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近畿大学 植物育種学研究室 ❘ 紀の川平野で絶滅寸前のアカジソを守りたい。

和歌山県紀の川平野で栽培されていたアカジソ"紀州在来薬用紫蘇"は、この数十年の間に、中国産の安価な商品の流入によってその生産が途絶えてしまいました。当プロジェクトでは、近畿大学植物育種学研究室が絶滅の危機に瀕する"紀州在来薬用紫蘇"で商品開発を行うことで、継続的な生産を目指します。

現在の支援総額

314,000

78%

目標金額は400,000円

支援者数

36

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2017/03/27に募集を開始し、 36人の支援により 314,000円の資金を集め、 2017/05/19に募集を終了しました

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近畿大学 植物育種学研究室 ❘ 紀の川平野で絶滅寸前のアカジソを守りたい。

現在の支援総額

314,000

78%達成

終了

目標金額400,000

支援者数36

このプロジェクトは、2017/03/27に募集を開始し、 36人の支援により 314,000円の資金を集め、 2017/05/19に募集を終了しました

和歌山県紀の川平野で栽培されていたアカジソ"紀州在来薬用紫蘇"は、この数十年の間に、中国産の安価な商品の流入によってその生産が途絶えてしまいました。当プロジェクトでは、近畿大学植物育種学研究室が絶滅の危機に瀕する"紀州在来薬用紫蘇"で商品開発を行うことで、継続的な生産を目指します。

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しばらく更新が途切れてしまいました・・・m(_ _)m・・・きょうはシソの芽生えの話です。

シソの種子も小さいですが、その種子から生えてくる芽生えも小さいです。種子が持っているエネルギーも少ないので、芽生えは、一生懸命光合成をしてエネルギーを作ります。しかし、なにぶん小さいために、作れるエネルギーもあまり多くはありません。このため、シソの芽生えの生育はとてもゆっくりです。イネだったら、種子のエネルギーだけで4枚目の葉まで生長できるのですが。シソの芽生えを苗床から畑に出すまでに1ヶ月以上もかかり、その後の生育にも影響するため、シソの栽培管理ではとても重要な時期になります。

一方、シソの小さな種子が驚異的な生命力を秘めています。秋に稔った種子は、次の春まで休眠しますが、その眠りの深さがバラバラで、翌年の春だけではなく、2年後、3年後にも目を覚まして発芽してきます。野生のシソでは、このように発芽する時期をずらせることで、子孫が全滅するリスクを減らしているのでしょう。ただ、シソを栽培する立場からすると、揃って発芽して欲しいのですが・・・。

ところで、上の写真の芽生えの葉の色は「緑」ですよね。ほとんどの場合、アカジソでもアオジソでも発芽したての「ふたば」は緑色をしています。アカジソが紫色になるのは本葉がでるころです。とにかく光合成を頑張らなくてはいけないので、赤くなっている余裕がないということでしょう。

 

上の写真は少し大きくなった紀州在来アカジソの葉です。この種類の紫蘇の葉は、他のアカチリメンジソとは異なって、黄色みを帯びた赤銅色の金属光沢を持っています。写真では、なかなかうまく表現できなくて残念です。

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