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「Sparta」CGの炎や煙を直感的に作れる世界で最初の手描きアプリ

現在の支援総額

585,000

117%

目標金額は500,000円

支援者数

86

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2012/04/25に募集を開始し、 86人の支援により 585,000円の資金を集め、 2012/06/25に募集を終了しました

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「Sparta」CGの炎や煙を直感的に作れる世界で最初の手描きアプリ

現在の支援総額

585,000

117%達成

終了

目標金額500,000

支援者数86

このプロジェクトは、2012/04/25に募集を開始し、 86人の支援により 585,000円の資金を集め、 2012/06/25に募集を終了しました

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Sparta ってなに?

狐塚諒太です。
Sparta(スパルタ)という名前の、デジタルアーティスト向けのアプリを開発しています。Spartaは彼らのための商用アプリで、ペンタブレットを使い「手描き」で「CGの炎や水」などの特殊視覚効果を作ることができます。もちろん世界で他に例はありません。
デジタルアーティストとは、映画やCMなどの映像業界やゲーム業界で働く、プロのアーティストのことです。コンピュータ・グラフィックス(CG)・デザイナーとも言われています。その仕事は、CGを使ってアニメーションや視覚効果を作ることです。
現在はWindows上で動作する無料版をリリース済みです。言語に依存しないタイプのアプリなので、世界中の技術へのキャッチアップが早いユーザーがすでに使っています。
このプロジェクトは私の最初の本格的な個人プロジェクトです。まだ大きいわけではありませんが、将来的には世界中のすべてのCG制作会社、ゲーム制作会社で使われることを目標にしてます。

sparta_01

どんな問題を解決するの?

Spartaは「現在のCGの炎や水を作る課程が、複雑で極めて敷居が高い」という問題を解決します。実際に形の無い「CGの世界での炎や水」を想像してみてください。形状や動きは時々刻々と変わり、しかもこれを演出できるよう制御できなければいけません。
そして、これまでは「プログラミング※1」がこの問題の解決方法でした。もちろん、アーティストは基礎的な能力として、造形やアニメーションなどの「アート的な素養」も備えている必要があり、この両方を理解できる人が、現実と見間違えるほどのリアルな物量のある映像を作れます。
しかし、この「両方」の能力に長けたアーティストは非常に稀です。また、「デジタルアーティスト」という肩書きにあるように、彼らの得意分野は「アート的な素養」という部分であることが多いです。

sparta_02

※1 ここでいう「プログラミング」は、プログラミング的な考え方そのものという意味です。エクスプレッションやプラグイン開発だけでなく、ノードベースシステムの操作などもこれに含まれます。

今までのアプリと何が違うの?

Spartaは、「複雑な数式やプログラム」というアーティストにとって不得意だった領域を、「ペンタブを使った手描き」という得意な領域に置き換えます。手描きという方法は、直感的でシンプルなので誰でも簡単に始められ、一方で熟練すれば複雑な作業を行うこともできます。
既存のアプリは、CGを始めたばかりの16歳にとって、十分やさしいとは言えません。私は、Spartaが「手描き」の利点を借りる事で、CG制作の敷居を大きく下げられると考えています。
もちろんSpartaにも不得意な部分はあります。システマチックに映像を作ること、物量のある映像を量産することなどの、抽象的な作業には向いていません。
なので、Spartaは最初から既存のアプリと情報を共有できるよう設計しました。「細部」をコントロールする場合はSpartaで、「全体」をコントロールする場合は既存のアプリで、こういった形での分業は十分に可能だと思います。

Spartaの作業風景

Spartaでどんなことができるかを理解してもらうために、実際に「火の玉」のアニメーションを作ってみました。一般的なCG制作ソフトで「シンプルな形状」を作った後、それに手描きで「炎の揺らぎ」を付けていきます。



作業時間は30分ほどでした。これのメイキングを10分間の映像としてまとめました。アプリがどういう風に使われるのか分かると思います。

Sparta Project について

このプロジェクトは2011年1月に始まりました。アイデアを練る、UIをデザインする、開発で使うアルゴリズムのR&Dを行うという6ヶ月の期間を終え、Spartaの開発は始まりました。それからさらに5ヶ月後の2011年11月、アルファ版のSpartaがローンチされました。
<プロジェクトのWEBサイト>
https://www.facebook.com/sparta.project
現在は、友人のプログラマに開発の一部を手伝ってもらいながら、製品版の開発を行なっています。開発自体は、それぞれの作業を自宅で行いながら。WEB経由で情報共有を行なっています。また、友人には本業があるので、プロジェクト上では匿名になっています。
集まったお金は、開発で必要になるソフトウェアやハードウェアに使う予定です。CG用のアプリは年間維持費が数十万円かかるため、投資されたお金は年内には使い切ると考えています。

sparta_03

狐塚諒太について

Sparta Projectの創業者で、Spartaのフルタイムエンジニア。また法人化はしてないので、フリーのプログラマということにしてます。共同開発者とは高校時代の友人です。
高校はプログラミングを学べる学科に在籍してたので、プログラミングは16歳の時に始めました。CGプログラミングへの興味は、2年生の時に開発した「シンプルなCADアプリ」がきっかけで、3年時には「タートルグラフィックスのためのスクリプト言語」などを作っていました。
大学では、大学院時代に入る研究室でプログラミングの手伝いをしながら、CGや実写の映像制作、WEBデザインやフォトレタッチのバイトなどをして過ごしました。4年間あった割には、自分でもやや迷走した感はありました。
大学院では、CGプログラミングと流体シミュレーションに焦点を絞り直し、国内の学会での研究発表や、超音速流体の挙動を解析するアプリの開発を行なっていました。このアプリはSpartaのアイデアの基礎になりました。



その後、都内のCGプロダクションにCGプログラマとして就職し、「映画などで出てくる大量のCGの群集キャラを自動生成するアプリ」などを作っていました。ここでは、「Spartaが解決すべき問題」を見つけました。

クラウドファンディングを選んだ理由

私はSpartaの開発資金を集めるために色々な方法を探していました。最初はVCや個人投資家から資金を得ることを考えていました。しかし、R&Dの期間が長すぎる点(ここまで15ヶ月)などが原因で、これは上手くいきませんでした。
その後、Kickstarterの存在を知り、クラウドファンディングで資金を集めることを考え始めました。決め手とになった出来事は、Kickstarterにデジタルアーティスト向けのアプリが見つかったことです。同業者のプロジェクトがファンディングに成功しているという点は背中を押される出来事でした。
<デジタル人体模型アプリのプロジェクト>
http://www.kickstarter.com/projects/1397037025/lecorche-classical-anatomy-for-artists

ステッカーのデザイン

Campfireで支援してくれた方へのリターンとしては、プロジェクトのロゴ入りステッカー、ロゴ入りTシャツ、SpartaのBasicアカウントの利用権を準備しています。ステッカーやTシャツのデザインで使われるプロジェクトのロゴは下のようなデザインになっています。

sparta_04

最新の活動報告

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  • 色々WEB上に載せなければいけないデータが増えてきたので、これまでのfacebookページが中心だったSpartaProjectのポータルを、普通のWEBサイトに移しました。名前は「spartaproject.com」で、今後はこのサイトを中心にプロジェクトの情報を乗せていきたいと思います。 WEBサイトのオープンに合わせて、Camfireの支援者の一覧を乗せたページを作りました。 86人の支援者から合計58万5千円の、Spartaの開発のために資金を集めることができました。 ありがとうございます :D Campfireの感想 2012年5月から2ヶ月にわたりクラウドファンディングを行なってきましたが、無事終えることができました。支援者からの資金の入金もすべて完了し、現在はリターンのためのステッカーとTシャツの見積りなどを出している所です。 正直、最初は「うまくいかないかもな」とか思って始めたプロジェクトだった訳ですが、終わってみれば期限の1週間以上前にプロジェクトの成功が決まるなど、良いペースで開発資金が集まったと思います :D それでも、期間の真ん中の1ヶ月くらいは全く支援者の数が伸びなくて「もうだめかもしれない」とか思いました。以前誰かが「実際の資金を伴う支援とfacebookの”いいね”の間には大きな溝があるんだよ」と言ってたのを思い出しました。 まぁそんなわけで、トラブルも有りましたが無事資金を集めれれたので、今後はリターンの品の郵送作業や、有料版のリリースなどに集中してきたいと思います。リターンの品が届くにはもう少し時間がかかると思いますが、それまでまたお待ち下さい。 現在開発中 今のバージョンのSpartaはパーティクルの「位置情報」しか取り扱えませんが、現在パーティクルのスケールを取り扱えるような機能を開発中です。以下の動画はそのWIPです。今後、Maya、Max、SIなどで、このスケール情報を読み書きできるか確認する作業を行います。 お知らせ Spartaの開発を進める上で、これまでに行ったヒアリングよりも、より深いレベルでユーザーの意見を聞く必要で出てきました。そこで、5人程度のユーザーに絞って「個別のインタビュー」と「ユーザービリティテスト」を行うことにしました。 Spartaの開発を手伝うことに興味がある人や、色々意見を言ってみたいという人がいたら連絡ください。また、もし周りに興味があるという人がいたら教えてあげて下さい。今回は、Spartaに関する30分程度のインタビューを行った後、以下の項目のユーザービリティテストの実施します。 1. Spartaのインストール 2. サンプルシーンの読み込み 3 パーティクルのスカルプト 4. パーティクルの書き出し 5. パーティクルの読み込み(Maya、Max、SIのどれかで) 日時:参加者ごとに個別に相談 場所:東京都渋谷区恵比寿南3丁目5番7号 代官山DGビル 拘束時間:1~2時間程度 その他:交通費支給 当日必要な物:特に無し 連絡先:狐塚のfacebookかTwitter、または lyouta@spartaproject.com にメールください :) もっと見る

  • まず、無事目標額の100%を超える支援が集まったことを報告します :D 昨日のゲーム屋さん向けのSpartaのデモに出かける前に目標額の80%を超えたことを確認してから一日、あっという間に残りの20%の支援者が集まりました。Spartaに興味をもってくれたゲーム屋の皆さん(+アルファ)ありがとうございます。 そしてもちろん支援者になってくれた方全員、あらためてありがとうございます。という訳で今日は、SpartaProjectの今後について少し話したいと思います。 Spartaチーム 現在、SpartaProjectにフルタイムでコミットしてる人間は狐塚だけで、パートタイムの共同開発者にSpartaの一部の機能を手伝ってもらっている状態です。 しかし、Campfire(+以前の上手く行かなかった資金集め)で開発資金を集めているように、それらを使ってSpartaの開発速度を上げてきたいと考えています。なので、今後1年くらいのスパンで、少数ながら4~5人くらいのフルタイムで働くチームを作りたいと思っています。 現在は、共同開発者をCTOとして誘っているような状態で、まだ3人目を集める余裕は無いですが、将来的にはSpartaが世界中で使われるように、強力なメンバーを集めたいと考えています。 という訳で、この計画に並行してSpartaProjectの法人化を行うことになりました。2ヶ月以内くらいには登記が完了するのではないかなと思います。 今日までに多くの支援者から、多くの期待の言葉をもらっています。これに負けないように、今後もSpartaを進化させてきたいと思います。 残りの期日 正直こんなに早く目標額まで集まるとは思ってませんでした :D ラスト数日で皆さんに声を掛けてラストスパート、みたいな感じにする予定でしたが、いい意味で予想外の出来事がおきたという感じです。 まだ残りの期間が1週間近くありCampfireプロジェクト自体も続きます。現在、目標額の110%まで集まったので、今後も支援者を集めていきたいと思います。もし周りの方でSpartaに興味がある方がいる場合は「まだ期間は残ってるよ :)」と教えてあげて下さい。 リターン 今後は、ステッカーとTシャツのデザインの作業に移りたいと思います。SpartaProjectのロゴは既にデザイン済みですが「Sparta」という文字つきのロゴは無かったので、数日前にデザインし直しました。Tシャツのデザインとかに使うことになります。 デザイナーは本職ではないので、レタリング作業は苦労しました :D そういえば高校の選択科目でレタリングがあたような気がします。選択しとけば良かったですね。 ちなみに支援者の名前を載せる件ですが、現在SpartaProjectのWEBサイトをリニューアル中です。facebookを中心にした構成は変わりませんが、WEBサイト自体を新たに作ります(最近データが増えてきたので)。名前はそちらのページに載せさせてもらいます。 ついでにtumblerとtwitter(英語)での情報提供も始める予定です :D 買い物 無事目標額まで集まったので、おおざっはにその使い道について書きたいと思います。今この段階までに50万ちょっと集まっているみたいなので、50万円で説明します。 まずCampfireへクラウドファンディング用ポータルの利用フィーとして20%、10万円払います。残りは40万円で、ここからステッカー代、Tシャツ代、さらにそれぞれの送料を引いて、正確な計算はしてませんが、5万円位使うと想定します。 そして、残った35万円が開発資金として使える部分になります。まずは、AutodeksとAdobe製品の1年分のソフトウェア使用料として30万円。残りは5万円ほどのビデオカードの購入費用に使います。これでユーザーと同じ環境で開発が進められそうです :D という感じで「活動報告Vol.5」はここでお終いです。次回はプロジェクトの終了期日の後、クラウドファンディング自体の感想なども含めて書きたいと思います。 もっと見る

  • 昨日の段階で目標額の60%を達成できました :)ありがとうございます。 そして残りの期間は後20日になりました。いよいよ終わりが見えてきたという感じがします。 現在30万円まで集まったので、残りは20万円。大体支援者数にして40人くらい必要だということがわかってます。 第3回の活動報告で「1週間をすぎると支援者数は一気におちる」という話をしたんですが。ここ20日くらいはだいたいそんな感じでした。 まぁその辺は理解してたつもりなので、実際にユーザーに会ったり、アプリのデモをしたりと、よりSpartaを知ってもらうための活動に集中してました。 それに、支援者の中にも「このままだとCampfireプロジェクトうまくいくかな?」って思ってる方もチラホラ見かけました。 なんとか成功で終わらせられるようがんばります。周りに「Spartaに興味がある」って方がいたら是非誘ってみてください。  支援者のサポート クラウドファンディングという方法は、支援者になってくれた人がその後もプロジェクトを継続的に支援してくれることが多いと聞いていました。 そして自分のプロジェクトでも、支援者がさらに人を紹介してくれたり、プロジェクトの話を他の人にしてくれたりと、驚くようなことがいくつもありました。 感謝してます :) 例えば「自分が主催してるイベントでSpartaのデモをしてみないか?」と声をかけてくれた方もいました。 20人くらいのCG関係者の前でSpartaの話をさせてもらえました。そこで知り合った方から、さらにデモの誘いがあったりと、良いことずくめでした。 また、2日後(6/8)にはアニメ業界向けにSpartaのデモを行うことができるようになりました。これも支援者の計らいで、アニメ業界関係者を集めてもらいました。 さらに、6/16には「Game Community Summit 2012」というイベントの「GameVFX Roundtable」というセッションでSpartaのデモを行えるようになりました。 これも支援者の紹介で時間を作ってもらえました。もしデモに興味のある場合は参加してみてください。 プロジェクト自体をWEB上で紹介してもらうこともありました。 例えば「CGWORLD.jp」に載せてもらった記事は、支援者の人たちでも知ってる人がいると思います。 それに「TOKYO FM」に載せてもらった記事は、WEBサイトの企画とCamppfireのプロジェクトのタイミングが、ちょうど合ったから成立したものだと思います。 他にも、プロジェクトの概要を英語に翻訳してくれたBlogの記事や、プロジェクトの支援を促すBlogの記事を書いてくれた支援者もいました。 あらためて、ありがとうございます :D  Open Network Lab 現在「Open Network Lab」というベンチャーキャピタルが主催している「創業初期のベンチャー向けの投資プログラム」の審査を受けています。 これは、Spartaの開発速度をより速くすることが目的で、外部から投資を受けて、その資金でチームを作り、開発を進めるということを目指しています。 今日までに、書類審査、1時面接(プレゼン)を通過して、明日(6/7)には最終審査があります。また「Campfireでの資金集め」は審査員にも好印象でした。 狐塚が調べた限りでは、初期段階のベンチャー向けのプログラムとしては日本で一番価値のあるプログラムだと思っています。 会社の株式の5%と引換に100万円の投資をし、それに加えて3ヶ月の支援プログラムが受けられ、さらにプログラムの終わりには、多くの国内外の投資家の前にアプリのデモをするチャンスがもらえます。 また、支援者のメンバーも国際的で影響力もあるため、Spartaのような世界中でアプリを売ろうと考えているベンチャーにとっては最適な場所です。 もし審査に受かった場合は、また活動報告という形で話したいと思います。 ではまた :D もっと見る

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