「沖縄で研修を行いたいと思います。」10か月、諦めなかったのが通じたのかなと感じて素直に嬉しかったです。
メールには、もう一文ありました。「一般市民向けの講演も行いたいと思います。」どちらかというと、もう一文の方が私には有益です。一般の方に家族信託を知ってもらう大きな機会です。
沖縄県では(地方だと似たようなところもあるかもしれませんが)、東京で有名・大規模な組織のリーダーなどが来ると直ぐに凄い人、と認められるような風潮があります。良いか悪いかの判断は措いて。そしてそのような方の講演には、人が集まることが多いのです。(例えば、私が月1回行っている講座は最高8名の参加ですが、今回の講演は200名以上集まりました。)
話を戻します。
研修と一般市民向けの講演。2つの事業の準備のために、一般社団法人家族信託普及協会の事務局長が、私の事務所に来所しました。まずは研修受講者の人数確保がしたいので、協力をお願いしたいこと。一般市民向けの講演について、ポスターを作りたい。協会では初の一般市民向けになる。協会で案は作ってきたが、沖縄向けに修正案を出して欲しい、とのことでした。私は承諾して、事務局長との面談は終わりました。
事務局長との面談後、沖縄のある銀行から電話がかかってきました。本店の家族信託担当の方です。実務上の報告でした。そのときに、ちょうど今、家族信託普及協会の事務局長が、沖縄に来ているから時間があれば会ってみてはどうですか、と提案し事務局長にも連絡して繋ぎました。
その日の夕方、日帰りで帰る事務局長からメールが届きました。