実行委員の福岡 彰です。
2020年2月23日に「Rock Summit in Kishira 2020」が無事終了いたしました!
【Rock Summit in Kishira 2020】
参加者数 130名
九州87名
他県 18名
東京 25名
【パトロン者数 168名】
支援金額 1188000円
当日は前日の雨で少し心配されましたが、大隅半島の太平洋側の風と花崗岩特有の渇きで快晴と恵まれた天気となりました!
スタッフや地元関係者、協賛メーカー様を含めるとエリア内に200名近い人がいました。
イベント中は大きな怪我人もいなくて、無事終了できたことはスタッフ関係者、地元役場担当者、ご協賛頂いた各社メーカー様へはこの場を借りて感謝申し上げます。
イベント主催者側の感想は「開催して良かった!」と思っています。
主な理由は3つです。
1. エリアをお披露目することができた
このエリアは10年以上前から先輩達クライマーが少しずつ開拓に入っており、それをローカルクライマーが引き継ぐ形で今回のお披露目する形となったエリアです。
中嶋徹氏の存在が大きいと思います。エリアの映像公開と本人によるエリア紹介があり、全国から注目が集まったエリアになっていました。結果、非常に良い形でローカルクライマー、プロクライマー、地元役場、観光協会、各社協賛メーカーと手を取り合い、様々なクライマーへお披露目することができました。
エリアを公開に踏み切ったことは、2. 地元支援をすることができた
このイベントにはクラウドファウンディングというプラットフォームを利用して開催された全国的には珍しい岩場イベントでした。
クラウド上でプロジェクトに支援したい人が応援できて、それの出資でプロジェクトを達成することができる画期的な仕組みです。
まだ、分かりにくい点など多いかもしれませんが今後のエリア整備やみんなで何かをしたいという形を作るにはいいキッカケになったかと思います。
今回のプロジェクトは、2つ。
・データトポ を販売できるWebサイトを作ること。
・岸良エリアをお披露目するイベントを開催すること。
このプロジェクトを同時にクラウド上で支援を募ることで、「クライマーが登ることで地元へ支援する」ということが小さな一歩ですが繋がったのではないかと思っています。
当日の近隣の宿泊施設は全て埋まり、ホテル内では懇親会にて100名近い方が飲食を利用して、コンビニの食べ物がほとんど無くなっている状況を見ると分かりました。
また、イベント開催期間中には地元の釣り人やおばちゃんには「今日は登るイベントがあるんでしょ〜?」と聞かれて、興味津々に話を聞きに来る人も多くいました。
3. クライマー同士の交流と情報交換ができた
九州の端の南に位置する鹿児島にいると他県のクライマーと直接話して交流があまりできません。
エリア情報や各地のクライミングエリアのルールやクライマーの情報は噂か、不確定なSNS情報しか得ることができません。
実際のエリアでイベントを通して一緒に登り、語らい、酒を飲み交わしながら、膝を突き合わせて話をする機会ができたことが大きな財産となる。
みんなが口を揃えて、「イベントが楽しかった!」「最高の気持ちで登れた」「仲間に会えて嬉しかった!」、「また登りに来たいです!」と言ってくれたことがスタッフとして涙が出るほど嬉しかったです。
このようなイベントも開拓が進めば開催したいと思っていますのでその際には是非登りにいらしてください!
ありがとうございました。
Rock Summit 実行委員 福岡 彰