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【27才人生をかけた挑戦】沖縄でトロピカルフルーツを作り,最高の食と知を届けたい

大学院をやめて,故郷の沖縄に戻り,熱帯果物や野菜を作りたいです!最高の食材を作り,それに関する知識発信をして,農の魅力を伝えていきたい!自分の口に入れるものを自分の手で作りたい!そういった思いが強すぎて,農業に全力でチャレンジすることを決めました!ぜひご支援・応援の方,よろしくお願いいたします!!

現在の支援総額

356,500

64%

目標金額は550,000円

支援者数

42

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2019/10/09に募集を開始し、 42人の支援により 356,500円の資金を集め、 2019/11/11に募集を終了しました

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【27才人生をかけた挑戦】沖縄でトロピカルフルーツを作り,最高の食と知を届けたい

現在の支援総額

356,500

64%達成

終了

目標金額550,000

支援者数42

このプロジェクトは、2019/10/09に募集を開始し、 42人の支援により 356,500円の資金を集め、 2019/11/11に募集を終了しました

大学院をやめて,故郷の沖縄に戻り,熱帯果物や野菜を作りたいです!最高の食材を作り,それに関する知識発信をして,農の魅力を伝えていきたい!自分の口に入れるものを自分の手で作りたい!そういった思いが強すぎて,農業に全力でチャレンジすることを決めました!ぜひご支援・応援の方,よろしくお願いいたします!!

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こんにちは.けんゆーです.
5回目の活動報告をします.

机上の勉強と,実際に取り組むのでは大きく違うと実感している今日この頃ですが,机上の勉強を怠ると,実際に取り組む際に改良・改善ができないのです.

どっちも大事だということですね.

例えば,トマトを畝に定植する際には,1cmくらい深く植えた方が良いとよく聞きますが,では,1cmとはどこから?とか,何を基準に?とか,2cmにしたらどうなるの?とか,基本の野菜を育てるというだけでも,現場では色々と考えてしますのです.

こういう疑問も,机上の勉強があるからこそおき,現場でその都度考えて最適な方法を模索していけるのです.

晴耕雨読とはよくできた言葉です.
お百姓さんは畑をより上手に耕すために,よく本を読むのです.

↑定植したミニトマトです.

定植に関しては,慣れるとポンポンと作業ができてしまうのですが,そのほかにも机上と現場とのギャップは多々あるのです.

また,おいら達の圃場(ほじょう)のある糸満市(沖縄県南部)は,クチャと言われる粘土質の土で,水を含むと硬くなり,野菜の根が張りにくいという特徴があります.扱いにくい土だと言われていますが,養分が豊富なようです.そこで,土作りの工夫を凝らせば良いようなのですが,多くの本に書かれている情報とはギャップがあったりします.

トマト1cm問題をはじめ,多くの農作業に悩む所以はこういった土の性質が教科書と違うところにあったりします.

ちなみに,美ら海水族館がある沖縄県北部の土は,主に赤土が多いようですね(知人談).ホロホロして扱いやすいですが,養分が比較的少ないのです.地域によって一長一短ありますが,そういった現場の特徴を理解するというところも大事だなーと思っていたりします.

さてさて,ちょっと余談ですが,土界の大研究者,藤井一室さんが書かれた著書「土 地球最後のナゾ」という本はものすごく面白いのです.

藤井さん曰く,世界にはたった12種類の土しかないようです.

子供達が風景画で土を描くとき,日本人なら「黒か,こげ茶あたり」で土を描くようです.

甲子園球児のユニフォームが真っ黒になるのは,「The 日本の土」だからなのですね.

しかし,沖縄や小笠原諸島では「赤色」が多く,中国の黄土高原に住む人は「黄色」,スウェーデン人に至っては「白色」を使うようです.

それぞれの質も見た目も違うようで関心です.
一緒くたに考えてはいけない土の余談でした.


雨を待っている!!

さてさて,前振りが長くなって,かつ,タイトルの「」に関して繋がりがなく申し訳ないのですが,本題に行きたいと思います.

実は,おいら,沖縄に来てそろそろ2週間になりそうですが,一度も雨が降っていないのです(小雨ほんの10分が一回).

こんなに雨を熱望するのは人生で初です.
今日が七夕だったら,短冊に「雨降ってください」と書いてます.クリスマスだったら,サンタさんに「何もいらないから雨を降らして」とメッセージを書いて枕元に置いて寝ます.

そう!天気が崩れるのをひたすらに願っているのです.

暇があれば紙を折ってテルテル坊主を逆さに吊るしていますが,晴れていると神(紙)頼みをすることもできないくらい仕事が増えます.

ぜなら,おいら達の圃場には水道がないからです(笑)

水を汲みにいかなければいけないのです.
結構大変なんですよね.これが.

↑父親の軽トラックを借りて,水路に水を汲みに出かけます.

沖縄県糸満市の与座は,このように水源があるので,汲みに来ます.汲み終わると,畑に戻ります.繰り返しです.

日曜日は3往復しました.
(2時間かかりました)

水中ポンプを使って,汲んできた水を引っ張り畑に散水します.

↑スターフルーツの樹にめがけて散水しております.

水は貴重なので,本当はモタモタと写真を撮っている暇はないのですが,頑張って納めた一枚です.価値のある一枚となっております.見納めくださいませ.現場からは以上です.


点在する圃場

実は,おいら達が管理している圃場は2000坪(手が回ってない)ほどあるのですが,それが6つほど分散して点在しているので大変です.水が!!!笑

上のスターフルーツの画像とは別のところにマンゴーの圃場もあります.そのため,スターフルーツ(とアテモヤ)の樹に散水が終わると,今度はマンゴーの圃場の方に移動です.

その他,アボカド,島バナナ,グアバなども別の圃場に点在しているため,移動が必要です.車を使わないと無理な距離なのです.

車ありがとうなのです.テクノロジーに感謝です.

マンゴーの農園の方は,近くに水路があるので,そのままポンプで水を引っ張ってます.

水道代はタダですが,時間と労力がかかるのです.

小型のポンプなので,たまに止まります.
止まると圃場からまた水路にいかないといけないので,いちいち大変です.

↑マンゴー農園です.小さい樹も含めて30本ほどあります.

日曜日(11月10日)にも散水を行いましたが,間に合わなかったので,月曜日(11月11日)にも散水をしました.

雨が降らないと本当に大変です.水やりだけで2日潰れます.
Youtubeで何か聞きながらやっているので,別に楽しいんですけどね!笑

↑小さいマンゴーの木,葉っぱが黄色くなってきて,水不足が心配されます.「この乾いた時期を耐えるんだ!」と無責任な言葉を投げかけて帰ることはできないのですね.


雨が降ると,水やりの業務をやらないくて良いので,実は農作業としては捗るのですよね.

1週間に一度,定期的に降る雨のおかげで,農作業も捗り,本も読めて,農作物達も喜ぶのです.

ほんと雨が降るのを待っています!

今週は雨が降りますように!
たまには,おいらも家でゆっくり休みたいので雨降ってください.

では!今日はこんなところで終わりです.


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