毎年年末には、SPWのOB・OGの方に今年度の活動報告や来年度の目標などを報告する場を設けています。今年も様々なところからOB・OGの方に集まっていただき、学生の視点からは気づかなかった鋭い意見や、今後の活動に直結するアドバイスをいただきました。社会人の方とこの団体について議論するということは私たちにとって非常に貴重であり、有意義なものでした。また、どうすればこの団体が今後さらに躍進していけるのか、改めて考えるきっかけになりました。
どうも!こんにちは!!SPWです!今回は渡航中に感じた海外の日常を紹介したいと思います!SPWはフィリピンのセブ島でも活動を行なっています!今年は9月の半ばに3泊5日で渡航してきました。成田空港からフィリピンの首都、マニラを経由してセブ島に到着しました!ちなみに滞在中の移動は車の荷台を使いました。セブ島の街並みは道路がとても広く、多くの自動車、バイクが走っていました。建物は大体が2〜3階建てのものが多く見られましたが、町の中心部へ行くと、大型のショッピングモールや高層マンションなどもありました。モール内は日本とほとんど変わりません!日本と全く変わりないと言っていいフィリピン・セブ島の街並みでした!
フィリピンでは山村集落や海上スラム、小学校など、計5ヶ所で活動させていただきました!その中でも今回は初日に訪れた中国人墓地スラムでの活動について紹介させていただきます。中国人墓地スラムはカレッタセメタリーといい、華僑が建てた墓地です。この墓地一帯には多くのフィリピン人家庭が生活しています。私たちはいくつかの班に分かれてインタビューを行いました。協力してくださった方々は自身のバックグラウンドや現在の生活について、そして将来についても沢山お話してくださりました。普段日本で生活をしていて、当たり前だと感じていることが、どんなに恵まれていることなのか、初めて感じることが出来ました。今回の渡航で、この地を訪れなければ絶対に接点を持つことがなかったであろう方々と、たくさん出会うことが出来た上、本当に多くのことを学べました。この経験を自分たちの活動、そして生活にもしっかり活かしていきたいです。
今回はメンバーの活動への想いや、SPWに加入したきっかけなどを綴りたいとおもいます。私はボランティアを始めたいと思っていたものの、海外には行ったことがありませんでした。活動の切り口がスポーツの楽しさを共有する、というものだったら始めやすいと思い、団体に興味を持ちました。中学の先輩がたまたまSPWで活動しているのを知り、連絡してみたのがSPWに入ったきっかけです。(1年 小林)SPWでは、モノの価値の尺度はお金だけではないことを改めて感じられます。子どもたちの笑顔が私たちにとっては、とても価値のあるものであり、子どもたちやSPWのメンバーと過ごす時間は、お金では買うことのできない特別な時間です。私にとってのSPW での活動は、ボランティアをしているというより、自分がやりたいことをして楽しんでいるという感覚に近いです。(1年 千田)僕は最初、春に開かれていたご飯会でSPWのことを知りました。今まで東南アジアの国々やボランティアなどにはあまり興味がありませんでしたが、先輩たちの温かい雰囲気が好きで、SPWに入りました。一つの学生団体の活動が、社会的に何か大きな変化を起こすことは難しいかもしれません。しかし、スポーツの環境が整っていないところに少しでも支援させて頂き、子どもたちの笑顔が1つでも増えたら、僕たちが活動する意味は十二分にあると思います。特別大きなことは成し遂げられなくても、少しでも多くの子どもたちを笑顔にできるよう、これからも頑張っていきます!(1年 加藤)
どうも、SPW1年の阿部虎太郎です。私はSPWが行う、ラオス、ミャンマーへの寄付品の輸送について紹介したいと思います。一言に「寄付品を送る」といっても多くの苦労と手間がかかります。おおまかに説明すると、①寄付品の回収(購入)、②寄付品のパッキング、③寄付品の輸送、といった段階を踏みます。①寄付品の回収ではSPWそれぞれのメンバーが知り合いや友人、母校など様々なつてをできる限り辿ってもう使わなくなった運動着や運動靴の回収の協力をお願いしています。協力を得るためにはSPWの活動を知ってもらう必要もあるため地道な努力が必要です。②寄付品のパッキングでは、大量の寄付品をできるだけコンパクトにまとめ段ボールで送ります。集めた運動着・運動靴をパッキングをする場所に運ぶのも一苦労で、メンバーで協力して行っています。例年段ボール十数箱にもなるほどで、それだけ郵便局で書類を記入したりと手続きも複雑になります。③寄付品の輸送では、私たちは可能な限り輸送費を抑えるために、SAL便というサービスを利用しています。SAL便とは、Surface Air Liftedの略で、船便より速くお届けし、また料金は航空便よりも安く設定されているサービスです。とはいえ、重さ、大きさにもよりますが段ボール1箱約1万円前後となるので、多額のお金が必要になります。このように、長い期間と労力、お金かけてラオスの子どもたちへ寄付品を送ります。