こんにちは、NPO法人NICEの「NICE参加応援制度」 プロジェクトチームの山﨑千穂です。新着情報をご覧いただきありがとうございます!
本日は、私がこのプロジェクトに関わる事になった背景やプロジェクトへの想いについて話したいと思います。
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《プロジェクトへ関わることになった背景》
私は大学で児童学専攻しており、社会的養護を必要とする子どもについて学びを深めています。その中でそのような子どもたちが何かに挑戦するチャンスが少ないということを知りました。
「私にできることはないだろうか」
そう漠然と考えていた時にこのプロジェクトを知り、関わらせてもらうことを決めました。
《プロジェクトへの想い》
視野を広げて、新しい一歩を踏み出すきっかけをつくりたい!
初めての場所で初めて出会うメンバーたちと行うNICEの国際ボランティア。
私も最初は地域の方ともメンバーともどのようにコミュニケーションをとったら良いのかわからず不安でいっぱいでした。
しかし、10日間同じ時間を共有することで、少しずつ距離が縮まり、最終日には別れの寂しさから涙が溢れてしまうほど私にとって大きな存在になっていました。
地域の方は人生の先輩としてたくさんためになるお話をしてくださったり、最終日には「ありがとう、また遊びに来てね。」と声をかけてくださったりしました。
普段の生活では聞くことのできない貴重な話を聞くことができ、私の居場所、帰る場所が一つ増えたような幸せな気持ちになりました。
海外や日本のさまざまところから集まったメンバーは、国も年齢も文化もバラバラ。カラフルな彼らと話していく中で、そういう考えや生き方があるんだ!と新しい発見がたくさんありました。また彼らのどんなことにも前向きに努力する姿勢を見て、私も何か新しいことをはじめてみたい!という気持ちが強くなりました。
目の前のことだけで必死だった私は、NICEの国際ボランティアに参加したことで、自分の大好きな場所を見つけ、外の世界にも興味を持ち、新しいことに挑戦することが好きになりました。
私がNICEを通じてできた友人に国際ボランティアに参加して何がよかった?と聞くと、
『大学では同じような学力、似たような考え方の人が集まっていて、それが当たり前になってくる。でもNICEの国際ボランティアに参加して、当たり前の考えが当たり前でないことを頭じゃなくて体験として実感できた!』
と言っていました。
本当にそうだなと私も思います。NICEの国際ボランティアに参加して、今まで知らなかった考えや世界を知り、視野が広がり、選択肢が増えました。そして、新しいことを始めてみたい、挑戦してみたい!という気持ちになり、今でもNICEの活動に参加したり、子どもに関する活動を続けたりしています。
NICEの国際ボランティアに参加したから、今の私がいます。
昔より今の私が大好きで、参加してよかったと心から思います。
だから、誰もがこのNICEの国際ボランティアに参加できるようになってほしい。
このプロジェクトで視野を広げ、新しい一歩を踏み出すきっかけを作りたい。
あきらめるという選択肢がない世の中を作りたい。