私の口からもしっかりお伝えしたく、動画でもお伝えさせていただきました。
かねてより制作中の映画「泡沫少女」に関して大切なお知らせがあります。
映画「泡沫少女」はリスタートすることになりました!
私なりに、かなり悩んだ末に出した結論で、リスタートの内容も含めて、はっきりと固まった段階で皆様にお伝えしようとした、結果、ご報告が今の時期になってしまいました。応援していただいた方々、楽しみにしていただいていた方々へのご報告が遅れてしまい大変申し訳ありません。
勿論、リスタートというからには、ただ単なる延期や、マイナーチェンジではなく、更なる高見を目指してのものになります。具体的には、
無声映画でダンスで感情表現という部分はこれまで通り変わりませんが、
様々な愛の形にスポットを当てた泡沫少女のコンセプトで新しい脚本、スタッフ体制の元で、制作を進めてまいります。撮影の時期としては、1月末頃を予定しております。
今回のリスタートに至りました経緯についてご説明させていただきます。勿論、コロナ禍でロケーションキャンセルが相次いだり、なかなか確定が出来なかったということも理由の1つとしてあったのですが、一番は私自身の気持ちの部分にあり、泡沫少女ともう一度本気で向き合った結果と思っていただければと思います。
一言で言えば、「今の状態では、100%納得できる作品に仕上げることはできないのではないか。」ということです。
この作品は海外の映画祭出展も視野に入れており、100%納得できる作品にしたいという強い思いがありました。周りの方々からは、「初めてだから、100%納得できないものになっても良いのでは?反省して、また良いものを作ればいいよ!」という慰めをいただくこともありましたが、初めてだからこそ100%の作品を作りたいと思っております。
また、クラウドファンディング等で300万円というご支援をいただくことができました。他にも応援してくださった皆様へ報いるためにも、1%でも疑問を持ったまま、妥協して作品制作をすることはできないという思いから、このような決断を致しました。
リスタートする泡沫少女では、地元福井在住の女性脚本家さんにご協力いただき、新しい脚本を制作中です。彼女は、私のインスピレーションを大切してくれ、そして、私と近い感性の持ち主です。なので今、新しい作品の世界観にワクワクが止まらないような状況となっております。
新しい脚本では、まさに私の作る世界観と言える
「現実と心の中の世界が交差していく世界」
で展開していき、
「一見ファンタジーに見えるけれど、実はもっと深い精神的な部分でむしろ超現実世界」
を描きたいと考えております。
見る人によって、「悲劇」に見えたり「希望」に見えたりする、そして何度も見たくなるようなそんな作品を目指して、新しいスタッフとともに100%の思いで制作してまいりますので、引き続き応援のほど、よろしくお願いいたします!
次回は泡沫少女のクラウドファンディング時からここまでに至る経緯、制作状況の報告動画をしようと考えております!