こんばんは。今日は10月に開催したワークショップ風景をご紹介します。ロシアの白樺合板「ロシアンバーチ」でできた本立てを、イギリス製の自然塗料「annie sloan chalk paint」で好きな色や模様でペイントするワークショップを開催しました。まずは、こちらの映像をご覧ください。当日の模様を1分ほどの映像にまとめております。事前に予約してくださった方、飛び込みでご参加いただいた方、ありがとうございました。幅広い世代の方に楽しんでいただけてとても嬉しかった…。こういう場を、当店はもちろん、石巻の街なかを中心にいろいろな地域で増やしていきたいです。ワークショップでのコミュニケーションをきっかけに、地域コミュニティの輪が広がり、地域商店や施設の利用に繋がることで、街なかの活性化に貢献できればと考えております。実際、店主はこのワークショップをきっかけに、近所のカフェでステキなliveが開催されるという情報をgetし、後日遊びにいきました。・「ものづくり」を共有する場は、地域交流のきっかけとしてとても良くて、初対面どうしのコミュニケーションのハードルも自然に下げることができます。その中でも「ペイント」は、小さいお子さんからお年寄りまで誰でも楽しめて、音やゴミも少なく、危険な工具も使わないため、「交流」や「コミュニケーション」を目的とした上で、ベストな「ものづくり」だと考えています。・annie sloanのペイントは、誰でも扱いやすく、安全性の高い塗料です。乾くとマットな質感で、調色しても濁りにくいため好きな色をつくることができます。annie sloanは、今回使用した「chalk paint」のほかにも、多様な塗料とペイントグッズを自社のオリジナルグッズとして展開しています。このプロジェクトのご支援金でannie sloanと販売店契約を結び、このようなワークショップはもちろん、さらに幅広い内容のワークショップを企画開催していくことで、みなさまが気軽に遊びに来られる楽しいお店作りをできればと考えております。その結果として、地域内で交流が深まり、街なかの利用(商店や地域施設など)を促すことができればと考えております。街で楽しむ人が増えれば、街は元気になると信じています。引き続きご支援のほど、よろしくお願い申し上げます。(CAMP FIREの仕様変更で、複数のリターンのご支援が可能になったようです。)・12月8日もペイントワークショップを開催予定です。今度は「積み木」にペイントです。素材は今回と同じ「ロシアンバーチ」。またコチラでお知らせしますね。・「本立てペイントワークショップ」会場:IRORI石巻(http://irori.ishinomaki2.com/)共催:石巻まちの本棚(https://www.facebook.com/ishinomaki.machinohondana/)協力(素材提供):株式会社テツヤ・ジャパン(https://www.facebook.com/fanierajapan/)
ワークショップ の付いた活動報告
こんにちは。今日は店舗スペースのご紹介です。右奥の黒い引き戸から工房と行き来できます。反対側です。当店は家具雑貨屋さんとしてはだいぶモノが少ないほうです。(新作は少しづつ自分のペースで作っています)奥の小上がりスペースです。作りかけだったり、これから手をかけようと思っているイスが並びます。右のテーブルではオーダー家具の打ち合わせをしたり、たまに作業台になっています。カウンターが付いています。カフェとかバーっぽいですねとよく言われます。フラッと知り合いがきてしばらくここでおしゃべりしていったりというのも日常風景です。カウンターの中です。事務室兼給湯室(?)この中で事務作業したり、コーヒー淹れたりしています。こちらは今は物置みたいになってしまっています…もともと押入れだったところを改装しました(まだ途中ですが)ここをAnnie Sloan商品の特設ブースにできればと検討中です。・ざっと店内の様子をご紹介しましたが、なんとなく雰囲気が伝わりましたでしょうか?ペイントワークショップを開催できるようになったら、こちらのスペースを使ってみんなでカフェタイムをできたらいいなと考えています。そのために、店内全体のレイアウトももっとカフェのようなかたちに変更して(今も多少カフェっぽいところはありますが)当店の家具雑貨ショールーム兼ワークショップのカフェタイムスペースにできればと考えています。それに伴い必要な改装工事費が、本文中で記載した20万円のうちの半分、10万円です。さらに内訳として、工房と同じく電気設備工事費用(配線工事、照明器具代)�が半分の5万円くらいで、内装のリニューアルにAnnie Sloanの塗料でペイントするための材料費や、新しい什器を製作するための材料費でもう5万円といった内容です。ペイントの楽しさを店内全体で表現した空間にしようと思っています。・ワークショップの合間に、ペンキが乾くのを待つ間に、店舗スペースでカフェタイムを。「あの色ステキだね。どこで使うの?」なんて、ワークショップの話題はもちろん「そういえば、近所の〇〇というカフェに新メニューができたらしいよ。このあと行ってみない?」など、ワークショップでの雑談をきっかけに街なかのお店の利用にもつながればいいなと思っています。そのために僕もなるべく地域の情報はチェックしておかなきゃいけないですね。・本日はお店スペースのリニューアルプランについてご紹介しました。次回の活動報告もお楽しみに。ご覧いただきありがとうございました。
今回は当店の工房についてご紹介します。まずは外観から。2階建ての建物で、向かって右側の白い扉の方が工房で、左側のジブリっぽい外観の方が店舗になります。こちらが工房内の様子です。パノラマ撮影なので歪みがすごいですがご了承ください。向かって左側がAnnie Sloanを中心とした塗料コーナー、奥が水道と資材置き場、右側が工具や釘・ビスなどのコーナーです。中央に作業台があり、右に見える大きい機械はテーブルソーという工具です。入口側はこのような様子です。右奥に見える白い引き戸から、店舗スペースと行き来できます。扉がカラフルなのは、ペイントする際に余った塗料をランダムに塗っていったためです。扉を使ってそのまま調色の練習をすることもあります。広さは4畳半。家具工房としてはかなり狭い工房だと思います。今回のプロジェクトで、ここでワークショップを快適に開催できるように内装をバージョンアップさせていきます。ここで現状の問題点と解決案を挙げていきます。①作業台が重く、簡単に動かせないためフレキシブルに空間を使えない。(同じくテーブルソーも)ワークショップを開催するにしても人数や内容によって配置を変えづらいため、このままだととても不便です。→作業台およびテーブルソーを可動式にし、いろいろな形式のワークショップを開催できるようにする。②収納が足りない、使いづらい。ワークショップを開催するにあたってAnnie Sloanの商品(塗料やブラシなど)を見やすくキレイに収納する必要がありますが、このままだとまず圧倒的に収納が足りません。また、Annie Sloanコーナー以外の収納もうっかり触るとケガをしそうなものがむき出しで置かれていたりするため、安全のためにも改善する必要があります。→壁面をフルに使い、Annie Sloanの商品に合わせた充分な容量と魅力的に見えるディスプレイも兼ねた収納を設置し、ワークショップ開催時に説明しやすく、作業しやすくする。危険な工具や資材、工具などは不意に触ってケガをすることのないよう安全を考えた収納に作り変える。③照明が不十分で暗い、電気配線がむき出しで危険。この写真は見やすくするために少し明るくしていますが、実際はもっと暗く、作業する上でストレスになることもあります。また、過去に天井を剥がしたため電気配線の接続部がむき出しで危険なため安全対策をしなければなりません。これは快適かつ安全にワークショップを開催する上で非常に大きな問題です。→電気設備工事を依頼し、照明を蛍光灯もしくはライティングレールに付け替え充分な照度を確保しつつ、配線上危険な箇所も安全対策してもらう。以上が、現状の大きな問題と解決案です。この中で一番費用がかかるのが電気設備工事です。本文中でご支援金の使いみちをご説明した部分で、工房のリニューアル費で10万円と試算いたしましたが、この内訳の大半がこの電気設備工事にかかる費用です。他の作業台や、収納の件については、家具を製作する際に出る端材などを有効利用することもできますので、金額的にはそこまでかからないと見込んでいます。そのため、今から少しづつそのあたりは改善していく予定です。というわけで、今日はプロジェクト実施にあたって工房が抱える問題点と解決案についてお話しました。次回は店舗スペースについてご紹介いたします。最後までご覧いただきありがとうございました。