「今をジブンゴトに。」-中高生による中高生のための教育SDGsイベント開催-
中高生によるSDGsと起業を実践的に学べるイベント「課題発見DAY-Plus-料理とSDGsで自分の世界観を広げる一日」を開催しました。今回で7回目となるSustainable Game主催イベント、誰一人取り残さない世界の実現のために中高生が社会を動かし始めています。
■人が変わらないと始まらない
SDGs(持続可能な開発目標)の本質は「人が変わること」です。今、この言葉は私たち中高生の遊び道具になりつつあります。さまざまな人と会うことができ、さらに自分の知らない世界を知ることができるこのツールは、私たちに世界観を一瞬にして広げる楽しさを教えてくれました。Sustainable Game(誰一人取り残さない世界を作るゲーム)の主人公である私たちにとってSDGsは最高の遊びであり教育です。
■Be a social tackler.(愛を持って社会に突っ込め)
社会課題は重たく、私たちの世代にのしかかっています。そんな今の社会に対して中高生発のSDGsアクションを実現するための団体「Sustainable Game(サステナブルゲーム)」は、社会課題に本気で突っ込んでいく中高生を増やすため、「課題発見DAYplus」を12月27日に東京・恵比寿ガーデンプレイスタワー12Fクックパッド株式会社で開催しました。
当日は36名の中高生と大学生や社会人で編成される6人のメンターが参加し、オープニングのSDGsルーレットに続き、クックパッドの横尾祐介様からの基調講演、料理体験、街でのフィールドワーク、ワークを通して見つけた課題の解決方法を考えるワークの時間を終えた後、各チームごとの個性的なプランを発表していきました。その後、日本初のウィーガンフードアナリスト®︎の岩田絵弥曄様、株式会社Gifukuru箕浦恒典様から基調講演をいただき、最後に一人一人が自分に何ができるのかを考える自己探究ワークを行いました。
あるチームはルーレットで出た「教育」を意識しながらリアルな体験を行い、街に生えている食用の雑草や虫を利用して実践的な食教育をしていくことで震災や今後心配される飢餓の課題を解決することができるというプロジェクトを発表していました。
■参加者の感想
「とても楽しく自分のフィールドも広がりとても良かったです」高1男子
「初めに料理を通して班のメンバーと話すことができたので、前回よりも班のメンバーとの仲が良い状態でフィールドワークなどをできたのが、すごくよく、楽しかったです!」中3女子
■社会を意識した地点で社会人
私たちは真の持続可能な地球を作っていくために年齢の壁を越えて様々なイノベーションを起こしていく必要があると思っています。これからは中高生が作り上げる最高のアクティブラーニングを地方に世界に広げていこうと考えています。
中高生、大人、は関係ない。社会を意識したら平等に社会人であり、地球を意識して行動を起こせばSDGsは達成できます。あなたもSDGsというツールを使って社会をより良くしてみませんか?
■一般社団法人設立を目指して
現在、課題発見DAYのメソッドを地方や海外に輸出していき、人が変わることで地球を幸せにすることのできることを証明するため中高生による非営利一般社団法人設立に向けて寄付を募っております。来年は長野での宿泊型イベントやフィリピンでの課題発見DAYplus開催を予定しています。活動を継続していくためには資金が必要です。皆様からのご支援をお願い致します。