こんにちは、コーディネーターの多田です。
つくる大学のキャンパスは、空き家をリノベーションしたコミュニティスペース「小上がりと裏庭と道具 U」が主となっています。
今日はホームルーム『Uのお掃除タイム』ということで、Uを使いにきた中学生6人とキャンパスのお掃除をしました。掃除中のBGMは何がいいか聞いたら、なんと吉幾三の「おら東京さいぐだ」がいいと!完璧に歌っていたので笑ってしまいました。
さて、7月から始まったつくる大学ですが、運営拠点の「小上がりと裏庭と道具 U」をキャンパスに見立て、これまで様々な学びの講座や趣味を広げたサークル活動を考えてきました。
始まったばかりの8月の頃のつくる大学のカレンダーです。まず運営側スタッフの経験やスキルを活かした講座やサークルが多めでした。
講座・サークルの多様性
地域で仕事をしていると、肩書きや職業からは想像もつかないような、隠れ"〇〇"な方に出会います。
趣味で布草履をつくっていたり、昔そば打ちをしていた経験があったり、とってもギターが上手だったり。
そんな方に、つくる大学で教えてもらえませんか?と言うと、たいていの方は、「こんなの大したことじゃ・・・」「私なんかが教えられるほどのものじゃ・・・」と謙遜されます。
確かに一般的には、わかりやすくお金を稼げる能力ではないかもしれません。しかし、私たちはお金を稼ぐ手段が、学ぶべきことのすべてとは思っていません。
知っていると役立つ知恵、関心事を通じて広がる世界、人生を楽しむ生き方を他の誰かにシェアすることが、きっと人の可能性を引き出します。シェアされた側も、シェアする側も。
そんな思いをもって日々取り組み、徐々に講座やサークルの種類が増えてきました。「講師をやってみようかな」と言ってくれる方も増え、定期開催するものも増えてきています。
おかげさまで12月は地域の方主体の講座が増えました。
多様なつくる大学の講座やサークルが誰かの興味関心に届けば嬉しいです。そしてそれが、普段学校や仕事では会わないような人との出会い、そして共感でつながる居場所を持つことにつながればいいなと思っています。
講座やサークルの多様性を広げるのに、キャンパスの整備が課題です。どうぞご支援・ご協力よろしくお願いいたします。