皆さん、こんにちは!
CHANGE SCHOOL JAPAN副代表のジェリーこと藤田です。
コロナの影響で日本経済に大きな影響が出ている中、僕たちがこれから立ち上げようとしている教育に関しても大きな影響が出ています。
トライアル予定だった学校がコロナの影響により休校になったため授業導入が延期になる状況になっています。
そんな状況に対してオンラインでの授業ができないかと考えている最中です。
また、進展があればご報告させていただきます。
教育プログラムのクラウドファンディングに関しては、
残り21日で260万円程度集めないといけない状況です。非常にまずい。。。
この授業を通して子どもたちに自分でも社会を変えることができる成功体験を届けられるように、もう一度皆さんのお力をお借りしたいです。
残り21日間、どうぞよろしくお願い致します。
先日「CHANGE SCHOOL JAPAN」探求学習プログラムで紹介させていただくソーシャルビジネス2社に取材をしてきました!
その取材内容や印象的だったシーンを少し皆さんに共有できたらと思います。
どうぞ最後までお付き合いください!!
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1社目は株式会社POST&POST(通称ポスポス)!
株式会社POST&POSTは、
ゴミ焼却大国”ニッポン”のゴミ問題の解決のため、”リサイクル未経験者”が通う大型リユースショップを運営しております。現在は福岡市内に3店舗を出店し、”リユースがファーストチョイス”となる世界を目指しています。
(統一感のあるカラフルなデザインで設計されたポスポス 長住店)
そんなPOST&POSTの社長吉田さんには、ゴミ問題の現状やその解決方法、ゴミ問題に関心を持ったきっかけなど、そして長住店 店長の阿立さんにはポスポスの環境に対する取り組み、お客様に伝えていることなどをお聞きしました。
特に印象的だった話が吉田さんがポスポスをしていて嬉しい瞬間の話です。
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妊娠8ヶ月でベビーカーを探して来られるお客さんが多くいらっしゃるんですけど、そういうお客さんに対してベビーカーの説明をして購入していただくんです。
その後お客さんが今度生まれた後に子どもを連れてポスポスに来てくれ、我が子を抱っこしてほしいといってくださるお客さんがいます。
そんな瞬間が嬉しいですね。
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(子どもたちの未来に対して真剣に語る吉田さん)
お客さんとスタッフの方がこんな関係性を築いているお店って本当に素敵です。
丁寧な接客やお客さんに対しての気配りができているポスポスだからこそこういった関係性が生まれるんだなと感じました。
さらにポスポスを5年間利用している近藤さんにもお話聞かせていただきました。
(目当ての靴を見つけお子さんに試し履きをする近藤さん)
インタビュー内で特に印象的だったのがポスポスを使い続けている理由についてのお話です。
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私がポスポスを使い続ける理由は、その先に待っている人の顔が見えるからです。
使われなくても世界の困っている人に渡して使ってくれるし、汚れていてもまた使えるようにして他の人に渡っていきます。それだけ利用してもらうことがわかるから、自分が持っているものも持っていきます。
買取がお金にならなくても、私はポスポスに持っていきます。
それぐらいポスポスのことが好きです!
私の姿を見ているから、子どももモノを大切にする子が育ってくると思うんです。
ポスポスがあることによって、私で終わらず未来をつくる子どもたちにものは大切にしないといけない、使えるものはまた使う、そうやって感じてもらうこと自体に意味があると思います。
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(ポスポス愛を語っていただいた近藤さん)
そんな素敵な返答がスラスラと返ってきました。
ポスポスによって”リユース”という選択肢が家庭の中に取り込まれていき、親から子に”ものを長く使い続けること”が受け継がれていくことが手に取るようにわかりました。
こういったお客さんがいることがポスポスにとって財産だと思いますし、こんな素敵なポスポスファンを作っているポスポスのスタッフさんも素晴らしいなと思いました。
株式会社POST&POSTの詳しい情報はこちら▼
https://www.borderless-japan.com/social-business/post-post/
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次はタベモノガタリ株式会社が運営している八百屋の竹下屋に!
八百屋の竹下屋は、
神戸を拠点に規格のない八百屋を運営し、「形が悪い」という理由で捨てられてしまう規格外農産物のフードロスに取り組んでいます。農家が生産した農作物全てが「美味しく」消費される社会を目指しています。
地下鉄や駅の改札内で八百屋をしているところを初めて見たんですが、結構インパクトがあります!
(神戸 名谷駅の改札内に売り場がある竹下屋)
特に印象的なのが習字で書かれた看板やポップの数々。
竹下屋が創業した理由などが書かれた看板やキャッチフレーズなどが売り場の中に散りばめられており、竹下屋の思いが溢れている場所になっていました。
(竹下屋を創業した理由が書かれた看板)
そんな八百屋”竹下屋”を運営している竹下さんには、フードロスに関心を持ったきっかけや竹下さんが考えている理想の社会などについて話をしていただきました。
個人的に心に残ったのが、買い物するときの基準についてです。
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規格外野菜って形が無茶苦茶悪い、加工しないと食べれないイメージがある人が多いと思いますが、実はそんなことありません。
実際、どれが規格外野菜なのかよくわからないぐらい見極めるのが難しいです。
そんな中、野菜を買うときの基準って、大きな要素としては値段だと思います。
同じ商品だったらやっぱり安い方がいいですよね。
ただ、値段だけで判断するのではなく、味やこだわりの農法、八百屋をしている想いなどを含めて野菜を買ってもらいたい。
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(真剣な表情で野菜を品出しする竹下さん)
"買い物は投票"という言葉があるように、自分がどの商品を選択するかはその企業に対してお金を払うことであり、企業に賛同しているということです。
野菜の購入をとっても投票行為と同じだと捉え、選択していきたいと強く思いました。
そして、竹下屋と連携している農家さんの山崎さんの元にもお邪魔させていただきました。
山崎さんはノンケミカルで年間40~50種類の農作物を育てておられる農家さんです。撮影をお願いする際に名刺をいただきました。農家さんから名刺をもらうのが初めてて新鮮でした(笑)
(人生で初めて頂いた農家さんの名刺)
タベモノガタリがスタートした時から山崎さんとは繋がりがあり、山崎さんが多くの農家さんと竹下を繋いでくれたとのこと。山崎さんには、規格外野菜の現状や竹下屋の印象についてお伺いしました。
(左:農家 山崎さん 右:竹下さん)
山崎さんが語ってくださったのは、
効率を求めた今の社会システムによって生まれた弊害の現状です。
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畑で生産したうちだいたい3割ぐらいが規格外野菜になります。
規格外野菜に関しては基本的に廃棄し、田んぼや畑に巻いて土に戻しています。
生産することに労働力はかかっているんですけど販売することができないので、仕方なく処分しています。
生産する側としては、過剰な規格はどうかなと思います。
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(規格外野菜の現状を教えてくださった農家の山崎さん)
社会問題はどこか遠い国の問題だというイメージがあるかもしれませんが、私たちが普段食べている食べ物でも、効率性を求めるが故に食べられるのに捨てられている農作物の問題が起きています。
この問題も多くの人に知ってもらい行動してもらう必要があると感じました。
タベモノガタリ株式会社の詳しい情報はこちら▼
https://www.borderless-japan.com/social-business/tabemonogatari/
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POST&POST株式会社とタベモノガタリ株式会社のソーシャルビジネス2社の現場にいき
・どんな社会問題を解決しているのか
・社会起業家はどんな思いで事業をしているか
・解決方法
・今後のビジョン
などをお聞きしました。
子どもたちがこの2社の企業紹介動画を見て、「この人と一緒に何かしたい!」「この企業に入って社会問題を解決したい!」と思ってもらえるような動画ができるように頑張ります!
以上、現場からでした!!
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<ゲストネームでご支援いただいた方へ>
実はプロジェクト終了まで、僕たちはみなさまの個人情報を受け取ることができなくなっております。そのため、現在どなたが支援してくださっているのか把握できていない状態です。。大変恐縮ですが、Twitter、Facebookより僕たちに直接ご連絡をいただけると嬉しいです。直接感謝の気持ちをお伝えさせてください。どうぞよろしくお願いいたします。