藍濃道具屋の定番、「台湾風」コレクションのインクは、台湾各地方のイメージを元にした色で、台湾旅行を経験した方 々や、これから旅行を計画している方々にインクの色を通して台湾を知ってもらいたい、そんな思いがこもったシリーズです。
【 滬尾 (ホベー)】
藍濃道具屋の創業の地、淡水の古い地名に由来したネーミングです。台北から電車で40分ほどで行けるこの街は、美しい海辺の街。その昔オランダ領だった時があり、異国情緒が残る街並みは若者のデートスポットとしても人気があります。このインクの色は、夕日が西の海に沈むとき川面がゆらゆらと光り輝く瞬間を表現しています。
【 水沙連 (スイサレン)】
台湾最大の湖、日月潭(リーユエタン)は台湾で最も美しい湖と言われる人気の観光スポットでもあります。北側が太陽(日)、南側が月の形をしています。大自然の中にひっそり佇む、日潭と月潭の二つの湖の色彩を表現した”水沙連”は原住民の古い呼び方に由来しています。 湖面に映る森の緑と湖の青色が溶け合ったような色目のインクは浅葱と並んで人気の色目です。
【 合歡藍 (ゴウカン藍)】
合歡群峰の間に位置する武嶺(ウーリ ン )の様子をモチーフにしたインクです 。台湾では車で行くことのできる 最高標高地点であり、遠くの山々がまるで神様を迎えるような心安らぐ静けさを表現した色です。
いずれも台湾の美しい風景をイメージさせてくれます。