2年半前に最愛の妹を病気で亡くした経験はあるものの、こどもを授かった経験がないわたしが、このプロジェクトに関わらせていただいているのは、Angieの菅美紀さんとの出逢いがあったからです。
妹が辛く苦しい時にも、死の瞬間にもそばにいてあげることができなかったわたしは、妹の死後、自分の身勝手さと後悔と罪悪感とで自分を責め続ける毎日でした。 そんな時に、美紀さんと出逢いました。
胸の内を話し嗚咽しながら泣き続けるわたしを優しく受け入れてくださり
「泣いてもいい。無理して笑わなくていい。
自分を責めたり、後悔したりすることもあっていい。
でも、今がどんなに辛くても、苦しくても必ず癒える時がくるから。
だから、今は存分にその悲しみを感じて泣いていいよ。」
そう言ってくださいました。
不育症により、授かった4人の赤ちゃんを天国に見送った経験のある美紀さんの、深い悲しみと痛みを知っているからこその、無条件にわたしを受け入れ肯定してくれる言葉 にどれほど救われたでしょう。
この出逢いがあったからわたしは妹の死を受け入れ、乗り越えることができました。
愛する家族を喪う痛みや悲しみ、苦しみがどれほどのものなのか。
わたしにも痛いほど伝わってきます。
前を向いて生きていこうと決めて、苦しい胸の内を話したくなった時、じっくりと聴いてくれ一緒に涙を流してくれる存在が必要です。
それは、経験をされた当事者の方でなくてもできることです。
ピンク&ブルーリボンの啓発活動は、赤ちゃんを亡くされた女性やご家族だけの取り組みではありません。家族、友人、そして地域、社会全体で、取り組み、学んでいくことが必要です。
誰にも打ち明けることができず、心に蓋をしてひとりで悩み苦しむ女性が、ひとりでも多くその苦しみを癒すことができ、未来に向けて歩んでいけるよう、このプロジェクトを応援しています。
シンガーソングライター いのちのうたいて めぐみのおと
HP:https://ameblo.jp/megumi-note
*心に響く優しい歌を唄われています。