
quazero – カゼロウ今沢カゲロウ ルワンダ滞在目撃録6(現地ガイドが目撃したことを書き記しています)ルワンダの朝は早い。官公庁も7:00すぎには動き始め、しっかり17:00までオープンしている。朝の5:30に「よう!元気か?」という挨拶のみの電話がかかってくることもある。オッちゃん、オバちゃんの、早朝ムードとはほど遠いハリのある声で目を覚ます。この日のラジオ生出演の集合も6:45amスタジオに到着すると「本当に朝なの?」というテンションのパーソナリティ2名がすでに番組を始めていた。スタジオ入り公共バスの中でいつもラジオが大音量でかかっているが、確かに異様にノリのいい番組進行だったことを思い出す。現場はこうなっていたのか。クラブ感の強い照明。椅子に座らず、立ったままで、撮影しているのでは?と錯覚するほど大きなアクションとともにしゃべりを進めている。実際、SNS担当マネージャーが付きっ切りでスタジオ内に同席し、一部始終をライブ配信していた。「何その動きw」というラジオに不向きな会話も、twitterですぐ確認できる。SNS担当マネージャーの高速タイピング「BASS NINJAがスタジオにいる!」という紹介だけでまず数分。カゲロウさんは一言も発さない。その後、曲やCMを挟んで、再度紹介。さらに曲やCMを挟んで、ようやくインタビューが始まる。ちなみに曲中、2人のパーソナリティは踊っている。立ち尽くす待機ニンジャ今日のメインパーソナリティはコメディアンでもあるBabuさん。ルワンダに来た理由、ベーシストとしての経歴、これからどうやってルワンダの音楽とコラボレーションしていきたいか等の質問が飛ぶ。その都度巨大なリアクション。1996年にファーストアルバムが完成した話をすると「ようやく僕らが生まれたわ!」といよいよカゲロウさんのパフォーマンスが始まるとそもそも高かった彼らのテンションはぶち上がり踊る踊る踊るヘッドフォンをしたまま踊る踊る踊るスタジオの外にいたスタッフも乱入し踊る踊る踊る生出演の様子 14分15秒あたりからスタッフ乱入なるほど、このための この照明か。ラジオの収録ってこんな感じなんだっけ?とオンエアしていることをすっかり忘れてしまう盛り上がりで幕を閉じる。「これはちょっと今まで無かったっすねー」4,400公演を重ねてきたカゲロウさんにも初めてのことはあるらしい。右が本日のメインパーソナリティBabuさん数十分のオンエアで全て終わったのは10:00前。そして、次のミッションへ向かう。(文・写真:masako kato)