忘れられない味!「黄金色に輝くスパークリング!!」20年ほど前に出会った「お酒」を再現して皆さんと味わいたい。
<はじめに・ご挨拶>
はじめまして!前田順(まえだじゅん)と申します。
私は愛知県名古屋市にある、愛農流通センターの社員です。
愛農流通センターは40年程前に「こだわり卵」の生産者が3軒集まり立ち上げた会社です、初めは卵だけを直接ご家庭にお届けしていましたが、安全で美味しい野菜や調味料もほしいとのご意見に応えて輪が広がり今ではご協力頂く生産者さんや製造者さんが全国に有り300軒近くになろうとしています。
お客様の紹介で営業所の近くに有った愛知県東浦町の「野村酒造さん」に足を運ぶことになりました。蔵にお邪魔すると趣の有る建物に酒蔵独特のキレの有る華やかな香りがしました。正直日本酒がこんなに良い香りがする事を知りませんでした。酒屋さんで買ったお酒では絶対体験できない香りです。
こんな蔵に自分達の仲間のこだわりのお米を持ち込んだら、どんなお酒が出来るのだろう?ワクワクが止まりません。
早速、東海地方米どころ岐阜県恵那市の生産者さんにお願いしたところ快く引き受けて頂き1年後仕込みの運びとなりました。
仕込み中の樽を見せて頂く事に、はしごを登ってのぞき込む時あまり顔を近づけない様にと注意を受け(炭酸ガスを吸い込んで意識が無くなり樽の中にドボン!の可能性が有る為)覗き込みました。
蔵のいい香りを何倍にも凝縮した例えるに言葉が見つからない程幸せになる香り。
たしか2月頃だったと思いますが会社でお昼休みを取っていると、蔵から電話!「今から搾るので見に来ませんか?」とお誘いを頂き徒歩で駆け付けました。
もろみが舟に乗せられ流れ出したお酒を試飲用の小さな透明コップで受ける。コップに注いだお酒を持ち上げ光に透かしました!透明な琥珀色の中に細かい気泡が見えます。搾りたての日本酒には天然の炭酸ガスが含まれているからです。
色・香り・すべてが初めての体験、感動しました!
蔵には菌が住み着いていて仕込みの現場には本来部外者は入れません、役得と言いましょうか貴重な贅沢をさせて頂きました。役得とは言えこの感動を他の人にも伝えたい。ずーとその思いが消えず「野村酒造さん」が蔵を閉められてからも何軒かの蔵にお酒仕込みを依頼してきました。しかしなかなか願いは叶いませんでした。
10年ほど前にお願いした仕込みを最後にその思いは途絶えていた所、一昨年自分のこ思いを聞きつけた自然食品卸会社「黒怒の眞田社長」より良い蔵が有るのでと紹介頂いたのが今回の「花盛酒造さん」でした。原料・味・人にこだわりぬいた日本酒「唎kiku」の蔵、花盛酒造でしか体験できないのです。
今もろみからあふれ出て滴り落ちるお酒を口にする体験は、日常生活中にありますか?
今回は皆様に、岐阜県山岡町で作った酒米と岐阜県八百津の酒蔵で仕込んだ、こだわり抜いた日本酒の試飲イベント「オリジナル日本酒プロジェクト2020」にご協力いただきたいと思っております。
岐阜の地でお酒作りに関係する環境のことや、こだわりのお酒を仕込む為に10年も蔵を探して完成を待ち望んでいたことなどを伝えつつ、皆さまに大変魅力なリターンもご用意しておりますので、ぜひご一読ください。
【オリジナル日本酒プロジェクト2020について】
今回の企画名「オリジナル日本酒プロジェクト2020」は、
こだわりの生産者が作った地元のお米を使い、伝統製法を重んじる小さな酒蔵に想いを託し、
「自分たちのオリジナルの日本酒」を作ることで、ここでしか得られない感動体験をしたい。
そういう気持ちで日本酒を愛する有志によって、このプロジェクトははじまりました。
昨年に続き2回目となりますが、今回はこの素晴らしい取り組みを是非多くの人に知っていただき、共有したいと言う想いが溢れ出し、PRする場を探していた所、クラウドファンディングと言うサービスに辿り着きました。
魅力的なリターンをご用意することで、これまで接点のなかった方ともコミュニケーションが取れると思っております。
<株式会社愛農流通センターとは>
愛農はもともと有機的な農業をする生産者が集まって作った組織です。
安心安全な農作物を作り、それを求めてくれる消費者に届けるために、40年前に農家が集まって作った組織で、さらにそれは村作りをする以前に、肝心の人作りをする事が根底に有りました。
「農」を「愛」する という意味で愛農の活動の創始者である 故 小谷 純一氏の平和活動の象徴として命名された「愛農」を全国の有志が各地で運動的に現在も広げています。
私どもも愛知県で活動を始め、その時から「愛農(あいのう)」と言う名前で、自分達の作った農産物を町の人たちに届けていきました。
あいのうは生産者・消費者・流通の関係、が今まで以上に顔と顔の見えるような関係を何よりも大切にしていて、時代が変わっても、その「責任」と「未来」を背負っていくことがあいのうの役目だと思っているのです。その想いは、今もこれからも変わる事はありません。
株式会社愛農流通センター
<あいのうの目指すもの>
顔と顔の見える関係を大切にしていて、都市と農村を結び、土を愛する農業を育てる環を広げる事を業務とします。
あいのうは「食の安全」をキーワードに、生産する人、運ぶ人、食べる人が一つになっていき、食の生産現場である農村と農地を守るための活動をしています。
そして「食の安全」を通じて、土を愛する農業と自然環境を守ることで社会貢献することを使命と思っております。
※土を愛するとは・・・自然の摂理に従い、自然の恩恵に感謝して生きること。
あいのうでは、毎回魅力的な生産者と製品をピックアップして、それぞれのこだわりや魅力や想いをご紹介していきたいと思っています。
今回の第一弾は、三浦大地さん。大地という名前が示すように、大地のようにどっしりとしていて力強く、生産者としての強い信念を持った方です。
三浦さんは御爺さんの代から愛農米生産組合として地域作りに取り組んでおり、稲作りに愛情を持ち、その元となる田んぼの土壌づくりにも誠心誠意取り組んでおられます。
<三浦大地さんのご紹介>
お米を作るのは三浦大地さん。
有機農業を教える、私立農業高校「愛農学園」を卒業後。
国立三重大学 生物資源学部に進み卒業、海外農業研修(fam.Buecheler/スイス・チューリヒ州)研修を行った後、公益社団法人 国際農業者交流協会 勤務(東京都大田区)し、2011年5月~実家に帰り就農して今に至ります。
三浦さんは、循環型農業の複合経営を行っています。
肥育牛・平飼い養鶏・田を営み、牛や鶏から出る糞を田に戻し循環させます。三浦大地さんのお米作りのこだわりは、例えば、お米が沢山売れるからと言って、簡単に田の作付け面積を増やす事は絶対にしません。
三浦さんは、一時的な自分本位の利益を追求することはせず、田んぼと、お米を食べる人の事を考えながら、地域や文化を永続的に守っていくことに使命感を持っておられます。
「循環型農業は生態系のバランスが大事なのです。短期的に売れるからといって、バランスを崩せば一時のために生態系を崩してしまい、大変なことになります。それを取り戻すためにまた、ものすごい時間がかかってしまいます。」
<大地さんの作る酒米>
大地さんの作る酒米は、有機肥料のみを使い殺虫剤・殺菌剤を使わず育てた「ひだほまれ」です。
ひだほまれは岐阜県を代表する酒米で、大粒で五味(甘味・辛味・酸味・渋味・苦味)のバランスが良く、タンパク質が少ないことから、高品質の酒造りに適した条件を兼ね備えていると言われています。
栽培地は、最高評価「特A」の米を育む恵那山岡。
化学肥料不使用、自家堆肥(有機質肥料)100%使用。
除草剤散布は、田植え時に一回のみ。
また、全国有数の昼夜温度差の中、庄内川系最上流の澄んだ沢水で育てていることも自慢です。
透き通った水が湧く、里山で和牛を飼い、鶏を飼い、米を作る循環型農業を実践しています。
魚沼産コシヒカリで有名な魚沼地区に気温変化や雨量の気象条件がほぼ同じで有る事もうなずけます。
<オリジナルの日本酒、Kikuとは?>
「唎 kiku」には利き酒(ききざけ)という表現以外では、ほぼ用いられない漢字です。
訓読みは(こえ)。ーー生酒の奥深さと魅力を利く。そんな想いをのせました。
さらに、今回の生産者・三浦大地さんの屋号は「貴久生(きくせい)」。貴いものを末長く生産する、という夢を託した名にもあやかっています。
<花盛酒造との出会い>
明治創業の花盛酒造さんとの出会いは、今回の日本酒プロジェクトの為には大きな出来事でした。
これまで、愛農ではオリジナルの日本酒を作っていましたが、仕込みをお願いしていた酒蔵が後継者不足などで蔵を閉じてしまうことが増えていったのです。
我々も復活を願いながら、複数の蔵元を訪ねますがオリジナルの日本酒を仕込める蔵とは巡り会えませんでした。
それから10年の年月が過ぎた頃、※花盛酒造さんと出会ったのです!
経緯は、たまたまですが※「黒怒」の眞田社長から、岐阜県八百津の花盛酒造さんを紹介して頂けたのです。花盛さんにご相談した所、ご了承をいただき、三浦大地さんがこだわって育てた酒米「ひだほまれ」を好みの精米歩合で磨いて持ち込み、酵母、仕込み方、搾り方を選びながら醸してもらえることになりました。
※黒怒とは・・・・「食」と「性」及び自然を基点とし、自己の幸せ、人間全体の幸せを達成する為に、現象の世界を変革し、自己の確立と人間本来の暮らしを具現化する。<人間本来の暮らしの総合デザイン>
※花盛酒造・・・岐阜県八百津にて、丁寧に少量づつ日本酒を醸す「花盛酒造」。絞り方は、手間と時間はかかっても袋吊りによる自然垂れと、「ヤエガキ式槽搾り」といった昔ながらの方法のみ。その品質が認められ、県知事賞の受賞歴もある酒蔵です。
<このプロジェクトで実現したいこと>
現在日本の各地で起こっていることですが、中山間地域は条件不利地と言われ、中間農業地域・山間農業地域を合わせて国土の7割を占めると言われます。
中山間地域には「多様な生態系」「自然景観」「伝統文化や技術」などを残し、日本の誇れる文化的資産なのですが、農家の高齢化、受け継ぐ人も減っていて、全国的に課題になっています。
大きな時代の流れの中で抗えないことはもちろんありますが、私たちは例え小さな農業と言う道の中でも生き残り可能で持続可能な農業を目指し、強い想いを持って生産しています。
そのことは、今回のプロジェクトの背景にある内容ですが、お伝えしたいお話しでした。
◆何がしたくて・知って欲しいのか
あいのうの取り組む活動の全体を知って頂き変えていくには、ささやかな第一歩かもしれませんが、このようなプロジェクトを立ち上げ、多くの人に知って頂き、興味を持って頂くことで未来への希望に繋げられたらとも思っています。
岐阜県の中山間地で、綺麗な空気と水の有る贅沢な土地から出来る酒米を、岐阜県の伝統ある蔵と協力して、作り出す価値ある珠玉のお酒をとにかく一人でも多くの人のより良い明日のために、この偶然の出会いを大切にして届けたい!知って欲しい!そんな強い想いから、このお酒を作ったのです。
<資金の使い道・実施スケジュール>
未来につなぐ持続可能なお酒作りにかかる諸経費、そして多くの方に飲んでいただく日本酒のパッケージ費用として。
また、このプロジェクトを魅力的にする為の広告費・パッケージデザイン費・プレスリリースなどの情報発信の費用に当てさせて頂きます。
2月22日(土)の蔵開きにめがけて1月末までに資金を集め、特別な蔵開きイベントを成功させたいと思っております。
さらに多くの人に味わって頂き、こだわりの日本酒の製造に関わる生産者さんや酒蔵さんの取り組みと、あいのうの事業活動を多くの人に知って頂き、これからも安全で安心でき、美味しい食を持続的に届けたい。
<リターンのご紹介>
●搾りたてのフレッシュな自然垂れ しずく無濾過生原酒と国産ヒノキで作ったオリジナル焼印入り枡
●イベントへの参加権利
<最後に>
「オリジナル日本酒プロジェクト2020」は、昨年に続き2回目となりますが、今回はこの素晴らしい取り組みを是非多くの人に知っていただき、共有したいと言う想いが溢れ出し、PRする場を探していた所、クラウドファンディングと言うサービスに辿り着きました。
魅力的なリターンをご用意することで、これまで接点のなかった方ともコミュニケーションが取れると思っております。
このプロジェクトも有志が集まって作った少数のイベントから、多くの方に知っていただけるようなイベントにしたいと思っております。
このイベントに対して多くの方にご参加頂いたり、ご興味を持って頂くことで、岐阜の中山間地域のことや、日本酒作りの厳しい現状のこと、そして永続的に残していきたい農業や田舎の風景についても、知って頂く機会になります。
このプロジェクトを皆さんと一緒に「より良い明日の生活のために」ついて考えられるような特別な機会にします!
何卒、ご協力の程よろしくお願いいたします。
酒類販売業免許 昭和酒857
最新の活動報告
もっと見る贅沢な 酒粕が出来ました!
2020/04/10 19:00贅沢な酒粕です。まだ絞ればお酒が搾れるレベルで酒粕として出荷しています。香りはお酒より強く感じて頂けると思います。 もっと見る
荒走りが出来ました!
2020/04/10 18:00絞り機にのせて最初に流れ出したお酒は薄くにごっており、これを「荒走り」と呼んでいます。酒によっては微発泡することもあります。香りの楽しめるお酒となっています。 もっと見る
4月のリターン出荷を始めます。
2020/04/10 17:00こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
コメント
もっと見る