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自慢できる実家に!安心して暮らせる家で10代の女子をサポートしたい。

【ネクストゴール目標150万円!】10代の女子が安心して暮らすことができる、自立援助ホームの立ち上げにご協力お願いします!

現在の支援総額

1,624,000

162%

目標金額は1,000,000円

支援者数

150

募集終了まで残り

終了

このプロジェクトは、2020/03/17に募集を開始し、 150人の支援により 1,624,000円の資金を集め、 2020/04/16に募集を終了しました

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現在の支援総額

1,624,000

162%達成

終了

目標金額1,000,000

支援者数150

このプロジェクトは、2020/03/17に募集を開始し、 150人の支援により 1,624,000円の資金を集め、 2020/04/16に募集を終了しました

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【2020/4/11追記】ネクストゴール150万円を目指します!

残り5日で目標だった100万円を達成しました!
応援してくださっているみなさまに、なにより感謝申し上げます。

今回のプロジェクト、この社会状況の中で、「本当に応援してくれる人がいるかな…みなさんにご支援いただけるかな…」と、とても不安でした。でも、実際には本当にたくさんの方に応援をいただき、嬉しく思っています。

みなさまの思いとご支援をもとに、これから出会う女の子達の安心できる居場所づくりの一歩を踏み出せること、心より感謝しています。

わたしたちは、潜在的に困っている子どもや家庭が、見捨てられない社会を作りたいと思い、活動を続けています。
このプロジェクトが終わってからも、女の子たちの生活は毎日続いていきます。

彼女たちにとっては、ここからがスタートです。
彼女たちが安心して暮らしていけるように、新たなチャレンジ目標150万円(+50万円)を設定します。

コロナの影響で、入居する子どもたちも家での学習が必要になっていきます。
自宅での学習用パソコン代6万円×6台=36万円と残りはLe Port(ル・ポール)基金への積立として、新たな金額を充てさせていただきます。
引き続きのご支援、応援を、最後までどうぞよろしくお願いします!

___________________
目次
1. はじめに
2. プロジェクト立ち上げのきっかけ
3. 家に居場所がない理由とは
4. 安心して帰れる場所をつくりたい
5. 資金の使い道
6. 「Le Port (ル・ポール)」のこれからの予定
7. 最後に
8. 運営団体について
___________________

1. はじめに

こんにちは、千葉県市川市に住む八神愛衣です。

「女子高生の家出」
と聞くと、みなさんどういうイメージを持つでしょうか。

「危ない」「遊んでる」「グレてる」

最近では、女子高生の家出に関連した事件も少なくありません。

私自身、17歳のときに家を飛び出しました。
父からの暴力、それに気づかない母、息苦しい施設生活、自分を理解してくれる人なんて誰もいないと思っていました。

今の私があるのは、信頼できる人がいる、味方がいると思えるようになったからです。

そして今、私はかつての自分と同じ危うさを抱える子どもたちに出会っています。
彼女たちは、家にも学校にも居場所が見つからず、助けを求めてきます。

この春、様々な事情で家にいられなくなった子どもたちが、社会で自立するためにサポートする「自立援助ホーム」を立ち上げます。

かつての自分を支えてくれた大人たちのように、今度は私自身が、彼女たちが安心して帰れる「家」をつくりたい。

私のこの想いに、みなさんどうか力を貸してください。

2. プロジェクト立ち上げのきっかけ

・・・誰でも立ち寄れる場所をつくりたい

私は、2017年に地域の学び舎「プラット」を立ち上げました。

立ち上げの趣旨は「誰でも立ち寄れて、泊まれる場所」を作りたい!

立ち上げの際のクラウドファンディング

「帰る場所は家だけじゃない。安心して家出できる場所をつくりたい。」

では、200名を超える、たくさんの方々にサポートいただきました。本当にありがとうございます。

(2017年8月実施のクラウドファンディング)

(2017年、プラットの立ち上げをみんなでお祝い)

当時は無料学習教室をしたい一心で運営をはじめました。初めは数人しか子どもが集まりませんでしたが、今では広い和室がいっぱいになるくらいの子どもたちが毎週集まってきます。

また無料学習教室だけならず、コミュニティカフェやレンタルスペース、放課後等デイサービス事業を行う他、家庭にいられなくなった子どもたちの一時避難場所としての役割も担っています。

(プラット無料学習教室で勉強する子どもたち)

様々な機能を持つ地域の学び舎「プラット」は、色々な世代、色々な人が立ち寄りやすい場所になりました。

(コミュニティカフェでは、お客さんの赤ちゃんの見守りもしています。)

・・・家に居場所がない子どもたちとの出会い

その中でも、家出して来る子どもたち、家にいられない子どもたち数人から助けを求められました。

お母さんが忙しくて、家にいても話せる人がいないので、不安になって話し相手を探して夜な夜な家出をしてプラットにきたり。

家の人と関係が悪く、信頼できるのはお父さんだけど、お父さんも忙しくて夜遅くまで仕事。
だからお父さんが帰るまで帰りたくないとプラットに居残ったり。

そういうことが起きるたび、昔の自分を思い出しては心を痛め、どうすればこの子たちの気が晴れるんだろうと考えていました。

(色々な背景を抱えた子どもたちがプラットに集まります。)

3. 家に居場所がない理由とは

・・・虐待されていた過去

前回のクラウドファンディングの際に詳しく伝えていませんでしたが、私は17歳で家出をしました。

家出をした理由は単純で「理解者がいない」からでした。

私は父からのDVで千葉県に引っ越してきています。
5年もの長い間のDVに、母は全く気づきませんでした。

母は働くことばかりで、当時の私は、この人は私たちに興味がないんだ” という憎い感情と、知られたらまた捨てられてしまう” という恐怖に包まれて、父から暴力を受けていることを言えませんでした。

やっと言えたのは高校進学の時。

学校の先生に相談したことがきっかけで児童相談所に保護されることになり、父から暴力を受けていたことが母にも伝わりました。

母はすぐに父と離婚してくれ、私と弟を連れて3人暮らしの日々が始まりました。

(児童相談所に保護された頃)

・・・息苦しかった母との生活

ここで一件落着したかと思えばそうではなかったのです。

私は今まで弟と2人きりで日々を過ごしていたので、急に「お母さん」がいることが気持ち悪く、どう接すればいいのかもわかりませんでした。

何より 、“今さら母親みたいに振舞わないで” と言う気持ちでいっぱいでした。

私が今までやっていた家事も食事作りも、急に「お母さん」がするようになりました。
楽だから別にいいと思いながらも、何かもやもやする気持ちでいっぱいでした。

監禁生活(父のDV)から抜けたせたこともあり、私は自由気ままに生きたいと思いましたが、引っ越し先の母子ホームも規則が厳しく、

“縛られるところからやっと出てきたのに、また縛られなきゃいけないの?”そんな感情が爆発していました。

そんな私を、母含め大人たちは「あの子は大変な子」「あの子はグレてる子」として見ます。
私はそれでも構わなかったんです。

“だって辛かったんだもん。”
“私の辛さはあなたたちにはわからないでしょうね。そもそもわかってくれようともしないよね。”

そんな思いでした。

(高校2年の時、家出を決意しました。)

“あなたたちが私をわかろうとしないのに、何で私があなたたちを信じなければいけないの?”

私が下した決断は、彼氏の家に行くこと。

当時信頼していた塾の先生以外で話せたのは彼氏だけでしたし、お友達の家には長居できませんでした。

彼氏と言っても、20歳離れた男の人。今思えば援助交際だと思われていただろうなとか、下手したら騙されてたかもしれないとか、いろいろ考えます。

いい人に出会えた私は本当に運が良かったなと思います。


・・・家出をする子の思い

私みたいに単純な理由で家出する子もいれば、もっと深い理由で家出する子もいます。

家出をすると決めるのは本人だけれど、行き先まである子は少ないのではないでしょうか。

私みたいに男の人の家に転がり込んで、逆に暴力を振るわれたり、奴隷のように扱われたり、という話も聞いたことがあります。

私は確かに「グレ」ていました。大人の話は聞かないし、自分のしたいことばかりやってきました。
でも、私が今ここにいるのは、「信頼できる人がいる」「味方がいる」と思えるようになったからです。

私を支えてくれた人、信頼していいと思わせてくれた人みたいに私もなりたいと思って、毎日頑張ることができています。

家出する子が悪いんじゃないんです。ただ、自分に合う場所を探しているだけなんです。
ここに来たら安全だし理解者がいる、味方がいると思えるような家を、求めています。

(当時唯一信頼できた塾の先生:現ダイバーシティ工房代表の不破と友人たち)


4. 安心して帰れる場所をつくりたい

・・・自立援助ホームとは

私たちは、2020年4月、市川市内に自立援助ホーム「Le Port(ル・ポール)」をオープンします。

「Le Port(ル・ポール)」とは、フランス語で「港」のこと。
次のステップに旅立とうとする人たちの拠点となることを願って、こう名付けました。

自立援助ホームが対象とするのは、義務教育を終えた原則15歳から20歳までの子どもたちです。
18歳で児童養護施設を卒業した後行く先がなくなってしまったり、虐待などの理由により家族と暮らせなくなったり、自立援助ホームに入る理由は様々です。

(児童相談所への虐待相談件数は年々増え続けています。)

自立援助ホームの数は全国で足りている状況とは言えず、「Le Port(ル・ポール)」は市川市内で2つ目の施設となります。

私たちが受け入れられるのは最大6名の女子。
共同生活を送りながら、精神的・経済的に自立していく場所をつくり、彼女たちがホームを出た後も生活していけるよう、サポートしていきます。

・・・学びと向き合える「家」をつくりたい

「Le Port(ル・ポール)」は、主に2通りの状況にある子どもたちを支援することを考えています。

1つ目は、将来の目標があって学習を頑張りたい子どもたちへのサポート。
仕事と両立しながら、高校卒業とその先の大学進学を目指す子どもたちを支えていきたいと思っています。

(学歴によっていまだに収入格差が生じています。)

2つ目は、学校にいく意義をうまく見出せない子どもたちへのサポートです

家出した高校2年生の秋、私は高校を中退しました

当時、高校の学費はアルバイト代で払っていましたが、母親や先生とのトラブルが重なり、「自分でお金を出してまで勉強したくない」と、突発的に辞めてしまったのです。

そうは言っても中退後はやることがなく、「どうしたらいいんだろう」という思いでした。

(自立援助ホームにくる子どもたちは、中卒が一番多いのです。)

そのときにふと、「塾に行こう」そう思ったのです。
高校受験のときにお世話になった塾は、私にとって、唯一安心できる場所でした。

当時の塾の先生は、NPO法人を立ち上げ、代表になっていました。
代表は一通り私の話を聞いた後、「ここで働く?」と声をかけてくれたのです。

(代表の不破と。大きく変わるチャンスをくれました。)

高校すら卒業していない私が、塾で働けるのか、という不安がありました。
しかし、“それなら高校は卒業しよう”と、もう一度勉強する意欲を取り戻しました

代表は通信制高校を探してくれ、仕事と学習を両立することを応援してくれました。

働きながら課題を提出する時間をつくるのは大変で、休みの日は正直遊びたい気持ちもありました。

それでも、“中卒ではどこも雇ってくれない”という不安は常にあり、なんとか卒業できたときは、嬉しいというより安心した気持ちが強かったです。

私は今、保育士の資格取得に向けて勉強中ですが、保育士資格取得も高卒が前提となっています。
その時には見出しづらい「学ぶ」ことの意味を、「Le Port(ル・ポール)」に来る子どもたちには伝えていきたいと思っています。

(通信制高校の卒業式。念願の卒業証書を受け取りました。)


5. 資金の使い道

・・・「Le Port(ル・ポール)」について

運営は、私が務めるNPO法人ダイバーシティ工房が行います。
3月末より代表・不破が千葉県を離れるため、代表が住んでいた家が空くことになります。
その場所を有効活用していくために改築し、自立援助ホームにします。

リビングルームはこのまま維持し、スタッフと子どもたちが一緒に食事を取れる場所になります。

リビングルームに併設するキッチン。調理士さんが子どもたちの食事を用意しますが、自炊も可能です。食器洗いや掃除の分担をしながら、子どもたちは生活をしていく力を身につけていきます。

こちらは家庭菜園があるお庭です。ほっと一息つける場所となっています。

・・・資金の使い道について

資金の使い道は大きく分けて2つあります。1つ目は、施設の立ち上げに際しかかる備品代です。

今の場所を6人の子どもたちが入居できるように改築していくのに、約300万円の工事費がかかります。あわせて、エアコンの追加設置など、生活に必要な備品を買い揃えていく必要があります。

幸い県からの補助金がおり、改修費と備品代の大半は賄うことができそうです。
それでも賄いきれない備品代のご協力を、みなさんにお願いしたいと思っています

そして2つ目は、「Le Port(ル・ポール) 基金」として、子どもたちの生活資金に充てさせていただきたいと思います。

入居する子どもたちは、ホームに入居する際に、布団や携帯電話など、生活に必要なものは自分で購入します。「自分のもの」として、ホームを卒業した後もそのまま生活に使えるようにするためです。

また、ホームを出てからも1人で暮らしていけることを見据え、彼女たちは月々30,000円の生活費をホームに払います。

しかし、他の自立援助ホームを視察してきた中でわかったのは、入居当初は仕事がすぐには見つからず、「生活費を払えない」といった子どもたちが一定数いるということです。

高校生の場合、働くと言っても、放課後の数時間しか働けません。
時給も低いため、まとまったお金を貯蓄していくのは簡単なことではありません。

そういった子どもたちに対して、最初の生活費や、いざというときに援助できるよう、みなさまからの支援金を、基金として蓄えたいと考えています

【費用内訳】
ー備品代(エアコン・エアコン設置費等):約35万円
ー広報費(HP開設・パンフレット製作など):約5万円
ーLe Port(ル・ポール)基金(子どもたちの生活資金):約30万円

※ご支援いただいた金額の内、プロジェクト開始までの管理費・人件費に15%、クラウドファンディングの手数料に14%を充てさせていただきます。

(職場の同僚に20歳の誕生日を祝ってもらったとき。私にとって第二の家族です。)

6. 「Le Port(ル・ポール)」のこれからの予定

現在、既に改築工事が既にスタートしています。

また、助けが必要な子に私たちがしっかりと手を伸ばせるよう、児童相談所など、地域の関係機関とも連絡を取り合っています。

2020年3月中旬〜 工事スタート
2020年3月17日 クラウドファンディング開始
2020年4月16日 クラウドファンディング終了
2020年 5月〜  受け入れスタート予定

(スタッフとの打ち合わせにも熱が入ります。)

7. 最後に

もしあの日、私が悪い人に引っかかっていたらどうなっていたんだろう。

そう振り返ると同時に、これからも私のような悩みを抱える女の子は出てくると思っています。

あの頃困っていた自分のように困ってる子どもたちと繋がりたい。
そんな子どもたちが安心して相談できる相手、安心して頼れる場所になりたい。
自分の存在はダメな存在なんかじゃなく、ちゃんと価値があって、味方がいることをみんなに知ってもらいたい。

自分を誰よりもわかって、何事にも立ち向かって、自分を大切にできる、そんな風に、ここにくる子どもがなれるように。この場所を、みんなの家にしたい。 

疲れたらまた帰ってくればいい。
悩んだらここに休みに来たらいい。
困ったら助けてって頼ってきてくれたらいい。

そんなセリフを心を込めて、これから出会う子どもたちにはっきりと伝えていきたいと思っています。

それを伝えることは、私1人の力だけでは足りません。1人でも多くの方の協力が必要です。

みんな、生まれてくる環境は選べません。独りになりたくてなる人なんていないです。

彼女たちに学べる環境を。

せめて自分だけの空間を。

みなさんの協力で、彼女たちにとっての「実家」を一緒につくりませんか。

(ダイバーシティ工房で働き始めてすぐ18歳の頃。前を向き始めました。)

8. 運営団体について

「Le Port(ル・ポール)」の運営団体であるダイバーシティ工房は、「すべての子どもたちが多様な価値観に出会い、自立できる社会」をビジョンに掲げるNPO法人です。

「子育て家庭のプラットフォーム」をテーマとする保育園「にじいろおうちえん」、発達障害児向け個別学習支援「スタジオplus+」、誰もが気軽に集まれるコミュニティスペース「地域の学び舎『プラット』」を展開し、0歳〜20歳の子どもたちに対して切れ目ない支援を行っています。

自立援助ホームは、かつては児童擁護施設を卒業した子どもたちの受け皿となる場合が多くありました。しかし最近では、長い間虐待などに気づかれず、やっとつながった先が自立援助ホームであることが増えています。

「地域の学び舎『プラット』」で開催される無料学習教室は、親との契約を必要とせず、子どもたち同士の繋がりで来られるようにするなど、できるだけ多くの子どもたちと出会う機会を増やしています。
また、家庭にいられなくなった子どもたちの一時的な避難場所として、シェルター機能を備えています。

私たちは「プラット」の機能を活用しながら、支援が必要な子どもたちを発見することを目指していきます。
また、「Le Port(ル・ポール)」に入居する子どもたちが「プラット」でボランティアをできるようにするなど、法人全体で子どもたちを支えていきたいと思います。
WEBサイト /  Facebook

***ダイバーシティ工房のロゴの意味***
いろんな色や形が、組み合わさって家になっています。色やかたちの違いは、多様性や人がもついろいろな背景をあらわしています。それらを受け入れて心地よい自分でいられる場所。一見デコボコだけどそれがひとつになった暖かい場所。それをあらわしたのがこのロゴです。



最新の活動報告

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  • こんにちは!八神です。ネクストゴール設定から4日間、みなさまからの支援の輪が日に日に増えていっていることを実感し、とても感動しています。ご支援やシェア、拡散など最終日までたくさんの応援を本当にありがとうございます!自立援助ホーム「Le Port(ル・ポール)」のことを多くの方に知っていただくと同時に、入居のお問い合わせも増えてきています。安心して家に帰ることができない10代の女の子たちはまだまだたくさんいること、彼女たちにしっかりと手を伸ばしていくことの大切さをひしひしと感じています。プロジェクト本文の最後に、私は「みなさんの協力で、彼女たちにとっての「実家」を一緒につくりませんか。」と投げかけました。その想いに賛同してくださったみなさんのおかげで、彼女たちの「実家」を完成させることができたと感じています。完成したLe Port(ル・ポール)の様子を少しお見せいたします!こちらはリビングルーム。代表が引っ越すにあたり家具や観葉植物を置いていってくれました。ラグは女の子たちが少しでも明るい気分になれるよう、かわいい柄をセレクトしました!寝室だった場所は壁紙を張り替えて綺麗になりました。秘密の部屋につながるかのようなドア!部屋を増やしたので新たに扉をつけました。元々和室だった部屋です。小さい部屋ですがクローゼット付きの部屋になりました!私が10代の時に住みたかったなぁ〜と思います。今回のプロジェクトを通して、私は今まで周りに話せていなかった自分の体験をお話してきました。      【私の過去を語った活動報告】母子ホームでの経験ー5畳での3人生活、私が見つけた自分なりの居場所。どの子どもも捨てられたくないー私がが虐待されていることを言えなかった理由支援するみなさんへ伝えたいことー完全に「理解」はできなくても「信頼」は生まれる最後にー私が私のことを語る理由色々と語ってきましたが、実はまだ話せていないこともたくさんあります。伝えるってすごく勇気がいることで、私は父から暴力を受けていた当時の5年間、その事実を誰にも言えませんでした。時間がたって話せるようになったこともあるし、まだ話せそうにないこともあります。それでも私の経験を伝えることで、昔の私のような状況にいる子どもたちの力になりたい、という思いでいます。1ヶ月前に始まったクラウドファンディング。本日23時59分までとなります!私の想いを最後にもう一度だけ伝えさせてください!***プロジェクト本文「最後に」より***もしあの日、私が悪い人に引っかかっていたらどうなっていたんだろう。そう振り返ると同時に、これからも私のような悩みを抱える女の子は出てくると思っています。あの頃困っていた自分のように困ってる子どもたちと繋がりたい。そんな子どもたちが安心して相談できる相手、安心して頼れる場所になりたい。自分の存在はダメな存在なんかじゃなく、ちゃんと価値があって、味方がいることを知ってもらいたい。ここに来る子どもが、自分のことを誰よりもわかって、何事にも立ち向かって、自分を大切にできる、そんな風になれるように。この場所を、みんなの家にしたい。 疲れたらまた帰ってくればいい。悩んだらここに休みに来たらいい。困ったら助けてって頼ってきてくれたらいい。これから出会う子どもたちに、そんな私の思いを、はっきりと伝えていきたいと思っています。それを伝え続けることは、私1人の力だけでは足りません。1人でも多くの方の協力が必要です。みんな、生まれてくる環境を選べません。独りになりたくてなる人なんていないです。彼女たちにいつでも学べる環境を。自分だけの安心できる空間を。みなさんの協力で、彼女たちにとっての「実家」を一緒につくりませんか。*************最後まで応援よろしくお願いいたします! もっと見る

  • こんにちは!ダイバーシティ工房代表の不破です。クラウドファンディング最終日の明日は実は私の38歳の誕生日でもあります。ラスト1日、「Le port(ル・ポール)基金」により多く積立てができるように応援よろしくお願いします!Le port(ル・ポール)の運営を担当する八神との出会いはちょうど今から10年近く前。私の父親がやっていた「自在塾」で講師を始めてから入ってきた、4人目の生徒でした。入ってきたのは中3の受験のなんと1ヶ月前!あと1ヶ月でどこまでできるかな、と不安をよぎらせつつも、でも受け入れないわけにもいかないので「入試まで残り1ヶ月だけど頑張ろうね!」と言って自在塾で受け入れることにしました。当時の自在塾は6対1のグループ指導をしていて、推薦などで早く受験が終わった子たちは卒業していくので受験直前まで残っていた子は3人。そのうちの2人が母子ホームからの子どもでした。八神ともう1人も家庭環境が複雑で、塾の授業が終わる度に「家に帰りたくないからここに泊まりたい」と言っていました。(毎日のように自在塾に来て勉強に励んでいた2人。)私が塾の運営を始めた頃、このような感じでいわゆる普通の塾では出会わないような子が生徒の半数近くを占めていました。私自身は、中学・高校時代から友達が「家にいたくない」と言って自宅に1週間泊まったり、私の両親は私が寝ている時に友達の話を聞いていたり、私がいない時にまで家に遊びに来る友達もいました。私の両親も、「家に居場所がないならうちに来れば良いよ。◯◯ちゃんのお母さんには電話しておいてあげる」と言ってくれていたので、私の友人達は安心して私の家に泊まることができていたのです。そして私自身も、自分の家が息苦しい時期は、友人達の家に泊まる日々を送っていました。だから、自在塾で出会った八神やその同級生たちが「家に帰りたくない」という気持ちは何の違和感もなく理解できたのです。でも大人になった今、改めて考えてみると、うちの両親のように「いつでも泊まりに来ていいよ」「話を聞くよ」と言ってくれる大人と出会える中学生や高校生は中々いないと思います。(アットホームな雰囲気だった自在塾。年末に開いたクリスマスパーティーにて。)そして今の仕事を始めて、世の中の社会資源を知れば知るほど、10代の子や高校を中退してしまった子、または目に見えにくいけれど発達障害などの特性があって大多数の人と物事の捉え方や感じ方が違う子をサポートできる環境が少ないことに気づきました。10年前の塾で、そこにいた八神がポロッと話していた「家に帰りたくない」という言葉は一見、冗談っぽくもありました。でも過去の経験からか直感的に「あっこれは聞き逃しちゃいけないな、この子たちはきっと『辛い』ってことを誰にも理解されていないんだな」と感じたのはよく覚えています。だからこそ、学生時代に自分の親が私の友人達に言っていたように「家に帰りたくないんだったら泊まっていいよ」と伝えることにしました。そして「私が聞ける範囲なら話も聞いてあげよう」そんな風に思って塾の仕事の合間に話を聞いたり、時には事務仕事を手伝ってもらったりしながら彼女たちの話を聞く時間をつくっていました。(真剣な話もくだらない話もたくさんしてきました。)でも振り返ってみると「私が何かをしてあげた」というより、私自身がその後の生活で助けられたことの方がたくさんありました。1人目も2人目もこどもが生まれた後、私は経営者なので育休がありませんでした。1人目が生まれた当時は、まだ常勤職員が3人くらいの小さな組織だったので、産後1ヶ月から働き始める必要がありましたが、待機児童が多い市川市では保育園に入れず、でも仕事は終わらない…。夫も母親もフルタイムんで働いていたので頼ることもできず、絶望的な日々を送っていました。そんな時にベビーシッターとして私の仕事や生活を助けてくれたのが、自在塾の卒業生だった彼女たちでした。また私は先月の3月25日に千葉県から沖縄に引っ越したのですが、引っ越し前日にまだ荷造りが終わらない家に、当時の卒業生のアキナ(仮名)が遊びに来てくれました。彼女は10年前と同じようにポツポツと今の家のことや自分のことを話しながら、私の荷物を片付けたり、子ども達と遊んでくれました。そう市川にいる最後の日まで、私のことを気づかって夜遅くまで色々手伝いに来てくれたのです。そんながアキナが沖縄出発前の私にくれた手紙の一部を紹介します。「まきこ先生がいつでも近くにいると思ったら心が落ち着いて安心して何があっても大丈夫な気がしていて、自分がおもうままに進んでこれたんだよ」この手紙を読んで、「私にとっては昔からやっていたことだからそんな大したことした気はないけどけど、彼女にとっては10年経った今でも思い出せるくらい、話を聞いたことや家に泊まったことが大きなことなんだな」と改めて感じました。(引越し前夜にアキナがくれた手紙。感謝の言葉が綴られていました。)自立援助ホーム「Le port」を立ち上げたのは、私の親が昔、中高生だった私の友人たちにやっていたこと、そして私が10年前に自在塾でであった彼女たちにやっていたことを途切れないようにしたかったからです。でも個人で続けるには金銭的な負担が大きいし、何より困っている子どもたちと出会うことは、中々簡単なことではありません。だから「自立援助ホーム」という公的な形を取ることで、今出会えていない「安心して帰る家がない」子ども達に情報を届けられる。そして1年、2年といった長期に関わることで彼女たちにとって「自慢できる実家」になっていくのだと思います。クラウドファンディングも残り1日となりました。この不安定な社会の中で、より安心して暮らせる環境が必要な子ども達のために、最後までみなさんの力を貸してください。(約10年間、八神を見守ってきました。彼女の成長はこれからも続きます。) もっと見る

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