四方僧伽代表の上川泰憲(かみかわたいけん)です。
四方僧伽がクラウドファンディング
「日本発!【仏教×経済】で世界の貧困を無くしたい!仏陀バンクの挑戦にご支援を!」
に挑戦中です!
カンボジアでの出会いをきっかけに、「仏陀バンク」が生まれました。
無利子で事業費を貸出し、事業を生んでゆく…初めて井本さんからこの話を聞いたときの衝撃は今でも忘れません。
なにか、途方もなく大きな可能性を感じました。
その後、「仏陀バンク」は、カンボジア 、タイ、ミャンマー、スリランカ、インドなどで小さくスタートしました。
そして現在、最も成果を上げているのが、バングラデシュです。その軌跡は書籍に詳しく書かれていますので、ぜひお読みください。
さて、「仏陀バンク」はなぜ無利子でも成り立ち、元金が増え支援を受ける人を増やすことができるのか?
それは、「慈悲経済」とも呼べる、「仏陀バンク」の奇跡的なしくみです。
日本で仏陀バンクために集められたお金は現地の”お寺”に寄付されます。
寄付されたお金は、お寺を仲介者として、村人から選出される「仏陀バンク委員会」に委託され希望者(受益者とよんでいます)に貸し出されます。
受益者は仏陀バンク委員会に借りたお金をどのように使うか「事業計画書」を提出します。時には計画書の内容を指導することもあります。
受益者は借りたお金を10ヶ月間で返済します。
返済が完了した受益者は、貸してくれた”お寺(仏陀バンク委員会)”に、感謝のしるしとして借り入れ額の10%を”お布施”します。お布施とは、仏教徒が日常的に行っている、信仰に基づいた寄付です。
その”お布施”も原資に組み込まれ、新たな村人へ貸し出されます(つまり原資は110%になります)。自分が自立できた感謝に気持ちを新たな受益者へ循環させていくのです。
そうです、「仏陀バンク」は、損得ではなく、仏教を信仰する心がベースにある、”感謝”や、”慈悲”によって経済が循環してゆく奇跡の仕組みなのです。