あと2週間ほどでマンゴーの収穫が始まります。
大きくなってきている実にはひとつひとつ袋をかぶせていきます。
ファームにはマンゴーの木が3,000本以上あります。例えば1本に50個のマンゴーが実ると見積もると、ざっと150,000個の実に袋をかけるわけです。想像を絶する作業です。。。
ファームメンバーは通常の業務があるため、マンゴーの袋掛けのためにSvayChek村の人たちに臨時でお手伝いに来てもらっています。
マンゴーの畑の中でみんなの楽しそうな歌声が聞こえたりしてとてものどかに感じますが。。。。
マンゴーの木にはこの赤アリが住みついています。このアリにかまれると痛い!!!どころではない痛さです。しばらく痛みが続いて腫れあがります。
マンゴーの木の下を油断して歩いていると赤アリが上から降ってくることもあります。
この赤アリの攻撃を避けながらひとつひとつマンゴーの実に袋掛けをする作業は私からするとものすごい大変なことに思いますが、カンボジアの方たちは鼻歌を歌いながら上手に作業を進めてくれています。
いつもファームにいて感じるのが、自分ができないことをやってくれる人たちがいて一人じゃないから組織やチームが成り立つし、人それぞれ得て不得手があって当然で、お互いができることをやって補い合えればいいんだなぁと。
できないことはみんなに委ねる。みんなにあまえる。なんでも自分で抱えすぎない。
物事がスムーズに進む秘訣かなと思っています。
ちなみにカンボジアではこのアリの卵料理はとても人気があるんですよ。