こんにちは、現在、三鷹の大学に通っています3年生の岡田光です。
「本来あるべき食を通じた社会の変革」という漠然としたアイデアが、私に与えられた使命だと本気で確信した18歳のとき。
あれから3年経った今、大学では、顔の見える農家さんの育てた三鷹野菜と学食メニューのコラボや、キャンパス内の小さな畑で野菜づくりを楽しむなど、〈食の地産地消〉に取り組んでいます。
その軸にあるのは「すべての命が健やかに暮らせる環境に」というとてもシンプルなヴィジョンですが、今の時代はこんなシンプルなことさえも理想図になってしまっています。
そんな私が生まれ育ったのは、ここ武蔵野市の吉祥寺です。
「住みたい街」というブランドが、多くの人々を取り込むようになった街。
一方で、20余年の短い歳月のうちで、だんだんと暮らす人 / 商いをする人を選別する「住みにくい街」へと変化してきたことを感じています。
一過性のエンターテイメントが優先され、志のある個人商店が淘汰される街に、だんだんと誇りが持てなくなっていった10代でした。
しかし今、武蔵野市のまちのあらゆる所では、すべての人が暮らしやすく、自然環境を共存できるまちづくりに向けた活動が点り始めています。
そんな今だからこそ、生活を支える / 支えられる「生活人」が暮らしに喜びを感じる武蔵野市を、あらゆる分野の人たちと一緒に再生していきたいと感じます。
フェアトレードタウン認定がそんな理想図実現の第一歩になることを願っています!