どうも、SPW1年の阿部虎太郎です。
私はSPWが行う、ラオス、ミャンマーへの寄付品の輸送について紹介したいと思います。一言に「寄付品を送る」といっても多くの苦労と手間がかかります。おおまかに説明すると、①寄付品の回収(購入)、②寄付品のパッキング、③寄付品の輸送、といった段階を踏みます。①寄付品の回収ではSPWそれぞれのメンバーが知り合いや友人、母校など様々なつてをできる限り辿ってもう使わなくなった運動着や運動靴の回収の協力をお願いしています。協力を得るためにはSPWの活動を知ってもらう必要もあるため地道な努力が必要です。②寄付品のパッキングでは、大量の寄付品をできるだけコンパクトにまとめ段ボールで送ります。集めた運動着・運動靴をパッキングをする場所に運ぶのも一苦労で、メンバーで協力して行っています。例年段ボール十数箱にもなるほどで、それだけ郵便局で書類を記入したりと手続きも複雑になります。
③寄付品の輸送では、私たちは可能な限り輸送費を抑えるために、SAL便というサービスを利用しています。SAL便とは、Surface Air Liftedの略で、船便より速くお届けし、また料金は航空便よりも安く設定されているサービスです。とはいえ、重さ、大きさにもよりますが段ボール1箱約1万円前後となるので、多額のお金が必要になります。このように、長い期間と労力、お金かけてラオスの子どもたちへ寄付品を送ります。