ニューヨーク・ブルックリンにあるブッシュウィック(Bushwick)。あらゆるクリエイティブな人々が居住するアートな地区です。 そこへロモグラフィーニューヨークのチームが赴き、ブッシュウィックの陽気な人々、ストリートアートに専念する人々、アートな町並みをPetzval 58 Bokeh Controlで写し出してきました。 Music Credit: Ane_Novak - Hip Hop Chill お手元にレンズが届いたら、あなたならどこで撮影しますか?妄想を膨らまして、今か今かと待つ時間も楽しいものですよね。 皆様も是非今からお楽しみにお待ちいただければ幸いです!
ミラノでファッションフォトグラファーとして活躍し、現在はニューヨークにて活動している写真家のChristopher Logan。Petzval 85mmレンズでの撮影の経験もある彼が、Petzval 58 Bokeh Controlのテスト撮影の場所として選んだのがニューヨークファッションウィークのバックステージ。 『僕はバックステージでの特別な瞬間、オフビートな瞬間を捉えたいと思った。他のフォトグラファーたちが群れをなして一人の被写体を撮影しているときに、僕は他のフォトグラファーたちが撮り忘れている瞬間を別の部屋で撮っている。僕は物語の語り手で、Petzval 58 Bokeh Controlレンズは僕の仕事をより高尚なものにする。ポストプロダクションなしで夢の様な世界を作れるんだ。このレンズはそういう美しさを作り出すし、本当の美しさはコントロールすることができるんだ。』 photo by Christopher Logan その他の写真やインタビュー全文はロモグラフィーWebマガジンでご覧下さい!
スペシャル絞りプレートデザイン投票:結果発表 Petzval 58 Bokeh Controlプロジェクトの世界中の支援者様にお選びいただいた、追加になるスペシャル絞りプレートのデザイン。投票の結果、デザインが決定いたました! 450万、600万のゴールを達成した皆様へのプレゼントとして、リターンとして支援者様にお送りするレンズに下の4枚のデザインの絞りプレートを追加します! あなたの投票したデザインは選出されたでしょうか?Petzval 85mm用のスペシャル絞りプレートとして、星型の絞りプレートは既にありますが、他の3つのデザインが実際にどのようなボケを生み出すのか、本当に楽しみですね! フィルターの投票開始 先日、見事10,611,600円のゴールを達成しましたので、皆様にはPetzval 58 Bokeh Controlでお使いいただけるフィルターもプレゼントさせていただきます! つきましては、フィルターの種類を世界中の支援者の皆様から投票を受け付け、皆様にお届けするレンズフィルターを決定したいと思います! ND(減光)フィルター:目で見える範囲の光を均等に吸収し、発色に影響を与えることなく、光量のみを少なくするフィルター UVフィルター:レンズを保護し、紫外線を吸収するフィルター 投票フォームはこちら (投票期限:2015年6月19日(金)14:00まで) 結果は近日中に活動報告にて発表いたします。それでは皆様、ご投票のほど、宜しくお願いいたします!
2年前にCAMPFIREにて開発プロジェクトを行い、現代に蘇ったLomography New Petzval 85mm Lens。本プロジェクトの前身のレンズとも言えるPetzval 85mmレンズのレビューを、本日皆様にご紹介したいと思います。本記事のレビュアーは日本の活動的なロモグラファーgakurouさん。彼の地元山口県がLomoChrome PurpleフィルムとPetzval 85mmレンズで幻想的に写し出されてる写真と共にお楽しみください。 ペッツバールのぐるぐるボケをまだ味わったことのない方は、ロモグラフィーのペッツバールレンズと光との重要な関係性、そして光がぐるぐるボケにどのように作用するのかについてもご参考にしてみてくださいね! □ □ □ □ □ Petzval Lensが教えてくれたこと ―太陽の輝蹟― 今まで光を意識してなかったわけではないけれど、Petzval Lensを使うようになって、より光を意識するようになった。 日中に見える物は、すべて太陽の光の反射によるもので、その最大の光を捉える方法をPetzval Lensが教えてくれました。 まったく当たり前のことを書いていますが、ちょっと読んでみてほしい光の捕え方です。 まず見て欲しいのは、順光の朝日で撮れた「?」キラ+ぐるぐるぼけの写真。 (c) gakurou (自作の「?」マークの絞りプレートを挿入して撮影) あまりいい写真とは言えないけど、ぐるぐるぼけを狙って撮ろうとしたら「?」キラぼけも一緒に撮れた。この後、少し太陽が高くなると、このキラぼけは撮れなくなった。 キラぼけを撮るのに、ある程度の強い光が必要なのはわかっていた。でも日光が一番強いのは正午ごろのはずなのに、昼には撮れずになぜ朝なのか? このキラぼけの元は、見上げた木々の葉っぱで、光源は太陽。朝の低い位置の太陽の光が、後ろから来て―葉っぱに反射して―カメラに届く。 そう、すごく単純なことだった。太陽の光の反射の角度が良かっただけの話だ。 今まで僕が日中の光で気にしていたのは、順光と逆光、光線の具合で影になる、ならない部分くらいだった程度でしかなかった。あとは水面やガラスなどに反射した太陽光を、光として効果的に写真に入れる事くらい。『光線』という言葉は知っていたのに、その角度や反射にまでは気をつかっていなかった。 「順光」という言葉の意味を取り違えていた部分もある。「順風」と同じような認識で、後ろから光を受けているだけの感じにとらえていたけど、光は風とは違う。光は物に当たっても、そこで止まって終わりということはなく、透過、吸収されなかった光は反射して直進し続ける。その反射した光を受け止めることが、物が見えるということ、写真に撮れるということなのだと、Petzval Lens を使ったことで再認識させられた。 これはキラぼけを撮る時だけの話ではない。太陽光の反射の角度さえ合わせられれば、その時の太陽の最大の反射光を捉えられるという事を意味する。絞りやシャッター速度を調整できないトイカメラ、そして湿気の多い日本でコントラストの強い写真を撮るための助けになる。 自分の目線、光線の角度、被写体との距離と角度で、最大の反射光を捉えられる場所は変わってくるが、小難しいことを考えなくても被写体の一番輝いている場所が、最も太陽の光を反射している場所だ。(もし正確な反射の場所を知りたければ、「光の入射角と反射角は等しい」という反射の法則を思い出してほしい) この最大の反射光は、強すぎて白とびしたり、露出を狂わせたりするかもしれない。それに被写体のアングル、構図との折り合いをつけるのが難しいこともあるだろう。それでもこの光の場所を意識するかしないかで、写真の印象が変わってくるはず。似た色の絵の具を使って描かれる絵と違って、銀塩写真は見えた光そのものをフィルムに焼きつけるのだから。 と、前置きが長くなってしまいましたが、朝の光の反射を意識して撮った Lomochrome Purpleの写真をご覧あれ。 (c) gakurou 光を意識することで、メリハリのある写真を撮ることができました。 最後に、「あ、キラぼけを撮るのを忘れてた」とフィルムの終わりにあわてて撮った2枚の写真でお別れしましょう。 (c) gakurou 元記事: ロモグラフィーWebマガジン「Petzval Lensが教えてくれたこと ―太陽の輝蹟―」アルバム: Petzval and Fisheye "Somewhere in this World" □ □ □ □ □ この記事内のPetzval写真はLomoChrome Purpleフィルムを使用されています。普通のカラーネガ(C-41現像)ながら、自然の色合いを紫のトーンに変色させるとてもユニークなフィルムです。 ちなみにこちらのフィルムは2,500円のリターンに含まれていますので、gakurouさんの写真の色合いが気に入った方はこちらのご支援も合わせてご検討いただければ幸いです。この2,500円のリターンの中には他にも35mm LomoChrome TurquoiseフィルムとISO 400のカラーネガ3本が含まれているので実はとってもお得にロモグラフィーのフィルムを楽しめるセットになっています!
皆様の温かいご支援により、この度Petzval 58 Bokeh Controlレンズ開発プロジェクトは「CAMPFIRE史上最も支援総額を集めたプロジェクト」となりました! ロモグラフィーは今までに4つのプロジェクトをCAMPFIRE上で公開させていただいておりますが、幸運にも2度も記録を塗り替えることが出来たのは、ご支援いただいた皆様のお陰以外に何物でもありません。本当に有難うございます。 今後もレンズの生産状況やプロジェクトの進捗を活動報告にてご報告させていただきます。レンズが皆様のお手元に届くまで、引き続き宜しくお願いいたします。 また、お約束通り48,000円以上のレンズのリターンにご支援いただいた皆様にPetzval 58 Bokeh Controlレンズで使用できるフィルターをプレゼントいたします!こちらのフィルターに関しては、NDかUVの希望をアンケートで集め、票の多いものがプレゼントとなります。こちらも近日中にアンケート(投票)を開始いたしますので、今暫くおまちくださいませ。 大自然や動物をPetzval 58 Bokeh Controlで捉えた映像が公開されました! Music Credit: Discovery by Marcozannone 田舎の風景を心地良さそうな日差しとともに写したこちらの映像。Petzvalのソフトな写りが動物達や美しい田園景色にとても良くマッチしていて時折覗くぐるぐるボケがアクセントになっています。