ご無沙汰しております。
『学校の存続をかけたプロジェクト!インド最貧困地域の子どもたちに勉強できる環境を!』のプロジェクトオーナーのBEAMです。
本プロジェクトのご支援募集終了から早いもので半年以上が経過し、2020年も残り1か月半となりました。
皆さま、お変わりなくお過ごしでしょうか?
昨日ご支援いただいた皆さまへ報告書を送付し、本日ようやくリターンの品の発送を完了いたしました。
ご支援を呼びかけていた当初は、リターンのお届け予定を6月としておりましたが、新型コロナウイルスの影響を免れず、あらゆる計画が後ろ倒しになってしまいました。
リターンを心待ちにしてくださった皆さまには、ご心配とご迷惑をおかけし、誠に申し訳ございません。
大幅な遅れを生じてしまいましたが、なんとか無事皆さまのもとへお届けできたことをご報告させていただきます。
BEAMスクールは3月以来休校が続いており、子どもたちは自宅での学習を続けています。この間も先生たちは、子どもたちが安全な環境で安心して学習できるようにと、定期的に各家庭を訪問し、学習教材はもちろんマスクや石鹸等の衛生用品を届ける活動を続けてくださっています。
今子どもたちはBEAMスクールに登校して、仲間と一緒に勉強することはできていませんが、それでもこのコロナ禍にBEAMスクールがあって良かったと感じています。
約10年前、BEAMスクールができる前の子どもたちは、手を洗う習慣がありませんでした。手を洗うことが自分の健康を守るということを知りませんでした。
BEAMスクールに通うようになった子どもたちは、手を洗うことの重要性を学び、その習慣を身につけました。この基本的な習慣が身に付いていなければ、マスクの着用等このコロナ禍で自分の健康を守るために必要とされることを受け入れるのが、今よりも難しかったかもしれません。
私たちのパートナーであるトラストのスタッフやBEAMスクールの先生たちのように、常に気にかけて適切なアドバイスをくれる大人が身近にいなかったかもしれません。
そういった意味でも、皆さまのご支援により、BEAMスクールがそこに存在し続けられることが本当にありがたく思います。
そして、このような世界的な非常事態にあって、遠く日本から自分たちのことを気にかけてくれる人がいるということは、BEAMスクールの子どもたちはもちろん、その家族や教職員、村の人たちにとって、とても勇気づけられることだと思います。
先行きが不透明な日々が続きますが、皆さまからいただいたご支援を基にして、このプロジェクトの最終的な目標である自立運営に向けて、今後もBEAMスクールの支援を続けて参ります。
この度は誠にありがとうございました。
バホットダンニャワード!
(本当にありがとうございました!)