カンボジアの子どもたちの識字率がとても低いと聞いて、
少しでも「書く」ことの楽しさを知ってほしいと思い
文具を送るプロジェクトに参加したことがあった。
ただ漠然と「自分にも何か出来ることがあるかも」と思い立ったあの頃が懐かしい。
そんな僕がカンボジアに行き、
教室で子どもたちと「書」の授業をしている。
言葉の通じない、文化や生活環境も違うたくさんの子どもたちに囲まれて。
日本にいても、どこにいても、
「上手く書く」ことだけじゃなく、
ただ純粋に「書くこと」を楽しんでほしいと思う。
「書くこと」はもちろんだけど、
「文字を読める」喜びも知ってほしい。
文字が読めることで、僕はたくさんのことを学んだし、
文字が書けることで、たぶんたくさんの人に喜びを与えてこれた。
すべてではないけど、
諦めずに歩き続けてきた先で、
20歳頃の自分が見ていた未来がある程度創造できている気がする。
「誰かの力になりたい」
思っていたよりちっぼけな力にしかなれなかったけど、
間違いなく今僕はほんの少しこの世界の役に立てている気がする。
日本の皆さん
いつも応援してくれている皆さん
いつもありがとうございます
僕はさらに多くの人の力になっていくことを誓います。
この日はバレンタイン
Happy Valentine!!
日本に帰ったら筆を贈る約束をしました。