ご覧いただきありがとうございます。
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プロジェクト立ち上げのきっかけと実現したいこと
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今年8/19にTwitterで原因不明の生きているのが不思議なくらい酷い状態の子猫見つけ、8/20に視察、準備を整えて8/21に保護しました。捕獲から本日までの約2ヶ月半(75日)の間に投薬、通院治療や精密検査を行った結果、アスペルギルスという真菌が鼻の骨を溶かし、外れた骨は肉芽の中に埋もれた状態。(下にレントゲン写真があります)更に数種類の細菌がおり、ダブルで鼻腔内に巣食っています。手術に耐えうる体力づくりも形になってきましたので完治に向けての最終的な治療として手術と入院治療を行います。安定した治療を継続して行う為に皆様にご支援のご協力を賜りたくプロジェクトを立ち上げました。
なぜ手術をするのか
経過写真の通り、彼は元気です。よく食べ、よく眠り、ほどよく遊び、下痢や便秘、嘔吐もありません。2ヶ月間給餌を続け、最近は自分で食べられるようにもなり体重が11/3の時点で2940gにもなりました。(保護時から+1890g)ただ、膿が止まりません。アスペルギルスは投薬治療が効き、培養検査で陰性に転じましたが細菌にMRSA(メシチリン耐性ブドウ球菌)が含まれており、他の嫌気性細菌にも使用出来る薬は2~3種類しかありません。1種類最大21日で耐性がつき効果がなくなると。計算すると最大90日で使える薬がなくなります。現在、患部を洗浄するために2日に1回通院しています。90日の間もする必要があります。切開した傷がすぐに塞がってしまうので、きちんと洗浄出来ず切開を繰り返すことになります。使える薬がなくなってしまったら後はひたすら洗って、塞がったら切開して、洗うを繰り返す。膿が出なくなるまで。先が見えません。苦痛が長く続きます。安楽死の提案も受けました。でも、彼は元気なんです。瀕死状態で生きているのがつらい状態ではありません。そんな彼の命をおしまいにするなんて、わたしは出来ません。ですので、細菌を完全に近い状態まで除去して壊死した組織や溶けて外れた骨も取り去り、根治を目指したいのです。
今に至るまでの経緯
▼保護直前の猫▼
当初、右目は潰れていて、上皮の癌かもという情報がありました。結果、腫れがひどすぎて埋もれていただけで大丈夫でしたが顔がパンパンに腫れ上がり、獣医師が「しんどかったと思うよ」と。「捕まってよかった」と言っていました。
▼保護後処置を終え、連れ帰ってからの経過▼
アスペルギルス菌によって鼻腔内に肉芽が発生し、膿も溜まり嗅覚がほどんど機能していなかったので捕獲のときも匂いのきつい食べ物で誘っても見向きもしませんでした。
ガリガリに痩せ細っていました。
この時点で生後約3ヶ月です。
わたしの手と比較していただくと成長不良で小さな身体だとおわかりいただけると思います。(捕獲時の体重:1050g)一刻も早く彼に水分と食事を摂って欲しかったので帰宅後すぐにa/dを水で溶いたものをシリンジで給餌したら食べたので一安心しました。下の段の写真は翌日ですが、もうまったりしています。捕獲時は追いかけっこ状態でしたが人見知り、威嚇もなくとても看病しやすい猫で本当に助かりました。
▼保護から約10日後の状態です▼
1日最低3回、毎日シリンジ給餌を行いました。だんだん浮き出た肋骨が目立たなくなってきました。
8月21日にコンベニア注射を行っていたので2週間は様子見の状態でした。
9月3日、今後の治療方針を定めるため病院に行くと「様子見」と診断。一緒に保護をした方のお知り合いが自分の通っている病院にも連れていきたいとお声掛けいただいたので受診しました。
レントゲンを撮ったら骨が溶けていました。
状況からみてアスペルギルス(真菌)だろうと。
初めて聞く病気でした。
真菌には他にも種類がありますが、骨を溶かすまでの威力があるのはアスペルギルスのみだそうです。治療の切り替え時でもありましたので即、抗真菌薬と抗生物質の投与が始まりました。
▼CTと菌の培養検査を受けました▼
やはり、鼻の骨はなくなっていました。だから彼の鼻はぺちゃんこです。
細菌も数種類いました。耐性菌も含まれていたので治療に時間をかけることがリスクになると腹をくくりました。
それでも彼は元気です。下の写真の左上はCT検査の1泊入院から帰ってきてすぐです。
テンションの高さにびっくりしましたが、そのあと全く食べなくなって元気がなくなりました。ちゅーるだけは食べました。ほんとに心配しましたが徐々に食欲を取り戻しました。下段の写真は治癒した傷の下でまた膿が溜まった写真と、切開して洗浄したあとの写真です。
埋もれていた目の周りの腫れが引きました。出てきた瞳はきれいなブルー。オッドアイでした。身体は小さいですが、月齢は5~6ヶ月なので写真はW犬歯ですが今では完全に生え変わりました。こんな状態でも彼は成長し続けています。
ケーブルをかじっている写真は最近のものです。正面からみるとわかりにくいですがこんなに腫れています。
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活動内容
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保護活動として始めるまでも子猫を保護したり、怪我や病気をして動けなくなった猫を保護して看病し、看取ったりしていました。14年前から5匹の里親にもなりました。
保護を活動とするきっかけは去年の8月に黒猫と白サバ猫との出会いから。捕獲のための給餌中に黒猫が妊娠、出産。白サバ猫も実は子供がいたと判明。両家族全員合計7匹保護しました。黒猫の子供は4匹いました。生後1週間程度だったので自宅で黒猫に子育てをしてもらい、2ヶ月が過ぎた頃里親探しをして全員譲渡。白サバ猫の子供は保護時5ヶ月で母猫とすごく仲が良いので引き離せず2匹とも保護。今までに保護した子猫の数は14匹。そのうちの5匹は今も譲渡会に参加させてもらい里親さん探しを行っています。一人で活動しているのであまりたくさんは出来ていませんが、相談を受けて外にいる猫に避妊去勢も行っています。今も両親猫と子猫3匹の5匹一家の相談を受けており、子供2匹不妊手術実施済み、母猫は妊娠中なので見守り中。生まれて少し育ててもらってから子猫を保護して母猫の避妊手術実施を計画。父親とあと1匹の子供は早々に去勢手術予定。まだ新米ですが天職だと感じたのでこれからもコツコツとでもお困りごとに向き合い、双方が気持ちよく過ごせる環境づくりをし、命を救い、つないでいきます。今月は愛玩動物飼養管理士の試験が待っています。
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資金の使い道
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目標金額は上記手術・入院費用の他に投薬、術後の通院、諸経費も含んでいます。
▼手術・入院に関しての見積書
【合計金額:514,917円】
※実施スケジュールに手術の内容を記載しています。
手術・入院の費用に使わせていただきます。
術後の経過で皮膚再生が自力で行えそうであれば猫の負担軽減の為、皮弁手術は行わず毎日の自宅での洗浄と通院治療を継続して行う予定です。こちらも同じように費用がかかるため、ご支援を使わせてください。
【除去手術】
【皮弁手術】
ご支援いただいたお金が継続治療終了となった時点で余っている場合は殺処分を少しでも減らすため、名古屋市動物愛護センターへ寄付させていただきたいのですがよろしいでしょうか。
↓参考資料:愛護センターの寄付受付ページ↓
http://www.city.nagoya.jp/kenkofukushi/page/0000081451.html
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リターンについて
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ご支援くださったパトロン様全員にお礼のメッセージとその時の猫の写真、12月時点での収支報告をメールにて送らせていただきます。経過や収支は継続治療が終了するまで活動報告にてお知らせ致します。猫の写真に関しては傷が苦手な方もいらっしゃると思いますので一律、傷ぼかし加工有りのものとさせていただきます。申し訳ないことですが物品を揃える余裕がないので5,000円以上のパトロン様にはオリジナルのカレンダーを制作することに致しました。最初はこの猫の写真を使って作ろうかと思いましたが、カレンダーをご活用いただく来年には完治している予定ですので悪いことは引きずらずに今年中でおしまいにしてしまうことにしました。
どこででもお使いいただけるようシンプルなデザインにする予定です。
12月中にお礼メールに添付してお渡しします。
※メールアドレスはリターンの履行のみを目的として取得されます。
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実施スケジュール
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【1回目の手術:11月8日】
皮膚を切除して壊死した組織、溶けた骨を除去して細菌と膿を徹底的に洗浄する手術と入院治療を行います。入院期間は10日、1日3回の洗浄を行います。
【2回目の手術:日付未定】
切除した箇所の皮膚再生具合によって皮弁手術を行います。皮膚が再生されなかった箇所から新たな細菌感染を起こさぬよう皮膚を寄せて縫い詰めます。猫の皮膚の下にある毛細血管は複雑にクロスしていて別の箇所から取ってきた皮膚を移植しても再生しないそうです。なので、人間で言う美容整形のリフトアップ手術のように皮膚を引っ張ってきて縫い合わせるという内容になるそうです。(わかりにくかったらすみません)
入院期間は10日、毎日患部を消毒・洗浄します。
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最後に
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彼のことをたくさん知っていただきたいあまりに長々となりましたが最後までお読みいただいてありがとうございます。頑張る彼を応援したい。ただそれだけです。ご賛同いただけますととても励みになります。よろしくお願い致します。
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行し、リターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見るありがとうございました。
2022/02/20 18:56こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
みなさんこんばんは
2021/05/19 19:56ご無沙汰しております。実は!今日は王子の誕生日。2歳になりました!2019年の今日、産まれました。↑この写真は保護の2週間ほど前右がお母さん、奥が兄弟です。お母さんは現地のボランティアさんに不妊化をお願いしました。今も元気にしています。↓最近のお母さん模様がそっくりでしょ。↓うしろ向いてるのが王子です。もうね、かわいすぎるしっぽ。顔が見えなくても王子ってわかる。一緒に写ってる兄弟も色々あってこの彼女も一緒にうちにいます。↓立派になったでしょ!皆さんは初めて顔に大きな穴を開ける手術に手を差し伸べてくださった方々。本当にありがとうございました。今も山あり谷ありですが元気に生きています。いのちの長短だけでは図れないしあわせがあると言いますがわたしは王子に長生きして楽しいことをいっぱい知ってまったり穏やかに暮らして欲しい。来年も、再来年も、それ以降もこの日を祝えるようにケアがんばります。普段の王子はTwitterでお伝えしているので、是非遊びにきてください。↓SHIROCURO Twitterhttps://twitter.com/@SHIROCURO2018長々となりましたが梅雨入りしましたね。気温の変化が激しいのでお労りください。わたしはコロナの濃厚接触者になってしまって感染者と自宅療養です。皆さん、お気をつけて。では また「うつくしい いのち、つなぐ。」Animal Rescue SHIROCURO もっと見る
最後の収支報告とお礼
2020/07/26 02:41こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
コメント機能が使いこなせておらず、返事が遅くなってしまい大変失礼致しました。
追加支援が必要になったら直ぐに知らせて下さい。
王子。 病院治療、頑張ってね。 大丈夫、必ず良くなる。あなたはとても強い運を持っている子だと思うから。 元気を取り戻したら、またYOUTUBE風動画で微笑ませてください(最高に可愛かった(*´ω`*) SHIROCUROさん。 急に暑くなってきました。例のウイルスも暴れています。 どうか体調にはくれぐれもお気をつけくださいますよう。