四方僧伽代表の上川泰憲(かみかわたいけん)です。
四方僧伽がクラウドファンディング 「日本発!【仏教×経済】で世界の貧困を無くしたい!仏陀バンクの挑戦にご支援を!」 に挑戦中です!
みなさんは「仏陀バンク」ってなんだろう?と思っていませんか。
一般的に”仏陀”と”バンク”って”真逆”な 言葉のように聞こえます。
仏教では、”お金”は、いわゆる”煩悩”の代表的なものに数えられます。執着という苦しみを生む原因です。 東南アジア諸国の仏教では、僧侶が直接金銭に触れることも禁じられています。
では「仏陀バンク」とはなんでしょうか?
「仏陀バンク」は、事業資金を”無利子で貸し出す”事業です。
出会いはカンボジアの田舎の農村の女性でした。 四方僧伽の創設者、井本勝幸は、農村で”カゴ”を編んでいた女性に話を聞いたところ、女性はカゴを編む技術はあったが、材料を手に入れるだけのお金を持ってなく、借入しカゴを編んでいたのです。
カゴが完成し市場で売り、そのお金を返済すると、ほとんどが利息で無くなってしまっていました。つまりその女性は(または多くの人たちは)”利息を払うために働いている”のが現状でした。
「利息が無ければこの女性は確実に自立できるのに」 この出会いと気付きが、仏陀バンクが生み出される契機になったのです。
次回、仏陀バンクはなぜ無利子でも成り立ち、元金が増え支援を受ける人を増やすことができるのか?についてお話します。