2020/02/11 01:04
カンボジア王国の歴史を語る上で忘れてはいけない出来事があります。
それは、1975年から1979年までカンボジアを支配していた共産主義政党「クメール・ルージュ」のトップであった、ポル・ポトが行った大虐殺です。
ポル・ポトが目指した国は、原始時代のような超共産主義国です。貨幣や教育など無くし自給自足の生活をする国を作ろうと考え、自分の敵になりそうな知識人や先生など頭の良さそうな人々を殺害し、病気の人や年寄りの人など次々と殺害します。ポル・ポトの悪口や恋愛は禁止なので、恋愛をしただけでも殺されてしまいます。
このポル・ポトの大虐殺により、カンボジアの4分の1程の人口、約200万人が減ったと言われています。
本当にひどい話ですよ。
少し悲しい話になってはしまいましたが、私たちはこのような歴史を決して忘れてはいけないと感じています。
BAOBAB しのぶ