外出自粛の週末。例年にないほどの桜の満開に合わせた雲ひとつない快晴。しかし、街は人が居なくなったかのような静けさ・・皆さんはどう過ごしていますか?今朝、講読している飲食専門誌のメールマガジンで、ライターさんが「自宅で料理すると自分の下手さがわかる」と書いておられました(笑)飲食業を相手にしていると、お店で食べるプロにはなっても作る機会は減っちゃいますもんね・・。わかりますwさて、そんなことを見越して・・いた訳ではありませんが、クラウドファンディングのリターンに「レシピ動画」を用意していました。先日、NHKの取材の際も、この「レシピ動画」のことを「面白いアイデアですね」と言ってもらえ、しかもこの数日このリターンの購入が伸びているので、「美味しい料理の作り方」は、今、おうちで料理を頑張っている皆さんに必要とされているのかもしれません。お料理動画を先出しできれば、皆さんのお役に立つのかもしれませんが、今このタイミングではすぐに準備ができないので、私がオーナーから聞いている「料理を楽しむコツ」を少しだけご紹介します。(※このブログを書いているのはハピヒルオーナーの妻の方です)1.「道具」にこだわるえっ、そこから!?と思われそうですが、実はめちゃくちゃ重要のようです。私もしばらく野菜の皮を剥く「ピーラー」を、可愛いデザイン重視で選んでいて、それほど不便を感じていなかったのですが、夫であるオーナーから「皮が剥きにくい」「切れ味悪い」とブーブー言われていました(気に入っていたのに・・)。先日ついにそのピーラーが壊れ、新しいものを購入するときにお店で使っている「貝印」の業務用ピーラーにしてみたら・・すごいんです・・!スルスル剥ける!力が要らない!!まさに目からウロコ状態でした・・!これだけでも料理の楽しさが違います。プロである以上は道具にこだわれ、というのは夫の持論ですが、ありがたいことに料理系の道具というのは、プロが使うものほどお手頃価格なんですよね。上記の貝印のピーラーは、飲食人御用達のお店で1000円以下で買えます。家庭用はちょっとお高いみたい・・笑 さすが皆さん商売が上手!また、お気に入りのお皿を使う、というのも料理を楽しむ方法によく紹介されますが、これは盛り付けが上手な方向けです。器は料理の洋服、と言われます。未熟な料理に高い器を使うのは、学生が全身一流ブランドのスーツをきているようなもの。お料理初心者は、シンプルで白い器がオススメです。何を盛り付けてもそれなりにオシャレに見えます。私の家庭でのヘビーユーズは100均一の白いプレートシリーズです。食卓がシンプルになる分、お花を一輪挿しで飾ったり、季節を感じる「小物」で食卓を演出するのも良いですね。2.「段取り」をリズムよく、「いただきます」までのチームワークが大事自分が作った料理を「美味しい」と言ってもらえたら、作る方も嬉しいですね。うちのお店のキッチンメンバーも「美味しいものを美味しいタイミングで提供する」ということに常にこだわっています。日々の作業が増えても、炊きたてのご飯を出したい、作り置きじゃなく、あったかい状態で出したい。そんなキッチンメンバーのホスピタリティが、HAPPYHILLの料理の美味しさに繋がっています。家庭で料理を作るとき、ありがちなのが「メイン料理から作る」なのですが、メイン料理を作って空き時間で副菜を作って・・としていると、メインの美味しさのピーク時間を逃してしまいます。いただきます、のタイミングで、メイン料理が「完成する」というのがベスト。それまでに食卓の準備・副菜の並べ方などにかかる時間を逆算し、準備を済ませおくことがポイントです。食卓の準備はぜひ「食べる側」の家族の皆様にもご協力いただきたいですね(笑)そして食べる専門の方は「いただきます」「ご馳走さま」「美味しかった!」の言葉を忘れずに!「食事を楽しむ気持ち」も、大切です。3.最後は「真心」を込める具体的なテクニックや技術は、料理を繰り返していけばそれなりに身につきます。試行錯誤を繰り返していけば、自分に合ったやり方も見えてくるでしょう。しかし、「美味しいものを食べたい(食べさせたい)」という気持ちより「(自分が)ラクをしたい、テキトーでいい」と気持ちが上回ってしまうと、やっぱり料理にもその気持ちが現れてしまいます。時短や手抜きは、家庭においてはものすごく大事ですが(毎日のことですしね!)、家族には美味しいもの、身体に良いものを食べさせたい、その気持ちが何よりのスパイスです。お一人暮らしの皆さんは、「美味しいものを食べる」ということに貪欲になることが上達のコツでしょうか。HAPPYHILLのオーナーも、美味しい料理の作り方のコツとして「結局、最後は技術よりも『美味しくなれ』って思いながら作ることかな」と、常々言っています。料理は、思いやり。外出自粛の日々が、皆様にとって少しでも良い時間になりますように。
連日様々な情報が飛び交い、昨日決めたことを今日また変更しなくてはいけない、そんな嵐のような情報戦が続きます。そんな中ですが、本日は少しだけHAPPYHILLのスタッフ自慢を。これは、今後の人員調整に関して議論をしているところ。背中が頼もしく見えます。HAPPYHILLの方針は「誰の給料も減らさず、誰も辞めさせない」です。なぜなら、HAPPYHILLのスタッフは平均26才。店長はまだ24才です。まだまだこれからの、夢溢れる若者達なのです。今回のコロナショックで、最も生活の維持に打撃を受ける彼らには皆、それぞれに叶えたい夢があります。夢を叶えるための修行の場としてHAPPYHILLを選んでくれました。中には「いつか(自分の店を持つために)卒業するから」と時給で頑張るメンバーもいます。そんな彼らにとって、「どのくらいシフトに入れるのか」は本当に死活問題です。幸い特例措置によりある程度の雇用維持は期待できそうですが、問題なのは彼らにとっての「働きがい」を維持し続けることです。刺激的なメンバー、個性豊かなメンバーは、取りまとめこそ大変ですが(笑)、「このメンバーだから仕事が楽しい!」と、日常的に聞いていました。スタッフに、コロナへの不安を尋ねた時も「お店がなくなることが怖い」「このチームがこんな理由で解散することだけは絶対に嫌だ!」と口を揃えて言ってくれました。経営者としてこれほど嬉しいことはありません。だからこそ、踏ん張りどころなのです。給料が減るかもしれない、、そんな面談を全員にしても皆「仕方がない」「みんなで乗り越えよう」「頑張ります」と、次々と新しいアイデアを出してくれます。お客様がいない時間は、積極的に床掃除や換気を頑張ってくれています。本当にこの子達の「仕事」を守りたい。福岡市では、外出自粛が延長され、夜の天神などゴーストタウン状態です。福岡市の高島市長からも「特に夜の不要不急の外出や活動の自粛」を強く要請されている段階であり、私たちも、もちろんスタッフもお客様の安全を最優先に考え「外出を控えて欲しい」という思いは変わりません。事態が収束したら、心置き無く楽しんで欲しいですし、何より安全な場所にいて欲しいです。HAPPYHILLスタッフ一同、同じ気持ちです。お客様にはご自身の身の安全を考えて、外出をお控え頂きたいです。「お店が開いているから行って応援しなきゃ」とは思わないでください。いよいよ「お店を開けない」という判断をしなくてはなりません。開店し続けられるかどうかは、繊細な判断が必要ですぐにどうこうはできませんが、近日中に答えを出します。その代わり、4/14が期限のこのクラウドファンディングのリターンを購入する、クラウドファンディングのURLをSNSでシェアする、と言った方法で応援頂きたいです。現在、あらゆる金策に動いていますが、どこも対応が後手になっており、現金が手元に入るのが数ヶ月先になっております。今、このクラウドファンディングをどこまで伸ばせるかが、この4月を生き残るためのハピヒルの命綱となってしまいました。【180万円】に到達できれば、4月の従業員の雇用を守れます。【300万円】に到達できれば、今後営業自粛しても融資などと合わせてなんとかなります。(たぶん)【500万円】に到達できれば、業態変化も含めて次の一手を打つ準備ができます。(ギリギリですが)最後まで応援いただければ幸いです。
本日は、NHK福岡「ロクいち」18:10〜に出ます!https://www4.nhk.or.jp/P3513/コロナショックをクラウドファンディングで乗り越えようとしている、画期的な飲食店!として取り上げていただけるようです!お腹空くこと間違いなし!のお料理映像が盛り沢山です(笑)残念ながら福岡地域限定ですが、ご都合が合う方はぜひ見て、録画して、クラファンページのシェアもよろしくお願いします(色々とやっていたら直前のご案内になってしまい、申し訳ございません)しかしながら、事態はどんどん悪化し、感染者の数も増え、本当にお客様、世の皆様のことが心配です。この自体の中、「お店を開ける」というリスク、それによって感染の誘発になったら、と思うと、お店を開くことにもかなりの決断が必要です。。こんなにも大好きな商売なのに。今日は資金繰りに奔走していました。先日発表されたばかりの「雇用調整助成金」の特例措置。今まで当店は、この助成金が「対象外」でした。早速この特例で対象になるのか、なるとしたらどのくらいで助成金の支給は可能なのか・・藁をも掴む思いでTELしました。しかし、担当者の回答は『No』。飲食店が拡大移転しても、同一法人の売上が昨年同時期と比べて上がっているから、対象ではないのだそうです。。なんということでしょうか。昨年同時期、25席でスタッフ3名だった頃と、56席でスタッフ20名の今とでは、状況が違うことは日を見るより明らかなのに、書類上の規定の判断基準だけで落とされてしまう・・・。なんとかならないのか、と訴えても、助成金の担当者は、平然と「現在、問い合わせの回答に2日以上お待ちいただいてます」「助成金の問い合わせが多く、支給まで通常よりも時間がかかることもある」と言いました。私の周りの飲食事業者も次々と「融資を断られた」という報告があがっています。皆様、これが現場の声です。どんな特例措置が出ようと、いくら金融政策緩和を訴えようと、現場担当者の理解と決断のスピードが遅くては、1−2週間の遅れが飲食店は命取りになってします。小さな店舗では既に廃業を決めた人も出ています。会社としては、なんとしてもこのメンバーを守る方針でいます。しかしこのままでは、打つ手がありません。クラウドファンディングは、本当にHAPPYHILLの命綱です。どうか最後の2週間、拡散のご協力をよろしくお願いします。HAPPYHILL 代表 山田裕介
福岡でも毎年200万人以上を動員する、博多どんたく港まつりの中止が正式に発表されました。この数日でコロナへの危機感が一層増した方も多いと思います。(かく言う私も、志村けんさんの訃報に未だ動揺を隠せずにおります。。)同業である飲食店からは「外出を誘発する」という理由から営業時間の短縮・休業日の増加が続々と決定されております。飲食店として、非常に苦しく厳しい判断を迫られます。他の業種でもそうだと思います。当店の売上の中心であった団体客の宴会は当面見込めないでしょう。特に結婚式の二次会利用などは、年単位でなくなるかもしれません。長期戦に耐え得る対策が必要です。しかし、このクラウドファンディングの場で皆様から寄せられた応援コメントが、確実に私たちを支えております。困難な状況に立たされた時、希望が見えづらい時、不安や恐怖が膨らむ時、、、。たった一言の優しい声かけが、心を強くし自分を支えてくれることを実感しています。「愛ある言葉」の効力は永遠です。皆さまもどうか、ご自身のお身体をお大事に。大切な人を大切にしましょう。こんな時だからこそ、大切な人とお互いに声をかけ合ってください。幸い今はインターネットのおかげで、遠くの人とも家から出ずとも顔を見て話すことができます。今、ここにある“HAPPY”を、ひとつずつ数えて、当たり前の幸せを当たり前に感じ、感謝する。今は、そんな時期なのだと思います。皆様のご支援に、より一層感謝して。
クラウドファンディング、目標金額を達成いたしました!公開からわずか10日ほど。。皆様の熱い応援に心より感謝申し上げます。暗いニュースが続き、先行きが見えない中、皆様から寄せられる一言一言が本当に「希望の光」でした。本当に本当にありがとうございます!目標金額は達成しましたが、ストレッチゴールを「180万」に設定し、期限いっぱいまでプロジェクトを公開する予定です。この「180万円」は、HAPPYHILLの1ヶ月の人件費の額に相当します。このクラウドファンディングで、ここまで達成できれば、ひとまずお店の継続に大きな安心材料を得ることができます。プロジェクトの成功、目標金額の達成、さらなる資金調達のため、ぜひプロジェクトをご友人やSNSにてシェアいただけますと幸いです。▼こちらのリンクをシェアいただければと思います▼https://camp-fire.jp/projects/view/243362それでは、皆さんの期待に応えられるよう、皆さんのお腹を幸せで満たすことができるよう、最後まで全力を尽くして取り組んで参ります!どうぞよろしくお願いいたします。HAPPYHILL 代表 山田裕介