クラウドファンディングも残り時間13時間となりました。
蓮の縁で長い間交流があったロータスコンセプトの 蒲田 ちか (Chika Kamata)さんとNPO法人Lotusの 山口 巴 (Yamaguchi Tomoe)理事長が実際に会ったのが去年の1月。
東日本大震災の後、屋外で自由に遊べない子どもたちに、温もりのある木のおもちゃで伸び伸び遊んで欲しいという思いで「木育広場もくれん」を開設した山口さん。
そして、「木育広場もくれん」に来れない児童養護施設の子どもたちにも木のおもちゃで遊んで欲しいという山口さんの思いと、幼児期に虐待を受けて育った蒲田さんの思いが一致し、児童養護施設への木育キャラバンを行うLotus Projectを立ち上げた。
おもちゃの購入、メンテナンス、出張のための交通費、人件費。そのほとんどがボランティア。
少しでもその経費を捻出したいという思いでスタートさせたのが、今回のlove lotusチョコレートプロジェクト。
チョコレートの製造には、こまつ町家文庫の 金田 奈津代 森 (Natsuyo Mori)さんに加わってもらった。
全国には約600の児童養護施設に約3万人の子どもたちが暮らす。親の虐待、貧困、離婚・・・・様々な理由で。
日曜日に普通の家族が遊びにでかけるような場所に自分の意志で遊びに行けない子どもたち。
行き場のない悲しみや寂しさ、時には怒りと過ごしている子どもたち。
その子どもたちに木のおもちゃで笑顔になって欲しい。
蓮は泥の中からきれいな花を咲かせる。
同じように、人生も今が暗闇のように辛い環境にあっても、未来はきっと明るい。
そう子どもたちに感じて欲しい。
だからlotus 蓮なのです。
もちろん、3万人もの全ての子どもたちに木のおもちゃを届けることはできない。
まずは、福島県から。
国の政策がどうとか、社会の環境がどうとか、評論家のようなことを言っていてもどうしようもない。
とにかく動き出す。
おもちゃじゃなくて洋服とか、絵本とか、あるいは教育学習とか、児童養護施設の現場で求められていることはたくさんあると思うけど、自分たちが今できることから始める。
一隅を照らす。
そういう思いで動き出したプロジェクトです。
蒲田さん、山口さん、金田さん。
三人とも子どもをもつ母親。
そして資金余裕もほとんどない。
金融機関からの借り入れや、僅かな貯金の切り崩し、
そして、三人を支える多くの皆さんのお蔭でそれぞれに活動をしています。
正直、自己資金が無いので始めたクラウドファンディングです。
そして、たくさんの方々にご支援をいただきました。
感謝の言葉しかありません。
そして、大きな責任を感じています。
残り13時間。
目標金額の達成まであとわずかとなりました。