村岡浩司さん(一平ホールディングス 代表取締役社長)
ドリプラが掲げる『すべての大人が夢を語る社会の実現に向けて』と言う理念は、次なる大人世代、つまり学生や青年たちに向けられたメッセージだとも捉えられます。
ドリプラの活動は、前提となる社会構造が変化した平成の時代に於いてもこれまでの地方創生モデルから脱却できず歪みを正せないでいる現大人世代が生み出した社会課題を"次世代に引き継がせない"という主体的な動機や気概と共に、その情熱の連鎖が仲間達に広がり、「私自身がこのまちの未来を担うんだ!」という夢とアイデアを持った若き社会起業家を地域に生み出し続けている功績は大きいと思っています。
僕は、こうした責任感溢れる若き挑戦者たちを尊敬の念を込めて”地元(じもと)創生のローカルアントレプレナー”と呼ぶことにしています。
地元創生とは、こうしたローカルアントレプレナーが創り出す、自らの愛する地元を守り発展させていくソーシャルビジネスにより描かれる地域の未来です。
夢を語る大人達、つまり次の時代を担う社会起業家が其々の地元に育ち、彼らの事業が社会実装されていくとき、やがてドリプラの概念が日本中に伝播していき真の地域活性化が実現するのだと信じています。