みなさんこんにちは!滋賀県出身の24歳、廣瀬智之と申します!
あだ名はトムと呼ばれています。(右)
左に写っているのが、ともに事業を立ち上げている藤田。中学生のころからの同級生です。
ちなみにトムの同級生ということだけで、ジェリーという愛称がついています。
そんなトムとジェリーのコンビでこの度、
日本の若者5人中4人が持つ「自分には社会を変えられない」という思い込みを変えるための出張授業プログラムを始めます。
今回事業を始めるにあたり、皆さまのご支援を募りたくこちらのプロジェクトを立ち上げました。
人生をかけ、本気で取り組んでいるプロジェクトです。
どうか最後まで目を通していただけますよう、よろしくお願いいたします!
18.3%。
これは日本財団が実施した「18歳意識調査」で、「自分で国や社会を変えられると思う」と回答した人の割合です。
調査が実施された9カ国の中で最低の数字、8位の韓国とも2倍の差が開いています。
またその他の項目を見ても「解決したい社会課題がある」と回答したのも46.4%と9カ国中最低の数値が出ています。
地球温暖化による自然災害や、少子高齢化、格差の広がりなど、誰も経験したことのない課題に直面するこれからの社会。
そんな時代の中心を担っていく若者たちの多くが「自分には社会を変えることはできない」と考えているのです。
若者の思い込みを変え、「自分が動けば社会は良い方に変わっていく」「自分にもできることがある!」と信じられる子ども達を増やしていくことが今回のプロジェクトの目的です。
なぜ私がこの事業を立ち上げようとしているのか、少し経緯を語らせてください。
大学1年の時東日本大震災の災害ボランティア活動に参加したことを皮切りに、
「誰か困っている人を助けたい」という想いに駆られた自分。
その後、カンボジアの孤児院でのボランティア活動や、
貧困層の家族に染め物の作り方を教えて、それを一緒に販売することに奮闘しました。
色んな活動を通じて芽生えてきたのは、目の前の人を救うこともすごく必要なことだけれど、
問題を起こしている根本的な原因を解決しなければ、同じような問題は社会に残り続けるんじゃないか?という気持ち。
そんな時により多くの人に困っている人の存在を伝える「報道写真家」という仕事を知りました。
もともと伝えることや写真が好きだった自分。
これは自分がするべきことや!と報道写真の活動に奔走するようになりました。
日本国内外合わせて色んな所へ取材に行き、メディアで記事を書いたり、講演やスタディツアーなどで伝える活動に励みました。
もともと人に伝えることが好きだった自分にとって、報道写真の仕事はとても充実感がありました。
そう、ある国に取材に行くまでは…
それが温暖化の影響で30年以内に沈むかもしれないと言われる、南太平洋の「キリバス」という国です。
キリバスに1カ月ほど滞在し、海面上昇の影響をひしひしと感じていたときに思いました。
「これは伝えることだけで本当に解決されるのだろうか」と。
地球温暖化の規模は、ちっぽけな私にとってあまりに大きすぎました。
例えこの問題を発信して、何人かが行動を変えてくれても目の前のキリバスに暮らす人たちは救えない。その時にものすごい無力感を感じました。
その時に気付いたんです。社会の構造が引き起こしている問題は、みんな悪気はないのに、知らず知らずのうちに問題に加担しているんだと。
だとしたら、もっと一人ひとりが意識を変えて、行動を変えないと、問題は解決されずに取り残されてしまう。
キリバスで得た気づきから、社会課題の解決に取り組む人を増やすための活動を始めました。
大学生時代の活動だけを見ると、小さい時から「困っている人のために役に立ちたい」という気持ちが強かった人なんだろうかと思われるかもしれません。
しかし…全くそんなことなく、実は大学に入るまでは「どうせ俺なんて…」と思う迷える若者だったんです。
成績が良くない生徒だけが、親同伴の元行われる三者面談も、成績はそこそこ良かったのに「“どうせ無理思考”が良くない」という理由で設けられたほどです。
ですが、そんな自分を変えてくれたキッカケが高校の時にありました。
それが「国際協力」という授業。
世界で起こっている課題を学び、自分にできることを考えていく内容でした。
授業には社会課題解決に取り組む学生やNGO職員など、たくさんのゲスト講師が来ました。
とにかく講師たちの、社会の困っている人のために人生を捧げている熱量にすごく感化されました。
また大学生や若者でもできることがあること、そして講師陣も元々は僕たちと同じ「普通の人」だったことを知り、
少しずつ「自分もできることがあるかもしれない」と思うようになっていったのです。
色んな社会課題は知っていたけど、解決するなんて自分にはどうせ無理。もはや行動の選択肢にも入っていなった自分にとって、授業は大きなキッカケでした。
学校の授業を通して「社会を変えることができる」と実感する機会を届けることはできないのか?
自分の原体験を振り返ったときに、そう考えるようになりました。
私は学校の実態を知るために色んな先生に話を聞きに行きました。
先生たちは趣旨にすごく賛同してくれ、やりたい気持ちはある旨を伝えてくれましたが、話の中で見えてきたことは、先生は本当に忙しいという現状でした。
私が受講した「国際協力」のようなプログラムを作るのはかなり難易度が高い。じゃあ外部から派遣ができるかといえば、公立の学校は予算も出しにくい。
まさに「やりたくてもできない」という現状が学校にあったのです。
学校の金銭的・実働的な負担をなるべくかけない形であれば、より多くの子供達に私がもらったような「自分にもできることがある」と信じられる機会を届けられるのではないか?
そんな想いで立ち上げたのが、「CHANGE SCHOOL JAPAN」です!
▷CHANGE SCHOOL PROGRAMとは?
生徒が、社会課題の解決に取り組む企業・NPOが出す「ミッション」に挑戦する課題解決型学習(※)プログラムです。
どうすれば多くの若者が抱えている「自分は社会を変えられない」という思い込みを変えられるのかを考え、必要なのは「3つの体験」だという答えに行きつきました。
1つ目「社会問題に心を揺さぶられる体験」。
社会問題を背負っている当事者と深くかかわったり、現場に足を運んだり…メディアなどで情報として知るのではなく、心が揺さぶられる社会問題との出逢いをすることで「変える必要性」を感じます。
2つ目「問題は解決できることを実感する体験」。
実際に課題解決を成功させている人との出会いや、解決策を知ることで、社会課題は解決することが「できる」ことを実感します。
3つ目「自分でも行動できたという成功体験」。
実際に自分が行動を起こし、社会課題解決につながる成果を出すことによって、自分にもできることを実感します。
これらの3つの体験を獲得するため、社会課題解決に取り組む企業・NPOと手を組みプログラムを開発することにしました。
具体的な授業内容がこちらです!
※課題解決型学習(PBL)とは?
知識の暗記などのような生徒が受動的な学習ではなく、自ら問題を発見し解決する能力を養うことを目的とした学習方法です。2022年度から実施される高校の学習指導要領で「探究学習」が必修化された背景もあり、昨今注目を浴びています。
▷パートナー企業の紹介
これから実際のプログラム内容を、いくつかの企業に協力をしていただき開発していきます。
教材開発のために提携する企業を紹介させてください!
ビジネスレザーファクトリー株式会社は、バングラデシュにおける働く場のない貧しい人々に雇用を生むために誕生した革製品事業です。中でも仕事を得ることが難しいシングルマザーや障害者を積極的に雇用しています。
学校には今回開発するプログラムの話をしに行っていますが、すでに複数の学校が来年度で導入をしたいといっていただいています。
▷小学校~大学までの出張授業
今回新たに立ち上げる長期にわたる教育プログラムの実績こそありませんが、これまでも小学校~大学までに短期出張授業を取り組んできました。
■これまでの出張授業実績
・立命館守山中学・高等学校(滋賀)
・国際情報高等学校(滋賀)
・四條畷学園高等学校(大阪)
・千種高等学校(愛知)
・金山小学校(福岡)
・九州産業大学(福岡)
など
授業を受けて、実際に行動を起こすようになった生徒の方もいらっしゃいます。一人の例を紹介させてください。
これは授業を受けた後日に頂いたメッセージ内容の一部です。
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今までもカンボジアの子供たちを助ける事をしている方が学校に来てくださっていたのですが、凄いなぁ、と思うだけで自分が行こうなんて考えたことはありませんでした。
ですが今回の授業は自分もやってみたいと思えました。
いつも諦めてしまうのですが今回は頑張ってみようと決めました!
(滋賀県、私立高校3年生)
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この生徒からは、大学進学後カンボジアの教育支援活動に取り組んでいるとの報告をもらいました。
実際に自分たちで授業をしてきた経験から、社会問題のことを子ども・若者にわかりやすく伝える方法には一定の自信があります!
出張授業で得た経験も生かしながら、今回の長期プログラムを開発していきたいと考えています。
▷メディア事業の立ち上げから感じた「教育」の必要性
そして今回のプロジェクトを立ち上げるのに至る、もう一つの理由があります。
実は私は昨年までニュースアプリ「どっち?」、「Social Post」というメディアアプリの運営に取り組んできました。
事業のビジョンは変わらず「社会課題の解決に取り組む人を増やす」こと。
当時は解決されるべきは「課題が伝わっていないこと」であって、知ってもらえさえすれば行動を起こすと考えてきました。
そこでアプリではニュースに対する世の中の賛成・反対意見が分かる投票機能を設け、みんなの意見見たさに課題を知ってもらうというような設計をしていました。
結果としてアプリは1万人をこえる方にダウンロードしてもらうことができ、年齢層も20代が最も多いものとなりました。
しかしながら実態は、アプリを利用してくれていた方々は何らかのきっかけを経て、社会課題に関心が高い人たちです。
この経験をもとに学校教育という全ての人に届く段階に入っていく必要性を考えるようになり、アプリ事業から教育事業へと転換することを決断をしました。
廣瀬さんには10月に私の勤務校に講演に来ていただきました。
講演を受けた後の生徒たちは、廣瀬さんの経験から「自ら行動を起こすことの大切さ」を学び、奥手な生徒が、自分のダメな(だと自分で思っている所)を告白して、勇気を出してアドバイスを求めに行っていることが印象的でした。
彼ら彼女らはまだ、社会に出ることも、まして大学に進学するともしていないので、感化されたことを具体的に実践したわけではありません。
ただ、少しずつ、学校の外に繰り出して、勉強したり課題解決型の大会に参加したりする生徒が増えてきました。
本校の生徒に行動の変化が芽生えたように、このプログラムが、
「教科の勉強以外に忙しくて手が回らない」、「何か従来と違うことをしたいけど何をすれば良いのかわからない」、「もっと色んな教育活動を行いたい」という教育現場に届いて、
1人でも多くの生徒の変化を起こし、さらには社会問題の解決につながればと思います。
Change School Japanの皆様、今後ともよろしくお願いします!
子どもたちにとって、社会問題は身近なようで身近ではありません。
地球温暖化、貧困問題、少子高齢化・・・
どれをとっても身近で起きている事なのに、なぜそれが起きているのか?自分たちはそれに対してどう向き合っていくのか?そんな事を学校で教えてもらう機会は多くはありません。
先日、レインボープライドのパレードに子ども(小5・小2)を連れて参加しました。
参加する前に、このパレードがどんな意味があってどんな人たちが参加し、自分たちはどんな立場で参加するのかを行きの道中、子どもたちに話をしてからの参加です。
沢山の様々な人が参加したパレードの終わり、小5の娘が目をキラキラ輝かせてこう言いました。
「ママ、パレード楽しかった!もし友達や自分の周りにLGBTの人がいたら、
その人がLGBTであろうと何であろうと普通に接したらいいんだよね。だって、その人はその人だから。」
娘なりに、このパレードの意味を理解し、自分がどう行動するべきかを学んだのだなと思い嬉しくなりました。
やはり、「社会問題を知り・体験する」ことは子どもたちにとっては次の行動を考えるきっかけになるのだと改めて実感した出来事でした。
「CHANGE SCHOOL JAPAN」は、子どもたちが社会問題を知り、
「何も知らない、何もできない」ではなく
「この問題に対して、自分に何ができるのか?」
そう考え、行動することで、私たち大人も巻き込み、社会全体をより良いものにしていくきっかけになると思います。
たくさんの子どもたちに届けることが出来るよう、応援しています!
プログラムの骨格はできた!先生の反応も良い!
あとは実際の教材を作りこみだ!
と、行きたいところなのですが、事業を始めるための資金が足りていません。
これから先生方に必要としてもらえるプログラムにするために、いくつかの学校に協力をしていただきながら授業を作りこんで行きます。
教材開発に伴う費用や、トライアルから学校に導入していただくまでにかかる人件費などが必要になります。
本プロジェクトの教材を開発し、事業が回るようになるまでの全体では約1,000万円ほどの資金が必要ですが、今回はその一部である「教材開発~学校でのトライアル」までに必要な金額を集めさせていただいています。
・教材製作関連(映像制作、取材費用、スライドの制作など)約90万円
・営業関連費用:販促物の制作、交通費など人件費:約20万円
・交通費、オペレーションを回すスタッフ人件費:約240万円
これにクラウドファンディング手数料14%(約50万円)をたすと400万円ほどの資金が必要になります。
実施スケジュール
2020年3月上旬 クラウドファンディングスタート
2020年4月中旬 クラウドファンディング終了
2020年7月上旬 学校でのトライアル開始
2020年9月中 教材開発完了
2020年10月中 学校への営業開始、リリース
今回私はこのプログラムを、できるだけ多くの全国の子どもたちに届けることを目指しています。
高校の授業がキッカケとなった私ですが、その高校は私立の学校でした。
これまで色んな方に私の大きなキッカケとなった「国際協力」の授業の話をすると、「それは予算のある私立だからできたことだよ」という言葉をもらってきました。
確かにそうかもしれない。ですが、私立だからとか公立だからとか、都市部だから地方だからとかの違いで、良い教育の届く・届かないがあってはいけないと思うんです。
私はたまたま母校に入学でき、「国際協力」の授業を届けてくれた良い先生と出会えました。たまたま運が良かっただけだと思っています。
生まれた場所や環境に関わらず、「自分でも困っている人の役に立てるかもしれない」「社会に何か変化を起こせるかもしれない」そんな自分を肯定できて、未来に希望を抱けるキッカケを届けていきたい。
そう強く思い、全国に届ける覚悟を持って取り組みたいと考えていますので、お力添えのほどよろしくお願いいたします。
チームの紹介
副代表 藤田一輝
初めまして。
ジェリーこと、藤田一輝と申します。
僕が「社会問題の解決を他人任せにしない社会」を実現したいと思い、活動しているキッカケは間違いなく高校での経験です。
困っている人たちのために真摯に取り組んでいる大学生や「あなたにもできることがある」と教えてくださったNGO職員の方などの出会いがあったからです。
その後は、カンボジアの教育支援やボランティア活動など社会に対して自分が出来ることをコツコツ取り組んでいきました。
教育を通して「社会課題のこと」や「自分でも社会を変えられること」を教えていただいた僕が、
いまの社会に対してできることは、僕自身がより多くの子どもたちにそのきっかけを提供できる授業を届けることです。
全国の子どもたちにそんなキッカケを届けることが出来れば、生きる環境に関係なく誰もが幸せに暮らせる素敵な社会を実現できると思っています。
ただ、このプロジェクトは僕たちだけの力では実現することができません。
ぜひここまで読んでいただいた皆さんと一緒に作っていきたい。
未来の子どもたちのために、そしてこれからの社会のために皆さんのお力添えのほどよろしくお願い致します。
最新の活動報告
もっと見る【ご報告】ご支援から生まれたプログラムの今後について
2022/08/14 11:46こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
社会起業探究プログラム「SOCIAL IMPACT」、2021年度に提供するコースを公開
2021/05/06 22:382020年にクラウドファンディングによって生まれた社会起業探究プログラム「SOCIAL IMPACT」。昨年度に引き続き、5月から高校、大学の2校でプログラムが開始したことをご報告させていただきます。高校生が社会問題の解決するビジネス「ソーシャルビジネス」の立案に挑戦する「SOCIAL IMPACT」。今回の記事では、今年度で2期目となる2021年度にコースを提供いただいた企業を紹介させていただきます。■社会起業探究プログラム「SOCIAL IMPACT」とは?「SOCIAL IMPACT」は、高校生が社会問題の解決するビジネス「ソーシャルビジネス」の立案に挑戦する探究プログラムです。約3~8カ月かけて、特定の社会問題を解決するビジネスプランの立案に取り組みます。日本財団が実施した「18歳意識調査」で、「自分で国や社会を変えられると思う」と回答した人の割合は18.3%と極端に少ない日本。「解決したい社会課題がある」と回答したのも46.4%と9カ国中最低の数値が出ています。 「SOCIAL IMPACT」では、ソーシャルビジネスの立案を通じて、「社会問題との接点を作ること」「社会に働きかける成功体験を得ること」を目的として設計されたプログラムです。実際に社会問題解決に取り組むソーシャルビジネス企業から、社会問題の解決する「チャレンジテーマ」が出題され、テーマに対する自分なりの答えをグループワークで導き出します。■コース提供企業の紹介2021年度にコースを提供いただいた企業を紹介させていただきます。■ポストアンドポスト株式会社「捨てる社会」を変える子ども用品リユースショップ「POST&POST」を運営するポストアンドポスト株式会社。ポストアンドポストが提供するコースで取り扱う社会問題は、地球温暖化に大きな影響をもたらしている「日本のゴミ問題」です。世界の焼却炉の7割が日本に存在するほど、日本はゴミ大国と言われています。そんなゴミの大部分は最終的に焼却処理され、大量の二酸化炭素を排出しています。そして、燃やした焼却灰を土に埋めることにより、土の中の微生物が死に、森が枯れている現状があります。このような現状対して、生活者の廃棄習慣を変えるソーシャルビジネスの立案に挑戦します。■ボーダレスハウス株式会社異文化への差別偏見をなくす国際交流シェアハウス「BORDERLESS HOUSE」を運営するボーダレスハウス株式会社。ボーダレスハウス が提供するコースで取り扱う社会問題は、異文化への差別偏見と閉鎖的な社会です。グローバル社会といわれながらも今も続く、特定の宗教や人種に対する差別行為。直接的な差別行為だけではなく、外国人は信用できないから家を貸したくないという不動産の問題や、外国人の社会からの孤立が起きています。このような現状に対して、ボーダレスハウスが展開する物件を活用し、多文化共生社会を実現するコミュニティスペース事業の立案に挑戦します。■UNROOF障害者が「戦力」として働き、正当に評価される場をつくる革ブランド「UNROOF」。UNROOFが提供するコースで取り扱う社会問題は、障がい者が活躍できる仕事が限られるという問題です。「障害者は能力が低い。障害者は給与が低い。障害者は単純作業しかできない。」社会の中にそんな意識があるため、彼らが活躍できる仕事は非常に限られた状態にあります。このような現状に対して、「障害の有り無しに関わらず活躍できる場」のロールモデルとなるようなソーシャルビジネスの立案に挑戦していきます。■RICE発信で社会を変える社会派インフルエンサーのコミュニティ「RICE」。RICEが提供するコースで扱う社会問題は「当事者意識を持って政治や社会に参加する若者が少ない」という日本の市民意識の問題です。日本の社会・政治への参加意識は国際的に見ると、著しく低い状況にあります。例えば選挙の投票率を取ってみると北欧では80%を超える国もありますが、日本では50%を切っています。また署名活動やボランティア活動といった社会活動に参加する割合をみても、欧米諸国とは2倍~3倍の大きな差があります。このような現状に対して、若者の間で社会に発信するムーブメントを引き起こすようなソーシャルビジネスの立案に挑戦します。2021年度はこちらの4企業からコースを提供いただき、参加する生徒の皆さんと、社会問題の解決に繋がるビジネスプランの立案に挑戦していきます。どのようなアイデアが生まれるのか、プログラム終盤のプレゼンテーション大会での発表を楽しみにしています!今年度も「自分にも社会にできることがあるんだ!」と実感できる体験を届けられるよう、運営一同、頑張っていきますので、応援のほどどうぞよろしくお願いいたします。社会起業探究プログラム「SOCIAL IMPACT」代表 廣瀬 智之 もっと見る
【活動報告】プログラムの結果と今後の展開について
2021/03/15 22:17こちらの活動報告は支援者限定の公開です。
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