応援コメントNo.4　谷　充さん。仙台在住20年、水処理メーカーのバリバリの営業マンです。2年前から仙台のリーダー塾で共に勉強しています。谷さんの冷静で的確な視点を、いつも学んでいます。発災直後から泥出し、干し柿作り作業と何度もお手伝いにおいでいただいている谷さん、私のメンターの一人です。私が「やしまや」に通い続ける理由八島哲郎さんとの出会いは、４年前の干し柿づくり体験会にさかのぼる「綾小路きみまろ」を彷彿とさせる軽妙なトークで、各地からの参加者が八島ワールドに引き込まれていく様は見事だった。その後、とあるきっかけからリーダー塾で２年間共に学ぶこととなり、私にとって八島さんは、尊敬すべき人間、ホンモノの人間、まさに「目指すべきリーダー」となっていった。１０月１２日に台風１９号の水害による甚大な被害が発生した。耕野地区は主要道路の寸断や、中心部での人手不足もあり、丸森町災害ボランティアセンターの支援に頼ることはできなかった。発災直後から、友人、知人、ファンを中心に人が集まりだした。これは八島さんからの支援要請によるものではなく、ご本人は淡々と連日の報道各社の取材を通じ、発信を続けていたように思う。現地を見た人、報道を見た人、ＳＮＳで実情に触れた人。そんな人々が自発的に「やしまや」に、集まりだしたのだ。１０月末までは、ひたすら泥との格闘。重労働。さらに１１月１０日からは、柿の収穫作業、干し柿づくり。集まった人、気にしていた人には共通の思いがあったと思う。『丸森町に、耕野地区に、「やしまや」は必要だ！！』。水源確保の見通しも立たない中、ある日、店主はこう宣言する。「やしまやは、１１月３０日に再オープンします！！」具体的な目標が示された。やしまやスタッフも、支援者も、エンジンの回転数が一段階上がったのは確かだ。　ぼそっと、「１１月３０日に再オープンするって、誰が言ったの？　あ、俺だった（笑）」。そんな茶目っ気溢れる店主は、宣言通り、再オープンを果たした。まさにリーダーとしての「実行力」！！「いなか道の駅 やしまや」は代々続く、地元密着の商店だ。水害直後も「灯油」「ガソリン」を配達してほしいという電話がひっきりなしだった。また、「やしまや」は、これまでもたけのこや干し柿で新たな商品を作るなど取り組みを続けてきた。日々の進化も愛される所以ではないだろうか。水害後もすでに、新しい取り組みがスタートしている。仙台駅や中心部で行われた直売会では、遊び心満載の「干し柿新商品」が販売された。次は流出したウッドデッキの再興だ！！店舗隣の竹林に流されてしまったウッドデッキの引き揚げ作業は、ダメ元だった。店主・スタッフが不安気に見守るなか、オペレーターの絶妙な技術により、壊れることなく回収され、店舗前に仮置きされた。ウッドデッキは、「やしまや」のシンボル。我が子も、八島店主にシャボン玉遊びをしてもらった想い出の場所。やしまやのウッドデッキには、これからも生まれ続けるであろう、それぞれの想い出がある。仙台市・谷　充奥様にも復旧作業のご協力をいただき、重ねて感謝しています。ありがとうございます。ウッドデッキが出来上がりましたら、ご家族でおいでくださいませ。シャボン玉遊び、私も大好きです！慣れない柿の収穫作業を、一生懸命手伝って頂きましたお昼ご飯は、いつもの賄い飯でした