,一度も雨が降っていないのです(小雨ほんの10分が一回).こんなに雨を熱望するのは人生で初です.今日が七夕だったら,短冊に「雨降ってください」と書いてます.クリスマスだったら,サンタさんに「何もいらないから雨を降らして」とメッセージを書いて枕元に置いて寝ます.そう!天気が崩れるのをひたすらに願っているのです.暇があれば紙を折ってテルテル坊主を逆さに吊るしていますが,晴れていると神(紙)頼みをすることもできないくらい仕事が増えます.なぜなら,おいら達の圃場には水道がないからです(笑)水を汲みにいかなければいけないのです.結構大変なんですよね.これが.↑父親の軽トラックを借りて,水路に水を汲みに出かけます.沖縄県糸満市の与座は,このように水源があるので,汲みに来ます.汲み終わると,畑に戻ります.繰り返しです.日曜日は3往復しました.(2時間かかりました)水中ポンプを使って,汲んできた水を引っ張り畑に散水します.↑スターフルーツの樹にめがけて散水しております.水は貴重なので,本当はモタモタと写真を撮っている暇はないのですが,頑張って納めた一枚です.価値のある一枚となっております.見納めくださいませ.現場からは以上です.点在する圃場実は,おいら達が管理している圃場は2000坪(手が回ってない)ほどあるのですが,それが6つほど分散して点在しているので大変です.水が!!!笑上のスターフルーツの画像とは別のところにマンゴーの圃場もあります.そのため,スターフルーツ(とアテモヤ)の樹に散水が終わると,今度はマンゴーの圃場の方に移動です.その他,アボカド,島バナナ,グアバなども別の圃場に点在しているため,移動が必要です.車を使わないと無理な距離なのです.車ありがとうなのです.テクノロジーに感謝です.マンゴーの農園の方は,近くに水路があるので,そのままポンプで水を引っ張ってます.水道代はタダですが,時間と労力がかかるのです.小型のポンプなので,たまに止まります.止まると圃場からまた水路にいかないといけないので,いちいち大変です.↑マンゴー農園です.小さい樹も含めて30本ほどあります.日曜日(11月10日)にも散水を行いましたが,間に合わなかったので,月曜日(11月11日)にも散水をしました.雨が降らないと本当に大変です.水やりだけで2日潰れます.Youtubeで何か聞きながらやっているので,別に楽しいんですけどね!笑↑小さいマンゴーの木,葉っぱが黄色くなってきて,水不足が心配されます.「この乾いた時期を耐えるんだ!」と無責任な言葉を投げかけて帰ることはできないのですね.雨が降ると,水やりの業務をやらないくて良いので,実は農作業としては捗るのですよね.1週間に一度,定期的に降る雨のおかげで,農作業も捗り,本も読めて,農作物達も喜ぶのです.ほんと雨が降るのを待っています!今週は雨が降りますように!たまには,おいらも家でゆっくり休みたいので雨降ってください.では!今日はこんなところで終わりです.


thumbnail

こんばんは.けんゆーです.皆さんはいかがお過ごしでしょうか.おいらは相変わらずセカセカしております.朝6時起きの日々,午前中7時から13時くらいまで農作業を,午後は引っ越しの準備などなどで1日がとても短い日々です.また,体全身が筋肉痛で,これを1年くらい継続するとかなり筋肉質になっているのではないかとウキウキでございます.圃場(ほじょう)に来て10日がたちました.沖縄に帰ってきて10日くらい経ちましたが,畝立てがかなり完成し,野菜も植え,かなり畑っぽくなってきました.どうでしょうか.ちなみに,10日前は以下のような感じでした.すでに懐かしいです.当時は,牛糞と枯れ草,コメヌカを混ぜ込んで土作りをしていた時ですね.枯れグサが管理機(手押し耕運機)に絡まって大変でした(笑)その後,畝立て→マルチ張り→苗植え まで取り敢えず一通り経験して,だいぶ始めよりは要領がよくなってきたかな?と感じています.植えたての「トマト」と「ズッキーニ」も生き生きしています.↑朝日を浴びるズッキーニです.歯の葉脈が,テキサス州ヒューストンのダウンタウンのようです.5年前に行ったヒューストンにあるNASAの光景が脳内にちらつきます.人類史上初,月に降り立った立宇宙飛行士のニールアームストロングは,月の土(レゴリス)を歩んだときに,「That's one small step for man, one giant leap for mankind. (人間にとっては小さな一歩だが,人類にとっては偉大な一歩だ)」と言ったのは有名だと思います.沖縄の土を踏むおいらの場合は,「ズッキーニにとっては小さな一歩だが,僕にとっては大きな飛躍だ」という感じでしょうか.「That's one small step for zucchini, one great giant leap for me.」日々感動が積み重なります.↑トマトもそれなりに元気です.毎日,水をあげながら,ちょっとずつ成長していく過程を楽しんでいるところなのです.フルーツの樹は悲鳴をあげているの!?さてさて,タイトルの「フルーツの樹は悲鳴をあげているの!?」について書きたいと思います.最近の自分自身の課題は,喋らない樹々,植物たちと,どうやって会話をするのか,ということを課題にしているのです.喋らない相手とコミュニケーションをするのは大変です.葉っぱや果実の様子を伺いつつ,彼らの要望を汲み取らなければいけません.実は,今年のスターフルーツの樹,かなり実が豊作なのです.あちらこちらから,まだまだ新芽が生えて来て,花が付き,果実をつけます.父親に相談するも,「枯らすのも実らすのもお前自身や!」ということで,完全に管理を任されています.小〜中くらいの果実がうんとなり,なかなか大きい実ができず,色々と悩んでいましたが,摘果(てきか)という方法をすることにしました.摘果とは,果実を間引くことです.栄養が実全体に分散されて,一つ一つの実が大きくなりきれていない状態ではないかと思いました.しかも実がなりすぎていて,樹には相当の負担がかかっているのでないかと思いました.樹は喋りませんから,何度尋ねても分からないわけです.辛いなら辛いと言っても良いんだぞ!という完全に責任放棄な言葉を樹に投げかけても無駄なのです.そして,自分の責任のもとの判断で,これから大きくなるであろう果実を摘むのは勇気が入ります.自分の判断は果たして正しいのか?間違ってはいないのか?樹は嫌がっていないのか.なんとか言ってくれると助かりますが,,,ごめんなーと言いながら実を切り落としています.何が正解か分かりませんが,いろんな情報を仕入れながら,試しています.誰を残して誰を落とすか,この選抜をしているときは,初めは心が痛みましたが,10個ほど摘果をすると,あとは気が狂ったように流れ作業です.散髪させてあげているというマインドチェンジで,樹を整えてました.鼻歌交じりです.かなり青いフルーツをたくさん落としました.これでもまだまだ,全体の1/30くらいなのです.青いフルーツどうしよう,,,という感じです.捨てるのは勿体無いので,持ち帰りました.なんとか加工までやりたいという感じなのです.一応,青い状態でも美味しいのです.酸味が強いですが,サラダとしていただけます.食物繊維が豊富なので,ダイエットに良いとかどうとか!今日もたくさんスライスしてサラダとして食べましたが,写真を撮るのを忘れました.今度シェアしたいと思います.あっ,話が逸れましたね.すみません.「フルーツの樹は悲鳴をあげているの!?」ということですが,正解は本当に分かりません.今年で力尽きないように試行錯誤の中ではありますが,管理をしていきます.来年も豊作であることを願って,,,いつか,フルーツ達と会話ができるように,毎日向き合って表情の観察をしていきます.スターフルーツの売上はどうなの!?そういえば,前回市場に出費したスターフルーツの売り上げについて報告しておきます.出品した17袋がなんと,15袋も売れました.試験的に1~2個300円で出していましたが,「へー売れるんだー!」という感じです.自分で価格設定をするのも中々勇気がいりますね.農家には鋼のメンタルが必要です.今度は,1個500円で出してみて,「へー売れないんだー!」をあえて経験してみるのも良いかな,とか思っていたりします.市場の実験ですね.実は,他の市場や直売所などに出向き調査を行なっていまして,今が旬のスターフルーツを探していたのですが,なかなか見つからなくて,本当に希少性が高いフルーツであることを再認識しました.インスグラムやツイッターなどを活用し,個人を含むブランディングをすべきだと強く感じました.ベキベキ!では,今日はこんなところで!おやすみなさいー!