(4月16日更新)
4月3日から開始したリバ邸深セン存続の危機を救うためのクラウドファンディングにて80万円のストレッチゴールを達成しました!
初日で目標金額の20万円をすぐに達成し、次の日には50万円を越え、8日にはストレッチゴールに設定した70万円を越え、現在83万8,224円のご支援金が集まりました。
本当に感無量です。ありがとうございます!
皆様からお与え頂いた時間と場所ですので、1日1日を大切に過ごします。
さて、実はまだ残り30日間プロジェクト期間が残っております。
今回はほぼ一人で運営していることを気にかけて頂いていたのか、リバ邸深センのヘビーユーザーの方々にリターンのご協力を頂いていますので、彼らのことも知ってもらえる機会にできればと思っています。
素敵なリターンの数々を追加しておりますので、ぜひまたご覧いただければ嬉しいです!
タイトルの通り、現在コロナウイルスの影響で深センを初めとした海外で挑戦する若者のためのシェアハウス・リバ邸深センが撤退のリスクに晒されています。
このままの状態ではあと2ヶ月が限界の状態であり、皆様に助けて頂きたくクラウドファンディングを実施することにしました。
申し遅れましたが、リバ邸(リバテイ)深センの管理人の吉川です。
私は、ここ深センで2019年5月に創業し、深センの現地ファンドと一緒に事業を作っています。
昨年12月にはそのファンドと日本の会社との合弁事業の合意に至り、深センの日中合弁スタートアップの株主且つボードメンバーとなりました。
2011年の北京留学を契機に将来中国でビジネスをする決意をしたので、学生時代からの目標に向けて着実に進んでいます。
また、昨年8月にはクラウドファンディングで資金を募り、深センで唯一の日本人が運営するシェアハウス兼ゲストハウスを立ち上げました。
また訪れたことがない方が多数いらっしゃるので、リバ邸深センと深センの紹介をさせてください。
実はリバ邸自体、CAMPFIRE代表の家入さんが7年前に六本木で始めたシェアハウスです。
リバ邸深センはリバ邸の深セン版であり、リバ邸グループに属しています。
実際に滞在された方からヒアリングしたリバ邸深センの特徴を下記の通りです。
2017年から巻き起こった空前の深センブーム。
日本のスタートアップから大企業までが深センを視察し、学び、帰国していきました。
しかし、文化や言語の壁が原因で表面的な理解で終わり、帰国後のアウトプットに繋がらない会社を見てきました。
せっかくシリコンバレーの深センに来て日本に還元できなければ勿体ないと個人的に思います。
だからこそ、リバ邸深センを利用される方には現地に住んでいるからこそ伝えられる情報を最大限にインプットしていただき、
「日本であればどのようにビジネス化していくのか?」
などの議論を交わしていきたいです。
街全体が合理的であり、ビジネスを作り出すことが得意な商業都市です。
一方、「来了,就是深圳人(深センに来たらあなたも深セン人)」というキャッチフレーズがあります。
これは、出身地、国籍、性別、学歴などのあらゆるバックグランドを受け入れる土壌があることを意味します。
もちろん日本人のことを快く受け入れてくれる個人や企業は多数あります。
前回のプロジェクトはこちら。
https://camp-fire.jp/projects/view/179595
2019年9月から正式にスタートし、深センの日本人コミュニティ内での浸透度は着実に上がりました。
日本から深センに視察しに来られるスタートアップの方々の憩いの場にもなりました。
リバ邸深センにこられた人同士でビジネスが生まれたこともあれば、知り合った人同士が日本でも集まっていることもあります。
同じ屋根の下で火鍋をしたこともあれば、深センの歴史や経済、スタートアップの状況などを真剣に話し合ったこともあります。
自分の思いを形にしたコミュニティーがこんなにも温かいものになるなんて予想以上でした。
嬉しいことに、CAMPFIRE代表の家入一真さんや株式会社リバ邸代表の片倉さんからも
「リバ邸深センは面白い人達がたくさんきている!」
と高評価頂いています。
また、リバ邸深センは私一人で住んでいるわけではありません。
本来どのようなメンバーで構成予定だったかというと...
昨年9月から深セン大学に留学している日本人留学生。
今年2月中旬から新しく深セン大学に留学予定の3名。
そして深センの日系企業で働く1名で構成される予定でした。
内2名は実際に深センへ下見兼体験入居でやる気満々。
それぞれ深センでやりたいことが明確。
正直みんなで一緒に生活できることにワクワクしていました。
ここまではよかったのですが...
しかしまさかの青天の霹靂!
容易に想像できるかもしれませんが...
リバ邸深センは決してお金儲けをするために立ち上げたわけではありません。
深センで挑戦したい日本人を支援する場として作りました。
管理人として不動産収入は初めから期待していません。
しかし純粋に私と同じく深センで挑戦する人のために作ったものの、運営上危機的な状況となりました。
チャイナリスクとは昔から言われていますが、一体誰がコロナウイルスを予測できたでしょうか?
既にご説明した通り、日本や韓国、イタリア、イランを含めた世界各地で猛威を奮っているコロナの影響は武漢だけではありません。
私が身を置く深センでも予想以上の大打撃を受けています。
今はコロナで人の往来が激減をしていますが、深センは今の日本にとって学ぶことが多い都市です。
特に工業立国としてかつて世界第2位の経済規模にまで上り詰めた日本がハードウェアのシリコンバレーである深センから学び、それを日本に還元することで、失われた30年を背負う日本を復活させることができる確信があります。
だからこそ深センと日本の起業家を繋ぐハブとなっているリバ邸深センは社会的意義のあるコミュニティと考えています。
既に深セン在住の日本人の利用者が多い状況で、このまま潰してしまうのはもったいないです。
何よりここまで作り上げてきた私個人としても潰すのは非常に悲しい...
そのため、今回は勇気を振り絞り、二度目のクラウドファンディングを通じて存続したいと考えました。
日本語・英語・中国語を巧みに操る現役東京大学のグローバル学生浅野さん
リバ邸に滞在することで、社会・文化・経済・テクノロジー・ビジネスなどの様々な現地情報を学べる機会が増えます。
中国語を話せない短期訪問の場合も、人を紹介してもらったり、観光案内をしてもらったりなどいろいろとサポートしてもらえます。
長期滞在者の視点からも、留学生や現地でお仕事をされている方にとっても、リバ邸を中心としてコミュニティが形成され、交友関係を広げられることは非常に価値があります。
海外生活で交友関係を広げるのは多くの人にとって難しく、海外で孤独に過ごすというのは不安でしょう。
リバ邸深圳が、深圳在住日本人たちの心のオアシスであり続けて欲しいと願うばかりです。
新規事業のデリバリーサービスの調査に来られたAgentmall代表福田さん
管理人の吉川さんの深センに対する情報量、語学力などが半端ないです。
4日半みっちりと深センをアテンドしてもらいました。
ガッツリと深センを巡りましたが、吉川さん曰く、深センの3割も紹介出来ていないとの事。
また近いうちに来たいと思っております。
リバ邸深センと吉川さんとの出会いは超オススメです!
リバ邸深センの初期メンバーは実は私しかいません。
寂しい気持ちはありますがこれがシェアハウスの宿命。
ここから巣立った方たちは、深センの超一流IT企業に転職したり、引き続き深セン情報を発信し続けたり、帰国後フリーで活動されていたりします。
深セン大学1年のサッカー少年は今は日本から戻れない状態。
リバ邸深センでは同世代と差をつけるためのリソースがあると言っています。
リバ邸らしい本を集めたりや面白い方々を呼んだりした成果だと個人的に感じています。
吉川真人(リバ邸深セン管理人)
京都生まれ滋賀育ち
同志社大学卒業。2011年に1年間北京留学し、将来中国で事業をしたいと心に誓う。
同大学卒業後、ベトナムで3年間人材紹介会社で
法人営業とウェブマーケティング、外部メディアのウェブライターを務める。
2019年5月より深センにて会社登記。
現地ファンドと日本の会社にてリユーステックの合弁事業を作り、
ボードメンバー兼株主として現地向けのマーケティングやAIプロダクトのローカライズ。
チャイニーズドリームを目指して日々邁進中。
深センを始めとした中国の情報をSNSで発信しています。
Twitter:https://twitter.com/mako_63
ゆーた
大阪出身
深センAIスタートアップで事業開発担当
社内オンリーワンの外国人で英語と中国語を駆使して奮闘中
アメリカ、スウェーデンそして深セン合計3回留学経験あり
TOEIC950
吉川のことをいつも「老板(ラオバン/意味:ボス)」と呼んでおり、今回プロジェクトを手伝って頂いています。
Twitter:https://twitter.com/giver_yuta
RIE
日本生まれ日本育ちの日本と中国ハーフの元美容師
中国語初心者レベルから深セン大学留学9ヶ月目でHSK5級を取得
留学中に深センでの美容事業をクラスメイトと立ち上げた経験あり
留学2年目にコロナの影響で深センに戻れずに日本に一時帰国中
今回はプロジェクトのリターンにご協力して頂けることになりました!
まめ(中国駐在員)
日本生まれ日本育ち
新卒で日系企業に就職。
海外出張で、初めて中国に足を踏み入れる。
企業派遣の語学研修を経て、現在中国駐在中。
リバ邸深センの隠れヘビーユーザー。
Twitterでは #まめ中国語 #HSKチャレンジ2020 など、中国語学習者に役立つ発信をしています🐼
Twitter:https://twitter.com/chuzaiina
天才東大生(浅野こうよう)
東京生まれ東京育ちの日本と台湾のハーフ
東京大学教養学部教養学科国際日本研究コース(PEAK JEA)6年生
スタンフォード大学や北京大学留学を経験
深センでは2度リバ邸深センで滞在しながら、BAR MOSAICでバーテン修行
吉川から勝手に「天才東大生」とあだ名で呼ばれている。
Twitter:https://twitter.com/Koyoyo11
BAR MOSAIC
深セン生まれ深セン育ち
深センで日本人が運営する交流型BARであり、ビジネスのハブ的存在。
リバ邸深センに宿泊する方の半分くらいはMOSAICに足を運んでいる二大隠れスポット。
今回はオーナーからのご厚意でリバ邸深センのリターンにご協力頂いています。
コロナの影響で大打撃を受け始めた2月から数カ月分の家賃にあてたいと考えています。
数ヶ月と表現している理由はいつまでコロナによる影響が続くかがわからないからです。
家賃透明化のため、ご支援者様のためにもリバ邸の必要経費の情報を公開します。
1日あたり約5000円のコストが掛かっています。
私が1/3負担をしているとして、残りの10万円×数カ月分をクラウドファンディングで集めたいです。
5000円のリターンをご購入していただければリバ邸深センが1日生き延びることになります。
正直、コロナウイルスの影響でいつまでこの状況が続くかわかりません。
4月初旬時点で深セン大学の開始は不透明です。
8月下旬から深セン大学の留学が再開される最悪のケースを想定すると、7ヶ月分、つまり70万円集まれば確実に存続できます。
前回のクラウドファンディングではおかげさまで快適に過ごせるような家具やスマート家電を揃えることができました。
公言の通りシャオミによるスマートホームは完成しています。
そのため、新しくなにかの設備投資や物品購入にご支援金を利用する予定はありません。
今回も前回と同じく、リバ邸深センに滞在する権利以外のリターンを用意しました。
例えば上記の1日深セン現地サポートのリターンがあります。
私が深センに移住してから、大手新聞社や外資系メディア企業、デジタルハリウッド大学、そしてスタートアップの方々をご案内してきました。
私自身中国語でのコミュニケーションはほとんど問題ありません。
通訳やヒアリング調査にお付き合いします。
特にノーアイデアであれば、「深セン通」になるくらいのインプットを得られるようにご案内します。
いつか深センに行きたいけど、現時点でまだ行く予定がない方向けに「深セン指南書」プレゼントのリターンも用意しています。
2019年に一時帰国したついでに東京で2回、大阪で1回深センに関するセミナーを開催しました。
その時好評だったプレゼン資料をアップデートした私オリジナルのリターンです。
市販の地球の歩き方では深センに関する記述がほぼないに等しく、まともに歩くことが難しいです。
そのためこの資料は深センのことを学びたい方にとっては必ずお役に立てると思います。
(4月7日追記)
深セン指南書は早割、及び通常版が人気で完売しましたので、追加リターンでご購入可能になりました!
また、コロナの影響で暫く深センに来る予定もない方もいれば、日本国内で自宅待機されている方もいらっしゃるかもしれません。
そんな方のためにオンライン飲み会を企画することにしました。
こちらのリターンをご購入して頂いた方々限定で開催する予定です。
最近SNSでもZoomを使ったオンライン飲み会をチラホラ見かけるようになりました。
時代に即した方法でリターンをお返し致します。
ニーズに応じて深センにいる知人も連れていきます。
3月下旬 クラウドファンディング開始
5月中旬 クラウドファンディング終了
6月上旬 リターンに関するご通達
世界中でコロナが落ち着き始めれば、日本と深センの行き来が必ず活発化します。
その際には深センに住む方や視察に来る方は絶えず訪れる憩いの場所にします。
新時代の今、深センは今の日本では切っても切り離せない重要な大都市です。
リバ邸深センが引き続きハブとなっていけるよう、ご理解ご支援よろしくお願いします!
*
本プロジェクトはAll-in方式で実施します。
目標金額に満たない場合も、計画を実行しリターンをお届けします。
最新の活動報告
もっと見る510%達成でクラファン終了!リバ邸深センの存続の危機から脱却できました!
2020/05/16 15:012020年5月15日日本時間24時を以て1ヶ月半に渡るクラウドファンディングを無事に終了することができました!目標金額は20万円に控えめに設定をしておりましたが、初日でその金額を達成し、結果102万224円、目標額に対して510%となりました。終了最後10分前に家入さんから2度目のご支援と、Twitterによるシェアによって心優しい方々に更なるご支援をしていただき、一人リバ邸深センのベランダで興奮していました。下書き作成時にから私の拙文にお付き合いいただき真摯に向き合って赤ペンをいれてくださった方たちや励ましてくださった方、そしてご支援して頂いた方のおかげです普段深センにいるため、日本にいらっしゃる方と物理的に接することができない中、皆様ご協力ありがとうございました! もっと見る
深センで行っている合弁事業を一部シェアしてみます
2020/05/12 00:565月9日(土)はGWの振替出勤日ということを前日に知りましたが、9年前北京留学していた時は5月1日しか休日ではなかったのでしっかりアップデートしなければなりません。と、あまりSNSに今どの様な仕事をしているのか発信をしていないので何を言っているんだ?と思う方もいるかと思います。せっかくなので今深センでどんな事業を作っているのか一部シェアしてみます。深センと日本の合弁事業実はいろんなご縁があり、深センの現地ファンドと日本の下関の企業との合弁事業に携わっています。昨年5月に深センで知り合ったファンドのメンバーから「日本の中古ブランドを取り扱っている会社を探している」と相談を受け、そこからファンドと密な連携を取りながら、市場調査、日本の企業分析を行い、下関で質屋の長い歴史を持っているものばんく社と接触し、昨年11月に双方の顔合わせを行い、12月に合弁事業のための調印式、3月に正式に合弁会社設立することができました。コロナの影響で2ヶ月ほど遅れましたが、急ピッチで事業を作っています。中国で目立つプレイヤーのいない分野今作っている事業の分野はリユーステックです。具体的には中古のブランド品のバッグや高級腕時計、宝石を日本の技術・接客、AI、ビッグデータを駆使して買取り、それらをオークションにて売却するモデルです。日本では「なんぼや」が親しいモデルを作っており、いつも彼らのビジネスモデルやアプリを参考にしています。大黒屋、コメ兵、ブランドオフは中国市場に進出をしていましたが、どこも撃沈しています。世界のブランド品の購入者の3割は中国人が占めているため、中古品は出回るはずですが、日本のようにまだ成熟していません。中国人ですら知っている大黒屋は現地の国営の金融企業の中信と50:50で出資し合弁会社を設立しましたが完全に失敗している状態で、コメ兵もLUX STORYという大型店舗を北京に出していましたが昨年12月に閉店しました。ブランドオフは香港で根強くやっていますが、中国大陸では音沙汰もなく撤退していた始末。そのブランドオフもコメ兵に買収され、経営陣は裏金問題で起訴されています。中国企業も10数社は調べましたが、まだ上場している企業は存在せず、中古車市場ほどの勢いやプレイヤーは存在していません。難しいかと思いますが、この分野に今回風穴を開けるように事業を作っています。なかなか語りきれないくらいハードシングスの連続で、THE 中国スタートアップを体感していますので一皮もふた皮も向けた人になっていけるように頑張ります! もっと見る
最近の深センの光景を見て感じる日本の今後
2020/05/09 00:19ここ最近活動報告ができておらず大変失礼いたしました。コロナウイルスが日本国内で悪化する一方、深センはマスクさえつければ自由に外出や外食することができています。深センで有名な大型ショッピングモールに足を運んでみると、以前のような活気が復活しています。その一方、飲食店や雑貨屋が閉店しているところを目撃しました。しかも1店舗2店舗とかそういうレベルではなく、倒産ストリートと言っても過言ではないくらい連なって潰れています。元々回転率が高く半年以内に撤退するお店も多い中、コロナウイルスによるほぼ2ヶ月の営業活動停止は大きなダメージを与えています。日本でもこれから同じ様なことが発生してしまうことが容易に想像つきますが、不可抗力に対してどのような施策を打ち出してくのか、どのようにリスクと付き合っていくのかを考えていく良いきっかけになるかと思います。斯く言う私はリバ邸深センの運営で身を持って体感しています。他人事ではないです。全く。クラウドファンディング終了まで残り7日間となりました。こちらの活動報告をご覧頂いた方、是非一緒に生き残れるように行動していきましょう。PS写真たくさんはりたいのですが、ネットの調子が悪いようで貼れないです。Twitterでは毎日現地の真面目な話から小ネタ話まで投稿していますので、ぜひご覧ください!https://twitter.com/mako_63/status/1256885256486961153 もっと見る
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