私は長年不妊治療を続けた後、特別養子縁組のご縁で娘を授かりました。
治療中、周りの友人はどんどん妊娠していき、二人目も生まれる。
子育てをする中での悩みや大変さを聞いたり、テレビで見たりしても「子供がいるだけでいいじゃない」と思ってしまったことも何度もあり、そんな風に思う自分が嫌でした。
治療をすれば授かると思っていましたが体外受精を何度かするも妊娠しませんでした。
Angieのすがさんは長年の友人で、妊娠しても流産を繰り返す不育症で苦しんでいました。
流産して辛い気持ちをずっと抱えていて、その悲しみを分かち合える場を作っていきたい、と話していました。
妊娠をしても、生まれてくることって普通ではないんだということ、
命って、妊娠して、生まれてくるだけで本当に奇跡なんだということを知りました。
奇跡の連続でこの世に誕生してくれる命。
子供を授かること、産まれてくれること、育ってくれることの奇跡とありがたさ。
流産や死産、新生児死などで赤ちゃんを亡くされたご家族の悲しみの深さは、体験した方にしか分からないことですが、
この流産や死産が「公認されないグリーフ」として話してはいけないもののように扱われているということをAngieの活動から知り、
ただでさえ子供を失うという悲しみを経験した家族にとって、
さらなる悲しみを味わうような世の中は悲しすぎると思いました。
そこに、確かに命があったこと。
その喜び、失った悲しみを受け止められるような社会にしたい。
ひとりでも多くの方に、この活動を知ってもらえたらと思い
これからも応援をしていきたいと思います。
命が生まれてきてくれることは奇跡であるということ。
その奇跡を一人一人がもっと知って、いまいる命を大切に生きられる社会になりますように。
ライフミッションファシリテーター®
浅賀明日香
ブログ:https://ameblo.jp/aloha327/