このクラウドファンディングも いよいよ あと数時間となりました。
4月24日(土)には、カリー寺基金ファイナルを実施します。
今回のカリー寺基金、応募された企画を審査し、ファイナリスト4企画が選出されました。
企画タイトルと、内容そして、審査を通じて感じた個人的主観を添えてご紹介します。
◎ そのだ“ふくくん”プロジェクト (ポレポレハウス)
⇒ 障がいのある人の働く場としての「チャリティショップ」で古着を販売し、その売り上げをメンバーのために活用していこうという企画です。企画書の中で、障がいのあるメンバーさんが「服を選び、購入する」という経験を初めてしたこと、それらの企画を通して、笑顔や明るさが生まれたことが掛かれており、障害を持った人の貴重な体験・経験を創出するということでも魅力的な企画です。
◎ ここで出会えた今日は 私たちの乳がん記念日 (Reborn.R )
⇒ 昨年に引き続いてのご応募をいただきました。企画者本人が乳がんを罹患した経験を通して感じた、ピアサポートや体験の共有等の必要を訴えてくださいました。コロナ下の状況の中でも、この一年さまざまな企画を積み上げてこられたことは大きな実績であり、魅力であると感じます。
◎ やってみたいを叶えたい〜尼崎で青春したい〜 (U25+α )
こちらも昨年にひきつづいての企画です。コミュニティスペースhinataで展開される25歳以下の若者をターゲットとして、サードプレイスと若手プレイヤーの創出を目指した企画です。 昨年のカリー寺基金の提案、プレゼンをへてこの一年高校生を対象としたアンケートを実施したり、25歳以下の若者を巻き込んだチーム作りを重ねてこられていました。
◎ 園田発!居場所づくりプロジェクト (杉原智子さん)
地域の高齢者を対象とした、居場所づくりの企画です。コロナ流行下での集まりづらさ、活動の困難さと、高齢者が抱える健康不安や、さまざまな生活上の課題を視野に入れつつ、居場所を作り交流をする中で、それらの課題解決を図ることを視野に入れたプロジェクトです。
以上、4つの企画が今回応募され、ファイナルへと進出されました。
今回、ファイナリストのラインナップを眺めて、大変楽しみになっています。というのは、それぞれが課題・テーマとすることが、「障がいしゃ支援」、「がん患者(乳がん)支援」、「若者支援」「高齢者支援」といった、まったくテーマや色どりがことなる企画があつまっているからです。この多様なファイナリストそれぞれの視点が、また企画を聞かせていただく私たちには新しい刺激をあたえてくれるような気がします。
また、地域で活動するこれらのみなさんが、カリー寺基金をつうじて、つながり、交流をもつきっかけとなり、そこから何かが生まれてくれるような予感もしています。
4/24ファイナル当日をぜひ、お楽しみにしてください。