『神秘の臓器』プラセンタ
『プラスリム-10』の主要成分であるプラセンタについて何度かお話させていただきました。
本日は、その古い歴史や、医師たちの想いについて触れたいと思います。
プラセンタ(placenta)とは、胎盤の事ですね。
赤ちゃんがお腹に宿り、育つまでのすべてを管理し、赤ちゃんを守り成長させる胎盤。
このプラセンタの持つパワーについて、胎盤力という言葉を使い、日本胎盤臨床研究会(現在の一般財団法人日本胎盤臨床医学会)を立ち上げた吉田健太郎医師が著書でも述べています。
(「副作用はいらない!胎盤力~プラセンタ・パワー」 )
命を育む『神秘の臓器』と呼ばれています。
人で言えば、たったひとつの細胞<受精卵>から、約60兆個もの細胞からなる胎児へと育てあげてくれるのですから、その神秘と命のエネルギーはすごいと言わざるを得ません。
先人たちは、再生医療が注目される時代のずっと前から、プラセンタの持つパワーに細胞を再生させる力<再生力>を見出したのです。
実は歴史が古いプラセンタ
プラセンタを、世界中の美女たちが使っていたと言われています。
・秦の始皇帝(紀元前259~紀元前210年)「不老長寿の妙薬」として使用
・クレオパトラ(紀元前69~紀元前30年)美容と若さのために
・楊貴妃(719~756年)「紫河車」服用
・マリー・アントワネット(1755~1793年)美容と若さのために
近代では伝説のマリリン・モンローやオードリー・ヘップバーン、さらにはチャーリー・チャップリンも美容・健康目的で活用
と、このように、歴史に名を残す人たちが利用していたと伝えられています。
また、医学の歴史としては、
・唐の時代(618~907年)医学書に薬として紹介される
・明の時代(1368~1644年)漢方薬のバブルとして名高い『本草網目』に「紫河車(しかしゃ)」として取り上げらる
などの文献が残っています。
そして1950年頃、満州医科大学の教授であった稗田憲太郎博士が、ソ連の病理学者スプランスキー博士の「神経病理学」に出逢ったことがきっかけとなり、八路軍に参加、傷痍軍人の治療のために、組織療法を行います、
そして帰国後、久留米医科大学でプラセンタの研究に没頭します。
1959年、その研究の成果である肝機能改善のプラセンタ注射薬が「ラエンネック」と命名され、1967年に「肝硬変適応症」として保険適用薬となり、現在は「慢性肝疾患における肝機能の改善」として保険適用となっております。
また別の歴史のルートでは、1930年代旧ソ連のフィラトフ博士が「組織療法」にプラセンタを使用。
その後この組織療法が日本に伝わり、1950年に組織療法を研究していた医師たちによる「組織療法研究所」設立。
プラセンタエキスの注射液の開発を行い、「メルスモン製薬株式会社」へと発展し、
厚生省(現厚生労働省)から医薬品の認可を得て更年期障害と乳汁分泌不全の注射薬「メルスモン」の製造販売を始めます。
つまり、日本には1960年代に入ってきて60年の歴史を誇り、ラエンネックとメルスモンの二つが主流となり、プラセンタ治療が発展してきた、ということです。
参考:
株式会社UTPユニバーサルトランセンドプランニング
プラセンタの歴史
【引用】
胎盤の薬効は、科学的分析技術のない古代から、経験的に知られていたようです。
西洋では「科学的医学の父」のヒポクラテスが治療に利用したと言われています。
また、クレオパトラやマリー・アントワネットも美容と若さの保持のために飲用したと伝えられています。中国では、古くは始皇帝が「不老長寿の妙薬」として用いたと言われています。唐の時代には医学書に紹介され、はっきりと薬もしくはその原料として扱われています。続いて明の時代には『本草網目』という漢方薬の本ではベストセラーの本にも取り上げられ、滋養強壮・不老長寿・精神安定など多岐にわたる効果がある薬としてメジャーになっていきました。
西洋での胎盤の利用は長く忘れられた格好になっていたのですが、1930年頃ソビエト連邦のフィラトフ博士が「組織療法※2」を発見しました。しかし、当時は世界大戦などもあり、ソ連の療法が広く世界に伝わることはありませんでした。
日本には1950年頃満州医科大学で教鞭をとっていた稗田憲太郎博士が八路軍(※1)に加わり、傷痍軍人を早く治すためにスプランスキー博士の治療をヒントに「組織治療」を行いました。
稗田博士は帰国後、久留米医科大学で教授を務め、胎盤利用の研究を続け、多くの医師を輩出しました。そして1960年代にかけて「組織療法」は急速に全国に普及していったのです。
出典:小冊子〔プラセンタのお話〕
(著者:日本胎盤臨床研究会初代代表理事 吉田クリニック院長 吉田 健太郎 医師)
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※1「八路軍」(はちろぐん、パーロぐん、パールーグン)とは、日中戦争時に華北方面で活動した中国共産党軍(紅軍)の通称である。 1937年8月、中国工農紅軍が中華民国国民革命軍第八路軍(方面軍に相当する編制単位)として国民政府指揮下に編入されたことから、この名称で呼ばれた。
※2「組織療法」とは、病気の患部の中に冷蔵保存しておいた別な組織を埋め込む療法ですが、これにプラセンタを使用しました。
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患者さんのためを思う医師の誠実な想い
歴史をひもとくと、プラセンタが東洋医学的なものであり、生薬・漢方由来だという事がわかります。
もちろん胎盤ですから、自然のものであり、生命のエネルギーであることは間違いありません。
60年の歴史の中で、組織療法・プラセンタ注射・プラセンタ注射に代わるサプリメント服用で、重大な副作用の報告はありません。
医師が患者さんの負担の少ない治療を追い求め調べて研究し続けた結果、たどりついたのがプラセンタ治療です。
日本胎盤臨床研究会(現在の一般財団法人日本胎盤臨床医学会)を立ち上げた吉田健太郎医師の、プラセンタとの出逢いを少し紹介いたします。
プラセンタとの出逢い~患者さんのために~
「プラセンタは、新しい医療を実現していくための援軍です。私が言う“新しい医療”とは、薬や手術になるべく頼らない医療であり、自然治癒力を高める医療です。」
吉田医師がプラセンタと出会ったのは今から約30年前、まだ病院の勤務医時代でした。
当時、肝炎の治療でインターフェロン投与を行っていましたが、副作用に苦しむ多くの患者さんを目にしたところから始まります。
インターフェロンとは、肝炎の治療に有効ではありますが、大きな副作用を起こすことがあります。
また、治療の効果が得られる患者さんは全体の20%でした。
逆を言えば、70~80%の患者さんが効果を得られないばかりか副作用に苦しむことになります。
投与されるインターフェロンは、遺伝子組み換え技術の応用などをして、人工的に合成したものなので、拒否反応として副作用を引き起こしやすいのです。
主な副作用は、吐き気・発熱ですが、連日続くので精神的にもつらく、生気を失い、神経症やうつ病になり、最悪の場合は自殺に追い込まれるケースもありました。
「できるだけ副作用のない薬はないものか?」
そう考えて探し求め、出逢ったのがプラセンタだったのです。
しかし、人や動物の胎盤ですから、感染症の恐れもあるのではないかと慎重に考え、くまなく調べます。メーカーに問い合わせ、納得できる回答を得たことで、プラセンタ治療に踏み切り、当時はまだ少なかった臨床データを積み上げていったのです。
もっと選択肢のある医療を求めて
吉田医師のモットーは、自然治癒力にゆだる・様子を見ることを含め、患者さん主体の医療です。
現代医療は、残念なことに患者さん主役ではなく、病院主導の過剰医療になっていると感じています。
自然治癒力で治る、元から健康になって自然治癒力や抵抗力を高めていく、といったことをともすれば忘れがちで、すぐに薬や手術といった治療になってしまい、患者さんは選択できない。これはとても残念なことです。
西洋医学・対処療法を批判するのではないですが、患者さんが何を優先したいか選択していただくことが大事だと考えます。
選択肢を広く患者さんに示すため、出来るだけ副作用の少ない薬や治療法を意識的に探してきました。
「化学合成した薬を用いた場合、どうしても副作用が多くなります。副作用の少ない薬を優先して選択していくと、やはり生薬など自然に出来た物から作られる医薬品に注目することになります。また、東洋医学や代替医療と言われる分野の治療法も選択肢に上がってきます。患者さんの症状に合わせてそれらを組み合わせることで、より大きな効果が期待できるのです。」(吉田医師)
患者さんの身体的・精神的負担が軽くなることを第一に考え、寄り添い、患者さん思いだからこその、吉田医師のモットーでありプラセンタ治療との出逢いだったと言えます。
そのおかげで多くの患者さんが救われてきました。
出典:『プラセンタ医療の現場から』
現代書林(日本胎盤臨床研究会初代代表理事 吉田健太郎医師監修)
医療専用から一般へ広く伝えたい
今回は、当プランエイジ代表高橋の「こんなに素晴らしいものを多くの人に知ってほしい!」との熱い思いから、医科専売品ではなく一般発売出来るようにオリジナルで研究開発したものとなります。
前述したプラセンタ治療において、注射に代わるものとして研究開発された医科専売品を取り扱っているのが、今回「プラスリム-10」を手掛けてくださっている、株式会社UTPです。
「プラスリム-10」の成分もまた、信頼していただけるルートからの仕入れとなっております。
ここでしか手に入らない、新しい形の <プラセンタ×スリム> の成分で、健康的なキレイを目指すものとなっています。
残りあとわずか、ぜひ中から健康に、キレイになりたいあなたに手に取ってほしいと思います。
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参考文献:
『プラセンタ本気で若返り日記』
現代書林(日本胎盤臨床研究会初代代表理事 吉田健太郎医師監修)
『プラセンタ医療の現場から』
現代書林(日本胎盤臨床研究会初代代表理事 吉田健太郎医師監修)
『医師たちが選んだプラセンタ療法』
現代書林(一般財団法人日本胎盤臨床医学会 理事長 長瀬 眞彦医師監修)
TOPイラスト出典:https://www.ac-illust.com
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